業界団体の会館 48 ◆ 大阪府薬種商会館
“薬種商”…その響きから何となく馴染みない漢方薬材でも商いしてはる団体かなと思って調べてみましたら、“薬局”ではなくて薬剤師のいない“薬店”の経営者のことを指す言葉やったそうです。
数年前に行われた改正薬事法により“登録販売者”が新設され“薬種商販売業”というくくりは廃止となったそうで、会館の名前は“大阪府薬酒業会館”のままですが、現在では“大阪府医薬品登録販売者協会”の会館として機能している様です。ちなみに門柱には“大阪薬種専門学校”などの表札も掲げられていますが、いずれも廃校、名称変更の結果、現存しない組織のものとなっています。ドラッグストアの台頭で、昔ながらな町の薬店も大変な状況にあることを思うと、会館名も表札もそのままというのも…わかる様な気がします。
| 固定リンク | 0
「業界団体の会館」カテゴリの記事
- 業界団体の会館 127 ◆ 住吉不動産会館(2024.02.29)
- 業界団体の会館 126 ◆ 兵庫県トラック総合会館(2023.10.31)
- 業界団体の会館 125 ◆ 京都電気会館(2023.07.13)
- 業界団体の会館 124 ◆ 大阪西トラック会館(2022.11.27)
- 業界団体の会館 123 ◆ 信用組合会館(2022.07.26)
「大阪市南部」カテゴリの記事
- 生野区の北の端っこ近鉄の高架下の図(2025.01.21)
- 昭和なプラ看板 324 ● カネボウ薬品(2024.12.13)
- 防火水槽 248 ■ 住吉区清水丘三丁目14(大和川検車区)(2024.12.02)
- 昭和なプラ看板 323 ● ゾートスサロン SHISEIDO(2024.12.01)
- 街に漂う金木犀の香りにトイレ芳香剤のこと思い出しあれこれ(2024.10.31)
コメント
『大阪府薬酒業会館』…“酒は百薬の長”の故事に従い昼・夜と酒を嗜む私ですが、そんな<快感>があれば日参したい(爆)
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年6月26日 (火) 14時41分
大阪府薬種商会館
薬局て近年あまり聞かなくなりましたね。
昔は街にひとつはあったような。
薬といえば脱法ドラッグが社会問題になってますが。
アメ村では、ずいぶん昔から怪しげなドラッグが堂々と売ってました。
雑貨屋の一コーナーで。
投稿: わい | 2012年6月26日 (火) 20時50分
で、元構成員やった私ですが(笑)
最近の“脱法ドラッグ”の一種である“脱法ハーブ”の蔓延を懸念してます(怒り)
組織を脱退してからは“薬物”は勿論“煙草”も止めて今はお酒だけです(汗)
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年6月26日 (火) 21時03分
●難波のやっちゃん さま
そうそう、薬種やなくて“薬酒”で百薬の長!。日夜健康のため呑み続け…ともいかず、休肝日が週に2日、このストレスが、身体に悪いと思うんですが、どうでしょ?
“脱法ハーブ”…この名前がくせ者ですね。私、その名前通り、「天然成分でできたもの」と思てましたら、あやしい化学物質をハーブに染み込ませてると…。これはアカンでしょ。
余談ですがその昔セロリの繊維が効くと「セロリでセー」というのを耳にして、連れとそれを理解し間違って「パセリでパー」やと思て、乾燥パセリ吸ってみたことを思い出しました。幼い頃のお話です。
●わいさま
アメ村では、あれこれなんでも揃うんでしょうか。法に触れないからオッケーでは、打つ手もないんでしょう。私ももっともっとガキやったら、吸ってみたろと思うと考えると…何とか手を打つ必要を感じます。
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2012年6月27日 (水) 14時42分