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2013年2月23日 (土)

錆サビ看板にあるお店が現存していて安堵するこの感覚。

 昔ながらの一角にやっぱり、あるあるって感じ。
Tooda1 Tooda2  錆サビの看板がええ具合にトタン葺きの木造車庫に溶け込んでいます。スレート葺きの出っ張り部分にコンクリごみ箱もええ味出してますわ。ここに白熱球の外灯が点くとますますええ感じ…と思いましたけど、クルマが潰してますな。
Tooda3 しかしながら、こういう看板を見ると「あぁ、昔こういうお店があったんや」という郷愁を覚えるもんで、何や勝手に看板だけ残され、その企業なり店はもう現存せんもんやと思い込んで見てしまうもんですわ。これもそう。「そう言えば地元の時計屋さんで腕時計を買ってもらったけど…あれはどこへやってしもたんやろ」。
 などとしばし数十年前のことを思い出しながら先へ進んでおりますと…「あ、あのお店やん」。
 写真にある通り、そのお店は現存していました。別にこのお店を贔屓にしている訳でもないのになんか嬉しいこの感覚、何か不思議です。どんな業界でも個人商店は大変な時代やから余計にそう感じるのでしょうか。妙に安堵して、小旅を続けたのでした。

(於:東大阪市、八尾市)人気ブログランキングへ しかしよくここまでクルマ密着できるなぁ。

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コメント

古き良き時代の商いですね

今のようにカテゴリーキラーってもんはなかったので、人間関係と信用だけでモノがそれなりに売れていた時代。

そんな時代を覚えているもんにはホント懐かしく感じますわー

投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年2月24日 (日) 09時19分

 駅前一等地で健闘(?)してはる此の時計店…商店街は店仕舞いしてるトコ多いです。

入学や就職祝いに時計貰った頃が懐かしィ…今はスマホが喜ばれるか…

同名の時計眼鏡店が高安にありますね。

投稿: 難波のやっちゃん | 2013年2月24日 (日) 19時53分

●阪南市テクノ森田さま
信頼と付き合いでものを買う時代から価格で買う時代へ…「昔の方がよかったな」と思う人はいっぱいいると思いますが、というても世の中の流れは変わることなく息苦しい方向へ進んでいる気がしますわ。何やかんや言っても我が自身、価格で店えらんでるしなぁ…ええかげんなこってす。

●難波のやっちゃんさま
高安にもありますか…何でも知ってはりますね。しかし何です、どこも駅前商店街はちとさみしい状態になってますが、街中でもクルマで行ける大型店舗の時代なんですかね。さみしなってきました。

お二人ともコメントおおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2013年2月25日 (月) 22時42分

腕時計がまだ貴重品だった頃、近場の時計屋で買うのが普通でしたね。
機械式時計しかなくて自動巻、防水、カレンダー付きがトレンドでした。
21石ぐらいが普通で24石モデルは高級品でした。

自動巻から電子時計へ
やがてクォーツ、デジタルへ。

精度も軽さも安さも今とは比べようもないですが、あの頃は夢がありました。

逆に誰でも何本も持てるようになりましたが。

投稿: わい | 2013年3月 1日 (金) 13時50分

わいさま
>>自動巻、防水、カレンダー付きがトレンドでした。
そうですね。自動巻…私がいま使ってるヤツもSEIKOの自動巻です。正確さはクォーツに劣りますが、やっぱり針の動きと音が…ええんです。
ほんま時計は安なって値打ち下げましたね。「こんなもんに時計イランやん」なもんにまで時計が付いて…
余談ですがファクシミリに入ってる時計って、何であんなに狂うのか…なんぼ安てもこんなんはカナンです。

コメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2013年3月 1日 (金) 16時08分

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