『七ふく』、高津で造られてるとは…
秋の夕暮れ、高津宮あたりを歩いていますと、あ、懐かしいロゴ。
『七ふく』…そう言えば最近テレビCMで見かけませんのでその存在を忘れていましたが…そうか、大阪の会社やったんですね。
「知らんかったなぁ」と思いつつシャッターが閉まってるのが気になるところ。「ひょっとして…」と心配(?)しつつ建物の右奥の方へ行きますれば、嗅覚に訴えるこの香り…それはむかし石切の製薬所みたいな小屋から漂っていた胃腸薬っぽい生薬のそれ!。ここはただの本社事務所かと思いきや、まだこの街の真ん中で造ってるということですね。ビックリです。
帰宅後調べてみますれば、創業の元禄3年(1690年)からこの地を離れずあきないを続けているとか。2012ー1690=322年か。めちゃ老舗。知らなんだ私はやっぱりまだまだ新参モンの大阪市民ですわ。
生薬の香り楽しみつつちょっと先へ行くと『セブンマンション』なる看板。最初「変わった名前やな」程度に流して先へ進んでいたのですが「…セブン、ん?七ふくのそばやからセブンか」と気付き戻って1枚。そう言えば『七ふく7(セブン)』っていう姉妹品もありましたしね。ま、それだけですが、たまたまやない気がしますな、たぶん、知らんけど。
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コメント
ありましたね、お世話になったことはないですけど懐かしい!
正露丸が欠かせないタイプの人間には無縁の薬でしたっけ?
投稿: ぽんぽこやま | 2012年10月13日 (土) 00時38分
確かCMソングは♪和漢薬~七ふく~♪でしたよね。
へ~、こんなところにあったとは!
この辺歩いてて気になるのは「ホテルアルデバラン」ですわ。
看板だけしか見たことないんですけど、高速下のススけた場所にめっちゃロマン溢れる名前やなぁ、と通るたんびにおもてます。
投稿: 雀のお宿 | 2012年10月13日 (土) 01時24分
大村崑の“番頭はんと丁稚どん”『七ふく製薬』の一社提供でしたネ。
当時は単独提供(買い切り)が多かった。
藤田まことの“てなもんや三度笠”も『前田製菓』…
俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!
…子供の頃流行りましたヨ(笑)。
最高視聴率82%…あの頃は大阪の会社もテレビ局も元気あったなァ…
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年10月13日 (土) 10時11分
●ぽんぽこやまさま
っはは。私も“正露丸欠かさん派”でしたわ。ぽんさんも痩せ型ですか?。
でもここ15年以上服用したことがありませんね。かといって七ふくもいらんのですが。
●雀のお宿さま
>>確かCMソングは♪和漢薬~七ふく~♪でしたよね。
そ、これは今もラジオで耳にしてる気もするし気のせいなんかもしれんしって感じです。
♪便秘には~七ふく~♪ってのも、昔聞いた気がするんですが、定かやありません。
>>高速下のススけた場所にめっちゃロマン溢れる名前やなぁ
はは。“ススけた場所”…まさしく。うまい表現ですね。
●難波のやっちゃんさま
“番頭はんと丁稚どん”が七ふく1社提供。すごいですね…って、さすがにこの番組は、リアルタイムでは知りませんわ。
>>最高視聴率82%…あの頃は大阪の会社もテレビ局も元気あったなァ…
何か知らん間に、民放は大阪制作の全国番組ってどんどんなくなってましたね。たとえ制作担当が大阪の局でも、東京で作って…やっぱり大阪のスポンサーに元気がなくなったというのもあるんでしょうか?
ちょっと七ふくも元気なさそげ。“命の母”みたいに小林化することもあるのかと思いつつ、300余年の歴史、そうは簡単に変わらんやろと思たりします。
皆さんコメント有り難うございました。
レスの激遅、失礼致しました。
投稿: 山本龍造 | 2012年10月17日 (水) 10時54分