初釜に招いて頂いてあれこれ。
今日は、初釜。
いつものお稽古場で恒例の初釜に招いて頂きました。
例年以上にスムーズにことが運んでいいお茶会やったなぁと思いつつ、何で正月らしい厳かな雰囲気を感じなかったんやろかと思うこともあって。1月もまだ6日、もっと清々しさを体感できるはずなのに…何でかなぁ。
ま、理由はあんなことこんなこと複合的にあるみたいですが、結局言えるのは“これが2013年の初釜”という事実。茶の湯という変わらない様に見える世界でもやっぱりこの時代の空気というのもは確実にその場に流れているということですかね。「昔は良かった」と言いたくなくても、ちょっと「何かを置き忘れてきてるんやないんかなぁ」と思ったり。あかん、語ってるわ。まだまだ何も解ってへんくせに。
…などと朧げにあれこれ考えつつ帰路に。途中立ち寄ったところでちと散歩、そこに「おっ、新型か?」という車輌を見つけましたので、以下おまけ。
近鉄の高安車庫にこんな車輌がありました。ええ色やし角張った顔もなかなかインパクト大で近鉄な泥臭さが微塵もない…って、近鉄の特急車輌は案外どれもシュッとしてますか。
調べてみますれば2013年3月デビューの観光特急“しまかぜ”というヤツやそうです。低鉄分な説明ですんませんな。
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コメント
学生時代、伯母がやってた関係で初釜の記録係で呼ばれてたのを思い出しました。
綺麗な「おねぇちゃん」を期待して参加していたのですが・・・。
お蔭で「門前の小僧~」、「お点前」はできませんが、今でも飲める程度のお茶は点てることができます。
その伯母も引退して「特養」暮らし、高価な道具が茶棚の肥やしに。
アッ!新年早々陰気な内容になりました、すんません!
投稿: 戦後派 | 2013年1月 8日 (火) 09時56分
戦後派さま
初釜に“綺麗な「おねぇちゃん」”いてはりませんでしたか。うちはキレイどころばっかりですけど、心身共に。もちろん年々高齢化は進みますが、キレイどころさは、かわらんもんです。ま、写真は“おっさんばっかり”ですが、これは珍しい図です。
>>その伯母も引退して「特養」暮らし、高価な道具が茶棚の肥やしに。
これですよ。近い将来、高価な茶道具の価格の暴落が始まると言われていますね。茶道具屋さんも、茶道具つくる作家も大変な時代になること間違いなしで…どこも大変やなぁと思います。
お茶は習ってても、家で抹茶を楽しむことは…ないですねぇ。そういう意味では、戦後派さんの法がお茶に親しんではりますね。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2013年1月10日 (木) 09時40分