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2013年2月21日 (木)

“おくりものに たばこ”

 まぁ、まだ時折見かけるコピーではありますが。
Okurimono1 Okurimono2
 平成になって四半世紀という今となっては何と違和感のある看板なんでしょう。この様にせっせと喫煙者増やしては税金を吸い上げていた時代があったんやなぁ…は穿った見方ですな。
 大人は喫煙するのがほぼ当たり前やった時代には“おくりもの”とまではいかんでも、ちょっと街中で他人に親切にしてもらったりするとカバンからたばこ出してお礼として一箱渡すという習慣みたいなもんがありましたけど、喫煙者激減の今ではそれはできん訳で、このようなシチュエーションの時に何を渡してお礼としたらええんかと思う時がありますわ。けど、考えてみたら「お礼せんならん」と思うほど他人に頼んだり助けてもらったりせんでもやっていける便利な時代になってるわけでもありますな。ちょっと味気ない気もしますが。あ、言うときますけど、“お礼にたばこ一箱”は私が子供の頃によく見た光景で、自身が成人した頃にはもうすっかりなくなっていました。

(於:八尾市) “おくりものに”の書体が、泣かせるなぁ。

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コメント

山本龍造さん

そーいえば、うちは自営だったんですが、月一資材を納品してくれる運転手さんに、父親はセブンスターをひと箱いつも渡してましたわ。

そんな習慣思い出しました

投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年2月22日 (金) 08時40分

  「煙草は区内で買いましょう」なんて標語もあったように記憶してますが、ついに自宅周辺から煙草屋さんが消滅しました。

 南港通りを渡ればコンビニや自販機をもあるのですが・・・。

 吸える場所が無くなり、買える店まで無くなっても、今更禁煙しても延命効果は無いに等しいし。

 越境してでも仕入れている昨今です。

投稿: 戦後派 | 2013年2月22日 (金) 08時58分

私も幼いころ、父の誕生日や父の日のプレゼントにはたばこを贈っておりました。
その後、父が禁煙した頃には私の小遣いも多少上がり、ゴルフボールになりました。
愛煙家の方々からは、副流煙のプレゼントだけは勘弁願いたいと思う今日この頃です。

投稿: あやさ | 2013年2月22日 (金) 09時37分

 “向こう横丁のタバコやの 可愛い看板娘 年は十八 番茶も出花 愛しじゃないか”…もうコンな♪誰も知らんワナ(笑)

<防火訓練>指導のお礼に消防署員に煙草Ⅰカートン渡したら大層喜ばれた時代もありました(汗)

今はコンビニ店員の「年齢確認」に45歳のおっさんキレて器物損壊!…ソンナ時代ですワ(涙)

投稿: 難波のやっちゃん | 2013年2月22日 (金) 12時52分

もうとっくの昔にタバコをやめた知人の話です。お誕生日だったか父の日だったか、お子さんがタバコ1カートンを買ってきてプレゼントにしたときのこと、その人の奥さんが「あんた、毒買うてきてどうすんの」。
ちょっときつい言い方ですが、確かにそうかと。
そういう私は毒吸い男。

投稿: ぽんぽこやま | 2013年2月22日 (金) 22時24分

灘波のやっちゃん様へ。

その歌、知ってます。
今、歌うてみたんですけど、節もちゃんと思い出せました。

なんちゅう事ないんですけど、お知らせまで。

投稿: 名無し | 2013年2月22日 (金) 23時11分

 名無し様へ ご存知でしたか(笑)
<節もちゃんと思い出せました>

私もナンで昭和12年の流行歌(岸井明・平井英子)を知ってるかと云いますと、悪ガキ時代の昭和36年に佐川ミツオと渡辺マリがカバーしてたから(汗)

追伸 
“名前”をつけて頂いたら嬉しいのですが…

投稿: 難波のやっちゃん | 2013年2月23日 (土) 10時29分

灘波のやっちゃん様。
そうでしたか。
愛しじゃないかを、イカスじゃないかと歌うてはったんも、それで納得できました。
ありがとうございました。

名前の事ですけど、「おから頭」ちゅうのん候補に上がってますねんけど、根が飽き性と云うか、新しもん好きというか、すぐに変えとうなるやろうなぁと思うんですわ。
で、もうちょっと名無しで失礼させていただきます。

投稿: 名無し | 2013年2月23日 (土) 13時04分

●阪南市テクノ森田さま
そうそうそんな感じですね。他にはバッテリー上がりの時にコードつないで電気もらった時とかに渡すという様な感じです。

●戦後派さま
そういう標語ありましたね。「たばこは○○市内の店で買いましょう」と茶白い日よけみたいな暖簾みたいなもんに書いてあったのを思い出しました。
しかし何です、喫煙者には生きにくい世になったもんですね。

●あやささま
父親にたばこのプレゼントですか。あぁそう言えば昔はそれも普通やったですね。今ではかなり考えられんことの様に思います。
しかしホンマ、他者のたばこの煙はカナンですわ。「健康上堪忍してください」と言うよりもう、やっぱりニオイが嫌でね。子供の頃は「ええニオイやなぁ」と思たもんですが。

●難波のやっちゃんさま
…そんな歌あったんですね。知りませんわ、全く。
「コンビニの年齢確認」と言えば酒類もそうなりましたね。もう見るからにおっさんな風情の人にもタッチパネルで「はい」を押せというのもナンダカナーとも思います。もちろんキレませんが。

●ぽんぽこやまさま
その奥さんがいちばん毒吐いてますな。
まわりはドンドン禁煙してはりますわ。最近では吸ってる人間の方が「へぇ、吸うてはりますんか」って風に見られる様になってきましたね。

皆さんコメント有り難うございました。

投稿: 山本龍造 | 2013年2月25日 (月) 18時33分

考えてみれば、昭和の頃、すなわち「日本専売公社」の時代には、喫煙が、成人の必修科目でしたよね。

投稿: んもえラド | 2015年5月29日 (金) 15時34分

●んもえラドさま
はじめましてこんにちは。ようこそアホげへ。
ホンマその通り。今となっては男性喫煙率70%とか考えられません。今では「あの人まだ吸うてはんねんて」てな状況ですが、そのうち飲酒も何となくカッコ悪い行為に見られるんやないかと危惧しています。そうならんこと祈って。

よければ今後ともよろしくお付き合いのほどを。
コメント御礼でした。

投稿: 山本龍造 | 2015年5月30日 (土) 07時34分

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