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2012年10月25日 (木)

地下鉄ホームの片隅で80年の百葉箱。

 新聞等でも取り上げられてましたから、今さらって感じもありますが…
100yo1 100yo2  時々見かける地下鉄の駅構内の百葉箱。「直射日光も当たらんのに何でこんなもんいるんやろ?」とずっと昔より思てるんですが、平成も24年やというのにまだありまっせと見ておりますれば、いよいよ撤去されるとか。
 この百葉箱の存在理由と歴史は日本経済新聞の記事“大阪の地下鉄ホームに百葉箱のナゾ”に詳しく記されているのでそちらをお読み頂くとして、やっぱり不思議なモンがあるなぁと思ていた人は多かったみたいですね。
 今夏より8駅に残る百葉箱を撤去していっているみたいですので、いよいよ見納め。ここに載るのは御堂筋線、天王寺駅のもの。80年近くホームの片隅で細々と仕事してきた立派なヤツですが、何かなくなってもあんまり「あ!、ない」とならん気もしますわぁ。存在感あるようなないような…不思議な地下の百葉箱。お疲れさんでした。

(於:阿倍野区)人気ブログランキングへ 地下鉄の不思議と言えば、カンカンと踏切音のする箇所があること。地下鉄に踏切はないと思うんやが…

※関連記事:『御堂筋、緑地帯に百葉箱。 2011年6月

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コメント

汚い話で恐縮ですが、昔の各駅には「タンツボ」もありましたよね。柱のネキにひっそりと・・・衆人のエチケットが向上したのか、めっきり目にすることはなくなりました。小生が最後に見たのは、20年位前になります。

投稿: FUZZY | 2012年10月25日 (木) 23時56分

FUZZYさま
あ〜あったあったありましたねタンツボ。白に青い線の入った琺瑯製の。そう言えばタンツボにタン吐いたことってありませんわ。吐いてはる人も見たことがない。思えば不思議な存在ですね。
懐かしいこと思い出させてもらいました。おおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2012年10月26日 (金) 00時41分

いよいよ無くなってしまうんですね百葉箱…

いつも通勤、移動でいつも目に入っていたのですが、取り敢ず西梅田、梅田、堺筋本町、天王寺、淀屋橋… 現物いつも拝んでたりします。 ああ 寂しくなりますね。

投稿: 通りがかりの人 | 2012年10月26日 (金) 02時31分

 “大阪は痰ツボ”と発言した某元首相がやっと引退してくれると喜んでいたら…
尖閣問題で日中戦争も辞さずと勇ましいアノお方が新党結成とか(トホホ)。

で、此の歴史ある「百葉窓」も引退し「センサー」と交替とのこと。

マッカーサー曰く“老兵は死なず、ただ消え去るのみ”と。
最近とみに感度が鈍くなった私もソロソロ“fade away”の時が…

投稿: 難波のやっちゃん | 2012年10月26日 (金) 06時30分

  学校なんかにも必ずと言って良い程、芝生の上に白い祠の様にあって、理科部?の生徒が毎日記録していたりしていたのを見た覚えがあります。

 いまや「アメダス」みたいに全自動でデータを集めるシステムに取って代わって、人力アナログは絶滅危惧種になってますね。

 何かにつけて、人の手の温もりが排除されて行く様な気がしてなりませぬ。

 それと「痰壷」ですが、百貨店の階段の踊り場にもありましたね。

 誰がわざわざそこまで「ペッ!」しにいくのかと思ってました。

 反日で揺れる某国で大量にリユースされていたりして・・・

投稿: 戦後派 | 2012年10月26日 (金) 08時35分

みんな薄っすらと気になってたのですね。
大阪中央区の某所に、多分アメダスの計測機器が置いてるんじゃないかなぁって感じの場所がありますが、百葉箱はなかったような気がします。
ちょっと気になったので調べてみれば、気象庁は既に何年も前から百葉箱での観測をしなくなってるようですね。
地下鉄の百葉箱どころか、百葉箱そのものが消えていくのかもしれませんね。

あ、そうそう、消えると言えば、龍造さんもご存知の三休橋「改源」社横にポツンと設置されているコレカットの自販機、今日見たら無くなってましたわ。
地下鉄の百葉箱と比較するのは何ですが、あの販売機はもうちょっと早く引導を渡してあげるべきだったと感じました。

投稿: 雀のお宿 | 2012年10月26日 (金) 21時13分

さすがにタンツボの接写写真はありませんが、ブログで紹介したものは、「四足つきの上等品」です。
http://photozou.jp/photo/show/437552/157900330
その後平成に入ってからゲットした新大阪在来線ホームで撮影した「工部省」印付のホーローひきの逸品(カラー写真)があるのですが、それはまた後日ご紹介します。

投稿: fuzzy | 2012年10月26日 (金) 23時53分

●通りがかりの人さま
拙ブログにお寄りくださりまして有り難うございます。
これといった恩恵は受けてなくても、何となくそこにあるものがなくなるとなると、やっぱりさみしい気分になりますね。あと数ヶ月…あちこちの駅で、目に焼き付けておきましょうか。

●難波のやっちゃんさま
「大阪をタンツボやて言ったの誰やったかいな?」と調べれば森喜朗氏でしたか。ありましたね、そんな風に言われたことも。
アノお方らの新党…どうなるんでしょうか。
で、やっちゃんさんのどこが感度鈍いんですかね。ここに記してくれてはるコメントは、いつも冴えわたってますが。fade awayは…なしでよろしゅうです。

●戦後派さま
ほんまに“人の手の温もりが排除されて行く様な気が”します。利便性、合理性追求の結果こうなってるんやろと思いつつ、人の温もりをうっとしいと思う人々の気持ちがその奥にあるのかもしれんなとも思っています。
“痰壷”は、確かに百貨店の階段踊り場でも見かけた様な気がします。赤十字病院にもあった様な…って、それは以前の病棟のイメージから来る想像かもしれませんが。

●雀のお宿さま
確かに百葉箱自体が、もう不要なんかもしれん気もしますね。何や味気ない気もしますが。
で、カイゲンの“コレカット”の自販機のことですが、あれ、関係者から聞いた話では、自動車にぶつけられたか壊されたかなんかで撤去したそうです。さみしいより痛々しい話です。

●fuzzyさま
“タンツボのある光景”、見せてもらいました。そうそう、こんな感じで隅に置かれてましたね。意識されてタンツボを入れて撮られたのかどうか知りませんが、この様に“写ってる”という記録性が、やっぱり写真のおもろいとこやなと思います。
琺瑯製の逸品タンツボのカラー写真も楽しみにしておきます。

皆さんたくさんコメントを有り難うございました。

投稿: 山本龍造 | 2012年10月29日 (月) 11時10分

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