“明治ビタ牛乳”の販売所跡。
乳業と製菓、合併してひとつの会社になり、マークも変わりました。と言うことは、このマークは先々代のということですか。
シャッター閉まったままの元店舗ではありますが、上部の看板が、往時のまま良い状態で残っています。見慣れた小判形の“日の出に乳”のマークも、平成のいま見ますれば、さすがに古くっさい感じがするもんです…って、そこがええんですけれども。確か“製菓”の方は、この“乳”の部分が“MS”でした。
マークもそうですが、“明治ビタ牛乳”の色合いも何だか懐かしい感じ。「何で?どこが?」と問われれば、それがなかなか説明難しいんですが、その、昔この様な木でできた看板によく使われていた色合いで…そういえば40年ほど前、近鉄山本駅の南口にあった駅名を記した看板もこれ同様やったことを思い出しました。その頃の記憶が、懐かしと思わせるんでしょう。デザインだけではなく、色合いにも時代の流行があるんですね。ま、それだけ。ちょっと今回は(も?)付け焼き刃的記事で…スンマセン。
しかし何です、製糖、製菓、製薬、乳業、飼料、ハムとかその昔はパンとかと…明治、手広くやってはりますな。
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コメント
いろいろとご紹介いただいているお店が、なんとも盛業とはいえないところが痛々しいです。
この地元店舗切捨てのグローバル化は、どう考えても日本古来の商いに喧嘩を売っているとしか思えません。民の下々が栄えてこその政府だと思うのですが、為政者には多くを望めないのが残念です。
投稿: FUZZY | 2012年10月23日 (火) 00時11分
小生が住まいするマンションには、未だに毎朝ミゼット(4輪)で配達に来る牛乳屋さんを贔屓にしておられる方がお住まいの様です。
我が家にも明治のグラスが1個生き残ってます。
流石に「旭日」マークはついてません。
1合から200ml(メートル法施行)になったこ頃の奴です。
ビールのグラスは未だに180mlが主流ですが、話題の左利き新聞でさえ某国では避難の対象とか。
学校名から「帝国」がなくなったり、かと思えば「○○臓器」とか健在だったり(たぶん)、短縮形の「○人」がその某国からスパイされていたり・・・。
複雑な世の中になりにけり(昔は良かった?)。
投稿: 戦後派 | 2012年10月23日 (火) 08時03分
● FUZZYさま
まったくもってその通りやと思います。
“規制緩和”…聞こえはいいですが、あんまり競争競争となると、何や結局時分の首をしめている様なところがあって…
個人商店を応援したいと思いつつ、何やかんや言って、価格で選んで巨大スーパーやネット通販で買ってる自分がいますしね。
グローバル化…その流れは変えられんのでしょうか。
●戦後派さま
未明の牛乳配達…自転車で瓶の音させながらやってくるのは風情あってええんですが、私の近所の場合、細い路地をバックで入ってきて配達しはるもんんで、その甲高いエンジン音に早朝、いつも目を覚ませられた覚えがあります。数年前にそれもなくなりましたが…
で、明治のコップがまだ生き残っていると。
そう言えばある時から、牛乳瓶が180ccに加えて200ccが出始めたころがありました。その頃「高級なんが180、普通のが200」と思てましたが、どうなんでしょう。私、牛乳飲めませんもんで。
「旭日」マーク…アサヒビールのそれは、東南アジアのどっかの国(忘れてしまいました)では、あの昔のマークの方が人気やとかで、CIせんまま売ってると聞いたことがあります。もう20年以上前の話ですが。
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2012年10月24日 (水) 08時19分