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2012年8月28日 (火)

珍酒票 14 “三國一”

R0016085  “三國一”と大きく出た割に絵が富士山というところが、何とも世界観が小さくていいなぁ。まぁきっと世界一…唯一無二な味やったことでしょう。そんなもんがこの図柄から伝わってきます。ん?
 明石のお酒やった様ですが、これまたやはり現存せず。昭和30年の酒造家名鑑にも載っていないところをみると、やはり戦中の企業合同で消滅した蔵元なのかもしれません。

明石は昔“西灘”と言われた銘醸地。な割に、現存蔵数少ないなぁ。

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コメント

 廃れたとはいえ 明石の“西灘”「神鷹」やそのものズバリ「明石鯛」なんかどうでしょう(笑)

で、昔の“三國一”とは遠く唐・天竺まで亘り世界一と云うことでしょう。
バックが富士山なら『駿・遠・参』、大坂なら『摂・河・泉』、明石なら『播・摂・丹』ですね。

“三国一”旨いお好み焼き屋知ってまっせ…
もちろん例の<ミクニの ぼてQ>ではありません(汗)

投稿: 難波のやっちゃん    | 2012年8月28日 (火) 18時40分

難波のやっちゃん  さま
明石にまだまだ酒蔵が残っていた頃には、白鶴の支店もありまして江井ケ島はええ風情でした。その時は“桃正宗”というお酒を買って帰りましたが、なぜか“桃っぽい味が”…気のせいやったのかなぁ。どうでしょ。
で、そうか、じつはこれ“ミクニイチ”か。なかなか小さい商圏で売っていたのか…びっくり。とかなんとか。
コメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2012年8月28日 (火) 23時05分

 龍造さん お帰りなさい!
留守中は妄想全開で楽しませて頂きました(汗)

で、例の酒票右横の印 何でしょうね?
“願満泉”では和紙巻紙を立てたような…
“三國一”では帆掛け船…
篆刻のようで読めません(涙)

当てずっぽうですが、「奉書」かと…
篆刻文字は読みづらいが、独特の雰囲気がありデザインとしては面白いですね…

投稿: 難波のやっちゃん    | 2012年8月29日 (水) 09時24分

難波のやっちゃん   さま
>>龍造さん お帰りなさい!
おおきに。確かにそのタイミングに違いなかったんですが、じつは一泊だけ大阪に戻って給湯器の交換に立ち会ってすぐ次の旅に出かけまして…というのも7月末に身内に不幸がありましてその頃に予定していた旅をここに持ってきてダブルヘッダー状態になった訳でして。
てなわけでレスがいつも通り激遅になりましたこと、まずはお詫びいたします、すんません。
で、例の酒票右横の印…これはよくわかりませんけど、なんか有り難いというか高級感が増すというか、その程度の認識でええもんなんやないかと思うのですが、どうでしょう?
連れに書道家のヤツがいますので、今度あれこれどう読むのか訊いてみときます。しばらくお待ちくださいます様よろしゅうです。

投稿: 山本龍造 | 2012年9月 2日 (日) 22時07分

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