« 琺瑯タンクの余生 23 ● 長野県長野市信州新町山上条‎ | トップページ | 但馬“牛まつり”、“酒まつり”へ。そこでどぶろく“和の泉”に出会う。 »

2012年9月23日 (日)

色とりどり“あいどり坂”示す看板。

 ちと古い話ですが、昨年の春、上町台地東端、玉造あたりでこんな看板を目にしました。
Idoli1 Idoli2
 色とりどりカラフルに『』と記されています。そのポップな風情、そして“アイドル”に通じる響きに「え?、この辺の人が勝手にこの坂道に名前つけてはるねんわ」とけったいななぁと思い、写真を撮ろうと近づきますれば、看板左右に何か、ちっさな字が書かれていますわ。で、何て?
Idoli3 Idoli4 Idoli5
 ちょっと判りにくいですね。何て書いてあるか、左側には

 “豆ちしき:このへんに安威摂津守っておさむらいさんやお愛さんて人が住んでたから「あいどの坂」で「あいどり坂」になったんだって。 摂津名所圖會大成より”

とあり、右側には

“豆ちしき2 ほくちゃ坂、どんどろ坂とか、 かぎや坂とかもあんねんで。”

とあります。ということで、この『』というのは、ホンマの名前やということなんですね。
 調べてみましてももちろんその通り。坂マップにもあいどり坂がちゃんと載っていました。しかしながら…やっぱり何にも知らんなぁ、大阪のこと。
 看板下には201119 H.IH.DR.SY.Tの暗号が…どなたが設置しはったのか知りませんがめだつポップな看板のお陰でちょっと勉強になりましたわ。今もこのカラフルさをキープしているか気になるところ。またもういっぺん見に行ってみるとしよ。

(於:中央区)人気ブログランキングへ 上町台地の坂の名て、法円坂、学園坂くらいしか知らん…かも。

| |

« 琺瑯タンクの余生 23 ● 長野県長野市信州新町山上条‎ | トップページ | 但馬“牛まつり”、“酒まつり”へ。そこでどぶろく“和の泉”に出会う。 »

看板」カテゴリの記事

大阪市中部」カテゴリの記事

大阪ネタ」カテゴリの記事

コメント

 “人生には三つの坂がある”…上り坂・下り坂そしてマサカ!
なんて国民を煙に巻いたソーリーがいました(笑)。

若いころ教習所では坂道発進に難儀しましたが、今やすっかり下り坂・日々“idling”状態です(汗)。

で、自らも洗礼を受けたシモン“安威”殿 千利休の切腹を見届けた程の秀吉御側衆です。
この坂道辺りは今もキリスト教関連施設が多数あります。

彼方此方歩いては“人生下り坂最高!”っと強がりを云ってます(汗)。

投稿: 難波のやっちゃん    | 2012年9月24日 (月) 14時06分

難波のやっちゃん   さま
色々お書き頂いたのに「?」なこと多くてあれこれ検索で調べました。で、「そういうことなんか」と。キリスト教関連施設が多いのは、たまたまではなかったんですね。
で、教習所とその周辺道路での坂道発信、あれはほんまキンチョーしましたね。あせるとアクセル踏みすぎて…あぁ懐かしい。オートマ全盛時代の今では、そんなこともまったくなくなりました。
>>“人生下り坂最高!”
どんどん転がってあちこちで楽しい日々をお過ごしください。あ。すでに実践されてますね。

投稿: 山本龍造 | 2012年9月25日 (火) 15時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 色とりどり“あいどり坂”示す看板。:

« 琺瑯タンクの余生 23 ● 長野県長野市信州新町山上条‎ | トップページ | 但馬“牛まつり”、“酒まつり”へ。そこでどぶろく“和の泉”に出会う。 »