昭和なプラ看板 67 ● キュービクル式高圧受電設備はナショナル
“重電”とまではいきませんが“中電”(?)的なモンを手掛けていたんですね、ナショナルも。
ナショナルと言えば、家電なイメージでこの手のモンはもひとつイメージ湧かんのですが、やってたとは知りませんでした。それでも日立や東芝が持つ信頼感とか安心感がもひとつ持てんもんがあるなぁって感じ…と思って調べてみますと、どうやら近年、製造をヤメた様子…って、未確認な話ですいませんが。
「何でもナショナル」から「経営資源の集中」へということでしょうか。うちにも設置されているガス給湯器からも撤退した様で…パナソニックになって、さてどこへ向かうのでしょうか。
そうそう「何でもナショナル」と言えば、この看板に記されている文字は、“は”を除いてみんな“ナショナル”な書体。あったあった。そんな時代にいろいろと手掛けはたんかなぁ。“多角経営”も…最近あまり聞かんコトバかもな。
(於:東住吉区) “ナショナル”って…こんなロゴやったかなぁ。ずっと見てたら変な感じ。
※関連記事
『何でも“ナショナル”な字体。』 2011年1月 記
『昭和なプラ看板 33 ● 自転車はナショナル』 2009年10月 記
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コメント
「何でも~♪」っと言うか、多角経営とか総合メーカーに対しては、以前の「カップ印」と同じでどれも皆「可も無く、不可も無く」って感じで、イマイチこれって印象は薄いですね。
我々コンポ・ステレオに憧れた世代は、何時かはアンプはどこどこ、スピーカーは何処何処なんて胸を膨らませたもんですが、確かにナショナルは意識に無かったですね。
家電でもモーターは何処何処とか、未だに信じてたりして・・・。
まっ、今までに使った記憶にあるのはパナ・カラーのTVくらいですか。
投稿: 戦後派 | 2012年11月14日 (水) 12時25分
松下はかって大型電算機(今や死語?)製造やエレベーターも販売してました。
結局幸之助さんの鶴の一声で撤退しましたが。
経営の「多角化(シナジー効果)」から「選択と集中」へ…言うは易く、行うは難しですね…
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年11月14日 (水) 15時32分
●戦後派さま
松下幸之助氏の考えは「たとえ後発であっても大量生産して価格下げてええもんを庶民にいきわたらせる」というモンやったみたいですが、その辺が“マネシタ”と言われて「何かオリジナル性の感じない製品の会社」なイメージを生むのでしょうかね。オーディオと言えばテクニクスとかラムサのブランドもありましたが…どうやったんですかね。
●難波のやっちゃんさま
そう言えば「National OTIS」と記されたエレベータもありますが、撤退したんですね。
>>言うは易く、行うは難しですね…
いやホンマ、それはどんなことでも言えますか。理屈だけでは、なかなかうまいこといかんもんです。だからといって、何もせんで沈没するの方が、あかんでしょうが。
お二人ともコメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2012年11月14日 (水) 17時44分