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2013年1月21日 (月)

京の路地裏、昔ながらの外灯ともる。で、雑感。

 仕事の合間に京都へ納品。帰りしな路地を歩きますれば…ええ感じ。
The_gaito1 The_gaito2  クリアタイプの電球に琺瑯製のかさ…よろしぃなぁ、これぞ外灯、THE外灯ですわ。
 昔はどこの街角にもこの外灯があって、ねきにはスイッチがあって、近所の住人が夕方になったらスイッチを入れに行って…懐かしなぁ。幼少の頃にはこのスイッチ入れるという単純なことでも楽しくて、率先して「点けてくるわ」と行ったもんです。外灯の柱には“ハウスカレー”の琺瑯看板が付けてありました。余談ですけど、その琺瑯看板があるとき落ちていて、それを持って帰って愛でたあと、「滑り台にしよ」と斜めにして滑ったら折れてしもて…あんなことせなんだら、今もコレクション第1号として残っていたやろうになぁ。確か4歳くらいの頃の話です。
 その外灯、その後は蛍光灯になり自動点灯になり…近くに信号ができた頃になくなったかと思います。
 夕暮れにともる外灯…と言いたいところですが、これ、3時半の光景。別に暗かった訳でもないのに点いていました。もったいないなと思いつつも…ええもん見せてもろて昔のこと思い出すことができました。

(於:京都市上京区) このタイプのやつにボール型の蛍光灯付けてあったりすると…興ざめ。

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コメント

電球はLEDだったりして…。

投稿: あやさ | 2013年1月22日 (火) 12時45分

あやささま
いや、クリア球でした…と断言しつつ、きょうび、あのクリア球のLED版も良くできたもんあるんですね。ま、ここんところは、夢を見させたってください。

投稿: 山本龍造 | 2013年1月22日 (火) 13時38分

エジソンが発明した最初の電球は京都の石清水八幡宮あたりの竹を使って作ったフイラメントを使っていたんですよね。
京都と電球がしっくりくるのもなるほどなという気がします。
時は変わって電球がなくなりつつあります。時流を考えるとやむを得ないんですが、こないだLEDに取り替えた街灯、自分が死ぬまで取り替える必要がないかも、とか思ったりします。

投稿: ぽんぽこやま | 2013年1月22日 (火) 18時39分

  国内で白熱灯を作っているメーカーはもう無いそうですね。

 作業机のZライトも熱いので蛍光灯に換えて10年以上になります。

 つぎはLEDにしようかと考えております。

 蛍光灯より寿命の長いLEDだと、小生の場合も2度目の交換は無さそうです。

 ただ、白熱灯用にデザインされた照明器具もあるので数個買い置きしてあります。

 蝋燭形の電球がちらちらしているやつがありますが、偽物はやっぱり味気ない。

 ガス灯やランプみたいに効率は悪くても味わいのあるものは残っているのに。

 白熱灯ではその辺の「伝統」がちょっと中途半端なんでしょうか。

 

 

投稿: 戦後派 | 2013年1月23日 (水) 09時06分

●ぽんぽこやまさま
そうか…そういう意味合いもあって白熱球使ってはるのかもですね。やっぱり京都にLEDは似合わん、です。
それで、そうそう、私もねそれ思うんですよ。あんまり使わん場所の蛍光灯でもそれを思います。何かね、それを思ったとき、ちょっとさみしいなりまして。ちょっと前まで人生無限やと思ってたんですけどね。

●戦後派さま
もうPanasonicも生産ヤメたんでしたか。まだマイナーなメーカーが細々と国内生産してる気もしますが、案外そんなんも海外製に変わってるのかもしれません。最近では蛍光管もそうなってきてますね。

>>ガス灯やランプみたいに効率は悪くても味わいのあるものは残っているのに。
>>白熱灯ではその辺の「伝統」がちょっと中途半端なんでしょうか。

なるほど。そうなんかもしれませんね。中途半端と。
その昔、御堂筋沿いの心斎橋あたりに、うどんの屋台があって、そこで使ってる光源が、“カーバイト”やったことを思い出しました。何度か説明を聞いたんですが、もひとつなんで光ってるのかがわからんまま、その屋台もなくなってしまいました。まだバブルが残っていた頃の話です。

お二人ともコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2013年1月23日 (水) 10時03分

  「カーバイトランプ」20~30年なら釣具屋さんでも普通に見かけました。

 波止での夜釣りの集魚用でしたが、最近では秋のタチウオシーズンともなれば、某有名自動車メーカーの発電機持参の方がほとんどです。

 その昔はラムネの瓶にカーバイト詰めて爆弾作ったりという無茶苦茶危険な遊びがありました。

 ビビりの小生は遠目で観察してましたが。

 カーバイト(炭化カルシウム)ですが水を加えると、水酸化カルシウムに変わるときにアセチレンを発生し、それに点火すると明るく燃えるという仕組みです。

 ちなみに、「ラムネ爆弾」は点火しなくても、発生したガスの圧力で瓶が破裂するという危険極まりない代物ですが、最近ではドライアイスを詰めるそうです。

 最後の部分はオープンにしないほうが・・・。

投稿: 戦後派 | 2013年1月24日 (木) 09時08分

私が小さいとき、玄関にカサ付の電球いうの、よく見かけました。
今や絶滅危惧種。
あの頃は誰もが、近代的でオシャレなものを欲しがっていたんですが。
昭和40代前半にナショナルが出した住まいの家電ガイドの小冊子が手元にあります。
電灯、ポストが一体化した製品が載ってます。
かと思えば和室に合う蛍光灯でカサが木枠に障子紙を張ったものもあります。
(実はこれ実家が分譲マンションに越したとき、備品として装備してありました。昭和49年のことです。)
味わいのある製品でした。

さきのMetsコーラ、CMは自粛して販売は継続中だそうです。早とちりでした、すみません。

よく調べてみると、この発ガン性物質。コカコーラにも含有しているそうです、

日に5、6L飲まないと危険性はないそうです。

投稿: わい | 2013年1月24日 (木) 14時12分

●戦後派さま
そういうのとやったんですね。「ここからな、水入れたら光んねん、カーバイト」って屋台の大将が言ってはって「何で水が燃えるんやろ?」と不思議に思いつつ、ま、そのまま不思議なままにしとったんです。なかなか便利なもんですね…ってまぁ、戦後派さんみたいな無茶な遊びに使わなんだらですけれども。お教え頂きおおきにです。

●わいさま
>>電灯、ポストが一体化した製品
あ、ありましたね。牛乳入れが付いてるのもあった様ななかった様な。
和室に合う蛍光灯傘でそのタイプのモンは、私が習ってる茶道の先生宅にあって、今も使われています。和紙は張ってませんが木製で、欄間みたいな木彫りがしてあります。それもナショナル製です。ほんまもん故か、めっちゃ重たいので、天井にかなりの負担がかかってると思いますわ。
メッツコーラの件、了解です。まぁ私の場合、滅多にコーラ飲みませんのんで、大丈夫そうです。

お二人ともコメントおおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2013年1月24日 (木) 21時13分

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