防火水槽 109 ■ 東成区東今里3-17-5
今回のも現役バリバリではありますが、余生ですな。
色調、階調ともに環境に溶け合って何とも収まりのよい状態でそこに佇んでいました。第109号は見ての通りポリバケツや水道の蛇口を従えて日々活躍している風情です。が、どうも“防火”という目的でそこに存在している感じではありません。その感じ、町工場の手洗い場として使われている様で、貯水機能を生かしたまま余生も大活躍しているといった感じです。
今まで見た中で妙に頼れる存在って風に見えるのですがどうでしょう? ただちょっと水漏れしているところに同情してしまいますが。
(於:東成区) その使い勝手の良さからここへ運ばれてきた感じがあるな。
※追記
同じ日、同区でこんな物件も見つけました。「お、これも防火水槽やろか?」とあれこれチェックしてみまたが、小振りすぎる上、水抜きの穴がどこにも見られなかったので防火水槽に認定しませんでした。異議ある方、おられましたら理由と共にお知らせ頂ければさいわいです。
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コメント
上記の防火水槽、遠目には風呂桶みたくも見えます。
水道管といい、DIYっぽくて、まるで後進国の一枚のようです。
昔、石造りの手洗いの流し台がありましたが、あれまだ製造販売してるんでしょうか?(うちで使ってました。)
下記のコンクリートの塊は。
バケツにコンクリを流し込んで作った重しのように見えます。
余談ですが、うちの母は戦時中、バケツリレーの訓練をやらされてて「こんなんで消せるかいな。」
て思うてたとのことです。
焼夷弾が雨あられでは無駄ですね。
投稿: わい | 2013年3月 9日 (土) 02時04分
ホント現役感がバリバリ漂っていますね
やっぱり下の部分は欠けてるんですか・・・
建物とも見事にマッチしてます^^
追記は納得です。
ただのバリケード石代わりぢゃないですか
投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年3月 9日 (土) 09時48分
●わいさま
>>まるで後進国の一枚のようです。
…“後進国”ですか。今は“発展途上国”と言わんと…ね。
でも確かにそういう風にも見えるか。どことなく昭和30年代っぽい空気がこの場にありました。
石やコンクリ、タイル製の洗面台って…そう言えば少し前、ネットで見たことありますわ、新品で。まだ作ってるとこあるねんなぁと驚いたことを思い出しました。
戦争の火がバケツで消せるか…思ても口に出せん日々はイヤですね。同様に「竹槍で飛行機が落とせるか」と思た人たちも多かったはず。そんなことする時代は来なくても、言いたいことが言えん社会にはなってほしないもんです。
● 阪南市テクノ森田さま
下部にヒビが入っているのか、水漏れしてるのが気がかりです。まぁそれも味のうちでしょうが。
しかし何でまたこんなでかいバリケードを置く必要があったのかを思うと、またこれが「?」です。邪魔やないんでしょうかね。
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2013年3月13日 (水) 16時22分