途中伐られ、先端と根っこのみ残るツタ。
ふと民家の軒先を見ますと、雑な鳥の巣の様な幹や枝の塊が。「ん?」とその真下を見ればぐにゃっとしたした幹の切り株…上下を見ると「ははぁ、そういうことなんか」と。
昨日の記事に見る通り、青々と茂るツタの幹ってこんなに太くて固そうなもんやったんですね。「ツタは建物を傷める」と聞いたことがありますけど、こんなキツイもんに取り憑かれると、そら傷むわなぁと納得。
ちなみに「前はどんな感じやったんやろ?」とgoogleのストリートビューで見てみましたら、建物が確認できんくらいにツタで覆われていたみたいです。
もうどなたも住んでおられない様で、「何で今さらツタの除去?」という感じもしますが、解体する前にツタを処分しておいた方が作業がはかどるからこうしたのかもしれません。それだけやっぱり難儀な植物やということですか。どこからやってくるのか…やっぱり用注意植物ですわ。
(於:東淀川区) 『ツタ』は“つたって伸びる”でツタと名付けられたそうで…知らなんだ。
追記:同じ物件をブログ『十三のいま昔を歩こう』の新之介さんが5月7日の記事“さよなら東淡路商店街10”の中、11枚目の写真で紹介されていました。びっくり。極めて同じ時期に同じ物件を…シンクロニシティってヤツでしょうか? んなたいそうなことではないわな。
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コメント
隣の空家から攻めてくる蔦もこのように手の届くところに根っこがあれば話が早いのですが、塀と壁のすき間で鋸の届かない距離から伸びております。
何か強烈な薬品でも使って、枯らす以外退治できそうもありません。
一度業者に頼んだ時は、屋根の上で10cm近い枝(幹)になっていました。
瓦の裏などに侵入されたら大変なことになるでしょう。
投稿: 戦後派 | 2012年5月12日 (土) 09時53分
“♪つたのからまるチャペルで 祈りを捧げた日~”
私の「学生時代」はアイビールック全盛でした(笑)
で 私 蔦と蔓の違いがもう一つよく判りません(汗)。
蔦はツタと云う植物(ブドウ科ツタ属)の総称で、蔓と云うのは植物の茎の形の一種だそうで、ツタもツルを大きく伸ばして成長するそう(WiKi.より)…何のコッチャ?
てな訳で 未だに女房・子供との葛藤が絶えない爺ィです(涙)
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年5月12日 (土) 16時31分
”♪脚の~からまるペタ~ルで、自転車を漕いだ日~”
阿呆餓鬼丸出しで合唱していたあの頃。
ペギー葉山さん、懐かしい。
投稿: 戦後派 | 2012年5月13日 (日) 08時29分
●戦後派さま
えらいけったいなところに根っこがあるんですねぇ…って、想像してちょっと不謹慎に笑ってしまったり。そういう所を狙って生えてくるんですね。いやほんま、瓦の下なんかに入ると、かなり難儀やと想像します。
強力な薬剤、届きそうやったらぜひやってみてくださいね。
で、
ペギー葉山さんですが…何かお上品な歌い手さんという記憶しか私にはなくて、スンマセン。
●難波のやっちゃんさま
“IVY”…私が小学生時分にそういうはやりやったと思いますわ。“IB SHOP”というジーンズ屋が近所にあったのを思い出しました。
で、言われてみたら“蔦”と“蔓”、わからんかもです。
この書き込み見たあと、ちょっと草取りしてたんですが、ほそい茎のヤツを見たとき「これは蔓や」とか思いました…この説明も“何のコッチャ?”ですね。
昨夏、蔦か蔓か知りませんけど一本のその手の植物が知らん間にといを伝って上まで伸びていてヤバかったことがありまして今年は今日、さっさと切りましたが、根っこは深くて固くて抜けきれませんでした。キツイヤツですわ。
で、
>>てな訳で 未だに女房・子供との葛藤が絶えない爺ィです(涙)
いつもうまいこと落としはりますね。さすがです。
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2012年5月13日 (日) 23時05分
ええ!
偶然やったんですか!!
僕の念力が伝わったのかな… ^^
投稿: 新之介 | 2012年5月16日 (水) 09時43分
新之介さま
そうなんですよ。ホンマに偶然。
…とは言え、きっかけは新之介さんがくれたんですけどね。
淀川区にある重要文化財の旧家の話を記事にしてはりましたが、あの記事を見て「いっぺん見に一行っとこ」と現地へ向かって、その帰りにあちこち淀川以北を探索した中で、この物件に出会ったわけなんです。
しかし不思議というか何というか…“アホげまなざし”を御理解頂いていてちょっと嬉しかったり。ま、やっぱり新之介さんの念力に操られてここにたどり着いたんでしょう。おおきに。
久々のコメント、有り難うございました。
投稿: 山本龍造 | 2012年5月16日 (水) 19時18分