“万国博準備市民運動西淀川区委員会”の掲げる啓蒙看板
「こういう空間には何かあるで」と近寄りますれば…
…やっぱりありました。
40年以上前のモンにしてはブレのないキレイな看板でもひとつ味わいに欠けますが、“万国博準備市民運動”なる運動がその頃あったというの事実を伝えるには、意味あるブリキ看板とも言えますね。きっと描かれていたであろうサクラのEXPOマークがすっかり消えてしもてるのは、やっぱり残念ですが。
(於:西淀川区) “啓蒙”というコトバが死語やなかった頃の話ですなぁ。
※関連記事:
『城東貨物線高架下に記された“万国博準備大阪市民運動”の文字。』 2011年10月 記
『昭和なプラ看板 1 ● 万国博であいましょう』 2008年1月 記
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コメント
盆踊りシーズン「粋な黒塀、見越しの松にぃ~♪」な借家風長屋でも窓枠はアルミサッシ。
木製窓枠も絶滅危惧種ですねぇ。
真鍮製のレールとか今でも作っているのかなぁ?
投稿: 戦後派 | 2012年8月13日 (月) 10時35分
♪こんにちは こんにちは
世界の国から♪
♪やさしい手
それーぞれお国は違っても
まるーい地球の仲間たち
背筋伸ばしてお巡りさん
ばーんこくはくへやってきた♪
行きましたよ。
人人人で、そんなに人気ではなかったフランス館とドイツ館に入りました。全体的の印象はまさに未来都市でした。
といっても、あの頃考えられていた未来都市でしたが。
投稿: わい | 2012年8月13日 (月) 13時04分
桜のマークの跡はうっすらと見えます?
万博といえば、映画版クレヨンしんちゃんの何作目かしりませんが(ってそれしか映画版は見てないんですが)、万博を思い切り懐かしがる大人の心理を利用して…というあらすじの作品がありましたが、よくできた映画でした。
夢のある時代でしたわ。
投稿: ぽんぽこやま | 2012年8月14日 (火) 00時18分
●戦後派さま
“木製窓枠”…ホンマに新規で採用してるのは見かけませんね。もう建具屋さんにその作る技残ってへんのちゃうかと思うくらいにです。
で、当然“雨戸”も“戸袋”も…やっぱりちょっとさみしいもんがあります。
で、“真鍮製のレール”ですか…昔は町の金物屋さんで見かけましたが、今では“金物屋”さんが見つからない。
知らん間に時代はコロッと変わってしまいました。
●わいさま
子供心にその歌を「古くっさいなぁ」と感じてまして、そこにあんまり“未来”を思わんかったんですが、三洋電機のパビリオンで見た“人間洗濯機”には未来を感じましたわ…って、いかにも子供ってとこですが。
そんな時代が日本にもありあしたね。
●ぽんぽこやまさま
見えましたか!サクラのEXPOマーク。「多分72dpiでは見えんやろ」と思てましたが。
で、そういう映画がありましたか。その事よりホンマ何でも見てはるなぁという部分に凄いなぁ、見習わんとなぁと思いました。
夢のある時代でした。で、あの頃の“夢”って何やったんでしょうね。
みなさまコメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2012年8月14日 (火) 01時06分
よ~く目をこらしてみたら桜マークが見えるような見えないような・・・。
件の映画ですが、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国」とかいうタイトルだったと思います。
雑誌の評価がものすごくて、レンタルビデオで見ました。子供より大人から支持された作品だったそうです。是非一度ご覧になることをおすすめします。
投稿: ぽんぽこやま | 2012年8月15日 (水) 00時04分
ぽんぽこやまさま
私、生理的に“クレヨンしんちゃん”アカンのですけど、先日、おちびちゃんが見ているそれをふと見たら、登場するまわりの大人役がおもろいこと言うてるなと思てたところです。「これ、親御さん視聴者の悲哀をセリフにしてるな」みたいなね。
今夏、見てみましょうか。
幅広く拙ブログに接して頂き、いつもおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2012年8月15日 (水) 02時12分