むかし北生野町1、いま生野西1。
同じ様なネタが続きますなぁ。
見ての通り昔ながら一角。これに白熱球の外灯があれば、もうばっちりって感じ。木製の町名看板は、まぁ割と見かけるタイプのヤツで下には質屋さんの広告。左端に“プール女学院東門前”の文字が見られます。「まだあるんやろか」と思いつつ別の日、プールの東を通れば、ちゃんとそこにありました、質屋さん。何となく古い広告のお店が現存するというのは、うれしいもんです。下にその質屋さんの写真も載せておきましょう。
それから“火の用心”のブリキ看板。これもまぁ時折見かけますが、よく見ると上部に“午後10時は火の元点検の時間です”とあります。そうやったんか…って言うか、昔は10時台にはふとんに入るのが普通の生活やったんやろなぁと思うと…睡眠時間は減ってるなぁと実感。わずか数十年で人々の生活サイクルが変わるって、ちょっとした人体実験の様にも思えますが…って大袈裟ですな。
(於:生野区) 何でいまだに年末だけ「火の用心、カン、カン」と回るんやろかね。
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コメント
“此花”学院が何で“生野”区に在るんやと云う噺はさて置いて…来春“大阪偕星学園”に改称するらしい…
かって源ヶ橋から勝山方面へと流れていた「猫間川」筋沿いの此の辺り、質屋や銭湯が多数残る地域でもあります。
で、校門前の此の質舗と“プール”学院とはどっちが古いんですかネ…株式会社の質屋は意外に多い…
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年11月 3日 (土) 14時00分
難波のやっちゃんさま
やっぱりあらゆる方向において何でも知ってはりますねー。
あの部分にもこの部分にも「へぇ」ですが、猫間川に沿っては質屋と風呂屋が多いと…これ全然知りませんでした。何ぞそこには意味があるんでしょうか? 内風呂率の低さと質屋通い…なんかありそうな。あ、ここらでやめときます。
いつもあれこれお教え頂き御礼です。
投稿: 山本龍造 | 2012年11月 4日 (日) 22時56分