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2013年2月13日 (水)

一泊二食付5,000円。六甲山にあるホテルにて、雑感。

 六甲山にあるホテルで一泊してきました。
 ここのホテルではこの時期、“一泊二食付き5,000円”という格安プランを設定してはることをうちのひと発見。そこらへんのビジネスホテルの朝食付き以下のビックリ価格に「行こや」と即決。阪急六甲駅から送迎バスに揺られて到着しました。
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 まずはバーへ。「ワインにカクテル…山本龍造には似合わんな」って?ほっといて。日頃都心の谷底生活してるモンには、こういう開放的な視界を目の前に洋酒でリフレッシュというのも必要なもんです。ま、あいにくの雨でガラスが濡れて、もわもわの夜景しか見ることができませんでしたが。
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 夕食には和食を選びました。「せっかくやし神戸の夜景見ながら灘酒呑むのがええか」ということで。
 で、お酒を選ぼとメニューを見れば、4つの銘柄が。桜正宗福寿はわかるとして“山田錦”と“不立文字”、このふたつがどこの醸造元のお酒なんかわかりません。そこでホール係の男性(30〜40歳くらいか)に気になった“不立文字”を「このお酒は、どこのですか?」と訊きますと「すべて灘の酒でございます」。ま、そらそうでしょう。「いや、そやなくて、どこの会社のお酒ですか?」と訊き直しますれば、即答「覚えてません」とのことでした。…そうなんか。
 どこのか知らんお酒を頼むのもどうかと思いましたので、結局“桜正宗”と“福寿”を燗で頼むことに。先のホール係の人が徳利を二本持って来られ「これは電子レンジではなくお湯で燗しましたのでアツアツの熱燗にはなっておりません」とわざわざ説明してくれはりました。
 美味しかったぁ、灘酒も旨かった。部屋に戻り、ネットで先の銘柄“不立文字”を調べてみましたら、太田酒造/灘千代田蔵のお酒。関西ではほとんど流通していないこの蔵のお酒やったと知ると…呑んでみたかったなぁ。どこの蔵の酒か覚えてはれへんかったお陰で…残念が残りました。
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 残念な気分を抱えたまま眠りについて朝、カーテンを開けますれば一面雪景色。雨が雪に変わってたとは…嬉しな。展望デッキから見える港の景色もなんともドラマチックな光線が降り注いでかっこよろしいですわ。
 そんな景色を見ながらバイキングスタイルの朝食をたっぷり食しますれば、昨夜の「ん?」もどっかに吹っ飛びました…ウソですが。しかし何なんでしょうか、旅先では朝からかなり食べるのは。ま、ケチ根性が顔を出すからなんでしょう。
 六甲山にあるホテルでの“一泊二食付5,000円”の旅。話題もできて充分楽しませてもらいました。また行こかな。今度は“山田錦”のことを訊いてみよっと。

(於:神戸市灘区) そのホテル、“人気ブログランキング”のカテゴリ“近畿”で、ライバルや。

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コメント

白鹿「山田錦」でしょうか?

投稿: あやさ | 2013年2月14日 (木) 08時45分

一泊二食で5000円??すごいっ

実は六甲山のホテル、結婚式の候補にもあげてました。

20年前の話っすが・・・

雰囲気ありますよねー

ただ山本龍造さん、酒代が随分掛かったのでは(^_^;)

投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年2月14日 (木) 08時52分

桜正宗 不立文字 山田錦 福寿

酒に正宗が多いのは刀の正宗から拝借してるんでしょうか。
錦 福寿は解りますが不立文字は???

