昭和なプラ看板 61 ● マキタ 大工セット
昔ながらな店の隅に“大工道具のこ目立”の文字。「そう言えば昔はこんなコトバを掲げた看板があったなぁ」と思い、ふと見上げると軒下にこの看板はありました。そこに並ぶ電動工具の図…このマキタは、昭和33年に国産初めての電気カンナを生み出したとか。それから半世紀、これらの電動工具はもう建築現場でなくてはならん存在になっていますが、それと同時に昔ながらなノコギリやカンナは…出番がすっかり少なくなって…オルファのカッターが生まれ、普通のノコギリでも使い捨ての刃を使うという時代、“研ぎ・目立て”では商売が成り立たん様になったことでしょう。この日は定休日やったのか、もう店をたたみはったんか…進歩の影で色々な仕事がなくなっていくもんです。
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コメント
鋸の目立て、包丁・鋏の砥ぎ ほんと見掛なくなりましたネ。
子供の頃 落語の世界では無いですが、“鋳掛屋”さんが行商で鍋・釜の補修に廻って来ました。
良いものを大事に長く使う…使い捨て時代の今 商売として成り立たなくなったんでしょうか?
地球環境と云いながら 一方で『エコ替え』なんて政府の補助の下、未だ充分使える高額の耐久商品を買い替え廃棄物にしてます。
エコロジーで無くエコノミーですよネ…
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年5月 4日 (金) 19時11分
難波のやっちゃん さま
ちょっと鍋釜包丁とは違うニュアンスの話になりますが…
よくある話で「修理に出すんやったら、買い替えた方がトク」というのがあります。そこ「修理代が高い」と言う人がいますが…違うと思うんですね。製品の価格が安いんやないかと。ま、大量生産の恩恵を受けてええ生活を送らせてもろてるんですが。
ま、それでも「修理したらまだ使えるし」と基本、修理する方向で生きてきましたが…デジタル機器って、全然壊れてなくても機能が古いとか処理速度が遅いとかで買い替える必要が生じてきて…これが心傷むんです。いまこれを打っているパソコンも、全然問題なく動いていますが、最近買い替えたデジタル一眼の画像データ量多さにちょっと対応できなくて(=時間かかりすぎて)仕事にならん…と。
視点がズレてますねやっぱり。すんません。
投稿: 山本龍造 | 2012年5月 7日 (月) 23時18分
かなり遅れましたが。
今や床屋のカミソリでも替刃式ですからね。
小学校低学年の頃、NTカッターの切れ味と利便性に驚かされたものです。
それまで刃物は研いで切れるようにするのが常識でしたから。
刃を折って使うことは考えられませんでした。
包丁でも切れなくなつたら、使い捨てにする主婦もいるそうです。
実際、砥石で研ぐのは難しいですから。
現在ではダイヤモンドシャープナーは欠かせないアイテムとなりました。
ミニサイズのを買って使ってみたところ、威力は半信半疑でしたが、カンタンに包丁が研げました。
投稿: わい | 2012年5月 8日 (火) 14時01分
わいさま
OLFAとかNTのカッターの切れ味、便利さは…やっぱり素晴らしいですよね。やというのに私はねぇ、何とも言えん昔ながらでええ雰囲気やなぁと『肥後守』の小刀を買って使ってましたわ。今となっては何でかわかりませんが何本も買って…そのくせ一本も残ってなくて。モノを大事にせんヤツです。
包丁研ぎと言えば…私はですね、京セラの『ロールシャープナー』って研ぎ器、これの素晴らしさに驚いています。こんなカンタン数秒で素晴らしい切れ味になるとはって感じ。次々凄い商品が生まれてくるもんですね。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2012年5月10日 (木) 10時02分
父の仕事の関係で、子供の頃は実家のカレンダーはマキタでした。今は、ハンディ掃除機で頑張ってますよ。マキタ!
投稿: きんくま | 2016年6月13日 (月) 18時12分
●きんくまさま
へぇ、掃除機なんかもつくってはるんですね。チェックしときます。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年6月18日 (土) 14時55分