玄関前、会所桝で生きるユッカ一家ツンツン。
ツンツンのユッカが立派に生長しています。その姿、どこか四人家族のよう…という感心よりもやっぱりこの、根元が気になります。これはコンクリート製の会所枡(集水枡)ですな、割れてしもてますが。
「会所枡を植木鉢代わりに使お」というのはまぁ解りますけど、よくもまぁ、こんなスペースに4本も植えてからに…枯れることも倒れることもなくいきいきとしている…エライなぁ。
…などとその生命力を愛でつつよく見たら、これ、おもいっきり玄関の前に置かれています。「けったいな場所に…」と思いつつさらによく見ると、扉のまわりだけ、ツンツンの尖った部分が剪定されています。と言うことはこの玄関から今も人が出入りしているということか…
見るほどに妙な味わいがじんわりと感じられる…人間の営みっていうのはおもろいもんですなぁ。ま、それに巻き込まれる植物もまたおもろい姿でつきあってくれて…けなげですなぁ。
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コメント
山本龍造さんの解説を読みながら眺めると、ほんとに味わい深いです。
全体としてユッカはきれいに整っていますね。
(ユッカ一家って、ニッカポッカに通じる語呂やなあ)
投稿: びんみん | 2012年5月 9日 (水) 01時14分
まさしく現在進行形!
小生もアロエで鉢が割れ、移動先のプランターも割れ、自ら「将来」を予測できなかった経験がありますが・・・
地面に降りたそのアロエは今やジャングルを形成し、隣家のおっさんに無断で剪定される始末です。
年と共に時間の経過が速くなったと言いますか、他所の子の成長どころか植物の成長さえ速くなったような気がします。
てなこと考えていますと、幕引き間近を痛感しますわ。
いかにかん、植物達を見習わにゃ~。
投稿: 戦後派 | 2012年5月 9日 (水) 07時16分
こういうの、主従逆転の様相を見るようで、ほん苦手です。完全に住人が負けてます。
そもそも外開きの扉は、満足に開かないし・・・扉の内側には・・・大きな瓜かスイカ?のようなものが・・・あっ、こわっ!
投稿: FUZZY | 2012年5月 9日 (水) 20時16分
●びんみんさま
>>(ユッカ一家って、ニッカポッカに通じる語呂やなあ)
この響きに気づいて書き込み頂いたとか?
なるほどー“ニッカポッカ”ですか。“ユッカイッカ”と響きが気に入ってこう記したのは事実です。ちょっとわかってもらえたみたいで、嬉しいです。
ちなみに私は“ニッカボッカ”と、“ボ”と発音してました。
●戦後派さま
はっっは。お化けアロエ、となりのおっさんに勝手に剪定されてますか…笑けてきますわその状態を想像すると。
で、何が幕引き間近ですか。おっしゃるとおり、植物達を見習ってドンドンいってくださいよ。
●FUZZYさま
主従逆転…なるほど、そうですね。住人が負けてるというかこの場所に置く時点でもうダメでしょ…とか書きましたが、ここまで大きなると想像できんかもしれんですね。で、何です?大きな瓜かスイカ…? そう見えるところが、いかにもこのシチュエーションって感じですね。すりガラス、型板ガラスの向こうって、見る者の想像力が試されて、おもろいもんなんやなと再認識しました。
みなさまコメント有り難うございました。
投稿: 山本龍造 | 2012年5月10日 (木) 10時30分