話はガラリと変わりますが、さきの金杯のコメントはケータイ屋のデモ機からカキコしました。
機種変した方が使用料、安なる、おかしな現象が起こっています。
もちろん、通話をガンガンやれば、とんでもない料金請求されますが。
ネットをやる分には。

去年の夏モデル、sony xperia GX
というのを買います。
最新機種はクアッドコア.5インチフルHD液晶.大容量メモリ
xperia GXはデュアルコア.4.6インチHD液晶.1GB+16GBメモリ
GXでも充分使えます。
高い最新機種を買っても1年で陳腐化するし。

投稿: わい | 2013年2月14日 (木) 15時38分

六甲山上も趣きありますね。
ついつい六甲北の有馬に意識が行ってしまいますが、灘酒に酩酊した酔眼で雨に烟る下界の様子を俯瞰するもの味わい深いですね。(六甲山上もいつのまにか小綺麗になってしまったのが残念です。)

投稿: FUZZY | 2013年2月14日 (木) 20時54分

お若いホール係りの方 知らんのも無理はない。

「不立文字(ふりゅうもんじ)」…禅の言葉で“以心伝心”とのこと。
「太田酒造」…江戸城(千代田城)を築いた“太田道灌”の末裔らしい。
昭和35年に滋賀県草津から灘に進出したものの、組合の意向で永らく神戸では販売を許されなかったらしい。
福井県産酒米“五百万石”を原料とし“能登杜氏”が醸す。

阪神間で60年暮らしてきた私も今回初めて知りました(汗)。

投稿: 難波のやっちゃん | 2013年2月14日 (木) 22時57分

わい様
日本酒に「正宗」が付く銘柄が多いのは諸説ありますが、有力なのは、以下の説のようです。
現在の黄檗宗という禅宗の一派が、かつて自分たちの宗派が正当な臨済宗だという意味で、「臨済正宗(りんざいせいしゅう)」と名乗っていたことがありました。
その正宗の部分が清酒と読み方が似ているところに由来するということです。

投稿: あやさ | 2013年2月15日 (金) 12時32分

●あやささま
“白鹿”のことやろと思て訊かなんだですが、西宮の酒を選ぶかなという気がしてきて他社のモンではないかと思たりしています。

●阪南市テクノ森田さま
ビックリ価格でしょ。で、何ですか?あのホテルで結婚式を考えてはったと。そらよろしいですね。そしたら20年ぶりでどうですか。ふたりで10,000円也…って、平日には無理な話ですかね。
で、酒代。
確かに高いです。「一合1,000円なぁ」って感じ。ですが、ここでも優待使ったりして安くなりました。

●わいさま
“正宗”はセイシュウで清酒。名刀の切れ味を酒のキレに当てたんやないでしたかね。とはいえ、“正宗の元祖”と言われる櫻正宗のHPにはちと違う説明がありますので、諸説あるんでしょう。
“不立文字”は“禅の根本を示すもの”とwikiに書いてありましたが、なんのこっちゃって感じです。他所には“仏教の真理(悟り)を、文字として表すのは、とても難しいということ”との説明がありました。
で、何ですか、ケータイのデモ機から書き込み頂いたと。それはそれは。機種にしても価格プランにしても私はさっぱり疎くて…すんません。

●FUZZYさま
どうも大阪に住みながら神戸に縁がなくて、六甲山に行ったのもまだ数回目でして。しかしほんまここからの眺めがこんなにええ感じやとはと知りませんでした。広がる埋立地の工場地帯を見ながら「こんなとこに津波来たら大変なことになるなぁ…」と思たんですが、そんなこと以上のことが2年前に起こってしもたわけですが…何かあんまりそれ以前と以降とでは風向きは変わらんもんやなぁと感じています。

●難波のやっちゃんさま
“知らんのも無理はない”けど、何で「調べてまいります」と言わんかねと思いましてね。ま、一泊二食付5,000円なりの対応ってことなんでしょう。
“灘の生一本”って付けば売れた時代には地方蔵の灘進出が色々ありましたけど、今では太田酒造と田端酒造と宝酒造くらいしか残ってませんね。で、「神戸で売ったらダメ」という話は、私も近年、どっかで読んで知りました。何とも言えん独特な業界なんやと思ったもんです。
その太田酒造/灘千代田蔵のお酒、以前は堺筋本町にあった『明治屋』にて売ってました。あと、北浜にある酒屋の立ち呑み屋“ZENIKO”で“千代八千代”が呑めます。

皆さんコメント有り難うございました。

投稿: 山本龍造 | 2013年2月15日 (金) 14時00分

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