発泡スチロール突き破って街路樹化したビワの木。
以前にも同じ状態のモンを記しましたので、もうええかとも思いましたが、それでも…やっぱり凄いなぁと思いまして。
ビワの街路樹って、ちょっと変やと根元見ますれば…はは、こんな状態ですわ。
まだ発泡スチロールが残ってるのが不思議なくらいぶっとい根っこがアスファルトとコンクリの隙間から大地に根を下ろしています。いったい樹齢はどんなもんなんでしょうか。私も幼少の頃、ビワのタネを地植えした経験がありますが、ずっと細っちいままで、葉っぱも3枚ほどしか出ませんで、そのうち枯れてしもたんですけどね。
勝手に街路樹化しとりますが、もう今さら伐られてしまうこともないでしょう。こんな物件、けっこうたくさんありそうに思えてきました。
(於:東住吉区) 最初からここにあるのか、デカなって難儀してここに放置したんか…
※類似記事
『発泡スチロール突き破って隙間から大地に根を下ろす木。』 2011年12月 記
『鉢植え卒業。地植え化したビワの木。』 2012年2月 記
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コメント
何時もは植物に驚かされるんですが、今回は発泡スチロールの耐久性にびっくりです。
先日、大阪湾で船からのタチウオ釣りで浮遊する塵の代表が、この白い塊とビニール袋。
UV等で劣化はしても、なかなか自然には還りませんなぁ。
ガラス瓶に手紙を入れて流した時代は、流木くらいしか浮かんでなかったんやろなぁ、と思えば20世紀の後半からの「つけ」は当分残りそうですね。
投稿: 戦後派 | 2012年11月10日 (土) 07時05分
生分解性(土に還る)プラスチックなんてものがあるそうです。
ヒトもやがていつかは土に還る筈ですが、コンクリ詰めで海に沈められた日には…
落葉樹の多い公園や緑道にはコンポスターで腐葉土を作りますが、犬のフンを投げ入れる飼い主が多く困っているそうです…
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年11月10日 (土) 19時23分
●戦後派さま
発泡スチロールの耐久性はですが、私は最近、水洗トイレのタンク内で、結露防止のために使われているであろうそれに「いつも水と接していて、平気なんやなぁ」と感心したところです。
昔はほとんどの物が自然に帰った訳で、その頃は「ゴミは海に捨てましょう」てな看板が町にあったと聞いたことがあります。
>>20世紀の後半からの「つけ」は当分残りそうですね。
…核廃棄物という大問題は、どう解決するんでしょうか。負の遺産を将来の人々になすりつけてはあかんのやないかと思うんですけれど。
●難波のやっちゃんさま
あ、なんか土に帰るプラスチックてあるそうですね。
一戸建て住宅の基礎を流し込む時に地面上にビニール敷いてコンクリ流し込んでますが、あのビニールがその“土に帰る”やつやと聞いたことがあります。それまで「あんなことしてコンクリ流し込んだら、床下湿気るんちゃうの」と思て見ていたんですが。
で、落葉樹多い公園では腐葉土作ってるとは知りませんでした。そらええことですよね。犬の糞を放り込む…「肥料としてええんちゃうか」と思て飼い主の人々はやらはるんでしょうか? だとしたらちょっと気の毒ですね。
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2012年11月12日 (月) 21時59分
はじめまして。
実は我が家でも全く同じ状況でした。
しかし根が縁石したまで食いんで、押し広げてしまったためにようやくレシプロソーで切り倒して、切った枇杷の木はジモティーで欲しい方にお譲りして解決です。
その時の模様はみんなの趣味の園芸にUPしております。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1044515
ただ我が家の場合は、発泡スチロールに枇杷だけではなく、カラタチ・柿が成長してしまい、カラタチと枇杷は切り倒しましたが、柿だけは植えた父の思い入れがあるためにダメ元で移植と、父のほったらかしを私が後始末という感じです…
ブログを読ませていただきましたが、ほったらかしでの植物ジャンボ化は結構あるのですね。
投稿: ukp_sinple | 2023年2月19日 (日) 20時32分
●ukp_sinpleさま
はじめましてこんにちは。ようこそアホげへ。
いやほんまに根っこパワーはすごいですね。徐々に徐々に生長して建物を割ったり傾けたり。石垣とか家屋のそばに木が勝手に生えてきたら愛でずにさっさと抜くことにしてます。
お父上の後始末…ですか。うちの場合は父が亡くなってから数本枯れてしまいました。きっと連れて行ってんやろなぁと解釈してましたけど、ただただ私が世話せんかったから枯れたのかもしれんと思う様になりました。
移植した柿の木、美味しい実が付くと良いですね。
コメントおおきにです。
他にも何ぞ気になる記事あればまた絡んだってください。
投稿: 山本龍造 | 2023年2月20日 (月) 20時35分
こちらこそありがとうございます。
ようやく柿の木をコンクリから引き剥がして、鉢への移植をしてみましたが、琵琶の木の樹勢が強すぎたために、電動レシプロソーの刃を2本折りながら、二日間掛けてなんとかできました。
こちらもみんなの趣味の園芸にてご覧になれます。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1048860
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1049010
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1049021
コンクリまで突き破った植物の鉢移植について、探したものの実例が全くなかったためにダメ元でやりました.
成功すれば先駆者になれるかもしれませんが、かなりの体力仕事だったので、もう2度とやりたくないですね(苦笑)
投稿: ukp_sinple | 2023年3月 4日 (土) 16時11分
●ukp_sinpleさま
こんにちは。貴殿のブログ記事、興味深く読ませて頂きました。あんな木こんな木えらいことになってたんですね。こないなことになるとほんまに難儀なこと。その上で柿を助けようと奮闘してはって…根気よくやってはることに木と父親に対する想いが伝わってきます。
あないな根っこから復活を目指してはるのはすごいことです…って素人判断ですが。うまくいくこと心より願っております。
コメントに報告、おおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2023年3月 7日 (火) 09時49分
おかげさまで何とか芽が出てきました。
こんな短期間でと正直私もびっくりしております。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1054585
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1059881
先週に銭湯へ行くために浅草方面を自転車で走らせていた時に、ある住居入り口に大きな枇杷の木があったのですが、その下を見ると木と全くマッチしていない小さな鉢から生えておりましたので、これも地面貫通かと。
もはや鉢は単なるオブジェの地植えという感じに見えました。
投稿: ukp_sinple | 2023年4月 1日 (土) 17時16分
●ukp_sinpleさま
見せて読ませて頂きました。
生きものの勢いが感じられますね。
そもそもの生命力もあるかと思いますが、柿の木がukp_sinpleさんの思いをちゃんと受け止めてるんとちゃうかと思いますわ。
余談ですけど実家の庭の梅の木と山椒の木の枝が、植木屋さんの剪定時にへし折られてしまい、梅の方はモゲたところをテープでとめてあって、山椒の方はほったらかしにされていたんですが、どちらも折れた先からも新芽が顔を出してます。樹皮さえ繋がっていたら問題ないんでしょうかね。
これからもズンズンと生長します様に願っております。
レス遅なりましてすいませんでした。
投稿: 山本龍造 | 2023年4月 5日 (水) 10時25分