サビ浮くナミイタに 色褪せ気味のブリキ看板 玉姫殿
「結婚しぃま すぅ~♪た~まひめでん」
別に「懐かしぃ」ってほどでもないですけど、やっぱり何とも前時代的な感じしますなぁ。今また和装による式も流行ってきてるみたいですけど、ここに写るは…昔のそれですな。看板をよく見れば、昭和60年頃に作られたものみたいですので、今から30年ほど前に打ち付けられたもんでしょうか。30年前…そんなもんでしょうなぁ。
この看板には“全国60玉姫殿予約…”と書かれている通り、結婚式場と言えば『玉姫殿』な時代があったあった。私が多感な頃は、そのCM耳にしただけであれこれ思たもんですわ。あれよあれよと言ううちにその数減って今では4つを残すのみとか。ここ以外にも“月華殿”とか“平安閣”とか“大和殿”…もっと大昔には「スバルレオーネが当たる」と宣伝していた『高砂殿』とか、あひる出てくるCMで、そのビルの屋上にお城とか五重塔とかが建っていた布施駅前の東大阪『寿楽殿』とかもあったけど…知らん間に聞かん様になりました。
そうそう、いま思い出しましたけど、それらの式場が流行っていた頃って、ゴンドラ使って会場に降りてくるとかそんな演出もありましたね。そっか、あれもバブルやったんですな。
ハデ婚地味婚…それぞれの時代にそれが普通やと思ていても、後になれば「っはは」なこともあって…それで良しですわ。11月22日は『いい夫婦の日』とか。けっ。
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コメント
クラレ白鷺もありましたよね…。
投稿: サルナ | 2012年11月23日 (金) 12時13分
冠婚葬祭~♪
やっぱり結婚式は神社やホテルも頑張ってるし。
「葬」となると大概は急な場合が多いはずやし、おたおたしてたら霊柩車が病院まできてたり・・・。
少子高齢、晩婚(するだけましかも)と業界も大変やろなぁ。
またまた、何か不景気な方に進みそうです。
投稿: 戦後派 | 2012年11月23日 (金) 12時24分
>> 『いい夫婦の日』とか。“けっ。” ってナンですの(爆)
私たちは結婚40年、当時は未だ“一人口は食えぬが二人口は食える”って云われた時代で昭和47年が110万組とピークでした(汗)。
昨今は年70万組前半で推移し、少子化・未婚化・晩婚化で“婚活”なんて流行語がある位。
式場業界も~殿(閣)から外国語にネーミングし建物・様式を工夫する時代です(娘は神社婚でしたが)。
で、本日は“ハレの日”の食卓に欠かせなかった『お赤飯の日』でもあります…
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年11月23日 (金) 13時58分
天満橋の高砂殿では、レスト羅漢ランチタイムをやってましたので、よく通いました。夜も居酒屋になってましたが、広いレストランの中、白いテーブルクロスがかかった四角いテーブルで焼き鳥や枝豆を食べても、もひとつ雰囲気が盛り上がらなかったと記憶しています。もう随分昔のお話です。
投稿: FUZZY | 2012年11月24日 (土) 09時28分
「あのねのね」の歌がCMに使われていた月華殿ってのも…。
♪嫁いでゆきますあの人に、ありがとうお父さんお母さん(月華殿~)
でも、本当に結婚式場ってなくなりましたね。代わりによく目にするのが葬儀場…
これも高齢化の影響でしょうか。
(「月華殿」って漢字、合ってましたか?)
投稿: ぽんぽこやま | 2012年11月26日 (月) 20時49分
●サルナさま
おっ『ク・ラ・レ・シラ サギぃー♪』。よくテレビで宣伝していた記憶がありますねここも。
“クラレ白鷺”と言えばわたし的には、“メナード青山リゾート”もいっしょで…って、副業の割に力入れてるなという点だけですが。
●戦後派さま
結婚式場も新興勢力が幅を利かせているみたいに思いますが、詳しくは知りません。今までなかったところに突然教会風白い建物ができて…あれが今流なんでしょう、きっと。
ま、ほんまこれからは冠婚よりも“葬祭”ビジネスの時代…と思いきや、ここにきて家族葬主流になりつつありで、こっちも新旧入り乱れてたいへんなんやろなと思て見ています。
●難波のやっちゃんさま
>> >> 『いい夫婦の日』とか。“けっ。” ってナンですの(爆)
これはねぇ…いちいち“いい夫婦だね、私ら”と確認せんならん日を作らなあかんという感覚がまず“けっ”で、もひとつは「そんな日作ったら片親しかおらんとこの子が可哀想やろ」とその日のことを否定的に言わはる人のその感覚が“けっ”で。ま、どうでもよろしいんですわ、こんな日。ほなそんな日をネタにすんなって…ほんまホンマ。
で、
>>“一人口は食えぬが二人口は食える”
ですか。うん、これは今はどうなんでしょうかね確かに。「ひとりでもふたりでも食えん者は食えん」かもしれん様な「なんとかなるもんや」の様な。こればっかりは、やってみんとわからんですね。結婚する前に二の足を踏んでしまう気持ちもわかりますが、それでもやってみたほうがええと思いますわ。
>>少子化・未婚化・晩婚化で“婚活”なんて流行語がある位。
私なんかもまったくその部類ですわ。ま、婚活はしてませんけれども。
まわり見渡せば、独身の40代50代の多いこと。これが普通の時代ですね。
11月23日は“お赤飯の日”でしたか…いつの間にか『勤労感謝の日』やなくなったんですね。なんと申しましょうか…とかなんとか。
●FUZZYさま
これまたレアなお話を。その「盛り上がらん空間」…想像しただけで何とも言えん笑てしまいますわ。さみしい。
確か「なんば天満の高砂殿」とCMでは言っていたと思いますが、この社はその後ライブハウス“ウォーホール”をやり、今では美容室とか美容専門学校を運営のかたわら、ウエディング業に再参入をはからはったみたいで…時代に応じて生き延びてはるんですね。なかなかできんことです。
●ぽんぽこやまさま
月華殿…これでオッケーですよ。
お葬式ももうすっかり会館でする様になって、家でしてはるのを全くと言ってええほど見ませんね。そんな中、新興勢力がどんどん会館を建てている様に見えるんですが…ひょっとしたらたいていは互助会系なのかもしれませんが。
いろいろ世の中変わっていきますわ。
皆さんコメントおおきにでした。
レスの激遅、ひとつお許しを。
投稿: 山本龍造 | 2012年11月27日 (火) 10時35分