更地になびくノボリに思う…
更地で風になびく一本のノボリ…“昭和に攻め入る平成の図”と思わせるモンがあるなぁ。
「耐震基準を満たしていない」と建て替えが加速し、“空き家撤去条例”で取り壊しも進む。仕方ないんやろけど、ちょっと…いや、かなりさみしい。
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コメント
都市部の“無縁社会”過疎地の“限界集落”…
高度成長期の矛盾が次々と顕れてきています(涙)
先日のNHKクローズアップ現代で『空き家が街を蝕む』…
貸家の供給過剰や更地にすると固定資産税が数倍に
上がる等が原因で密集地域に老朽家屋が溢れる危険
…をやってました。
権利関係が複雑な此の問題 行政だけに任せてはおけません(汗)
今こそ“正義な地上げ屋”出でよ!
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年4月22日 (日) 15時36分
難波のやっちゃん さま
>> 都市部の“無縁社会”過疎地の“限界集落”…
高度成長期の矛盾が次々と顕れてきています(涙)
これはね、ほんまにしんどなるんですよ。どないしたらええんやろってかなり深刻な問題やのに…。もうここまで来たらパラダイムをシフトせんことにはどうしようもないのちゃうかと思てますが…何にも変わりそうでその変わらないですね。
>>更地にすると固定資産税が数倍に…
これでしたか。「やっぱり…」というか、おおいに納得です。
で“正義な地上げ屋”待望論ですか。素人ながら、なんとなく「そうなんや」と思いました。
色々な光景に潜む本質を見なあきませんね。
コメントいつもいつもおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2012年4月22日 (日) 21時53分
山本龍造さん、こんばんは。
ふだんから古い建物などを愛でている訳ですけれど、それがいいから残しているのはわずかで、実感として放置されているだけのものも多いですね。
そういう意味で「空き家撤去条例」及び空き家を撤去しようというキャンペーンらしきものをはらはらしながら見ています。
もちろん家屋が危険な状態にあるのは困るのですが。
投稿: びんみん | 2012年4月22日 (日) 23時15分
びんみんさま
じつはびんみんさんのツイートに触発され、この記事を記したのでした。
この問題はいろいろ難しい要素を含んでるなぁと考えるほどそう思えてきました。。
古い家屋でも、ちゃんと使われているもの、放置されているもの、そして廃屋と化したものでは全然意味合いが違って…う〜ん、ちょっとうまく記せません。すいません。
ええものは大事に使いたいし、そう扱われてほしいですね。
コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2012年4月24日 (火) 01時00分
山本龍造さん、こんばんは。
そうでしたか。
文化財指定されているものさえ維持できないこともある中で、文化財とは言えないものを残すことは難しいことで。
どういう街でありたいのか、何を残すのか、しっかり考えておかないといけないと思いつつ、私はずるずると考えを先延ばしに。
答えは一つではないでしょうね。
そのまま使うもの、転用するもの、仕方なく壊すもの・・・
ええものだと理解できれば、後にはちゃちなものは建てにくいという意識にかすかに期待しています。とりとめないですが。
投稿: びんみん | 2012年4月27日 (金) 01時31分
びんみんさま
新之介さんがブログに記してはった淀川区の文化財の件、あれは…何とも心傷みますね。潰してからではもう遅いけれど、現在の税法上そうにしかできへんこのやるせなさ。
あんまりええ残り方やと思てなかったんですが、やっぱり平野や飛田の“がんこ寿司”みたいに、飲食店でも何でもええから、とりあえずは残った方がええなと最近思う様になりました。
しかしながら…やっぱり古い建築物の維持管理は…大変なことやろなぁと思います。
コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2012年4月28日 (土) 09時37分
山本龍造さん、こんばんは。
私もまさに、がんこ寿司が買ってくれへんかなあと思いました。
十三で創業して、今も本社は淀川区なので。
まあ部外者ですので、そうなったらなあ程度のことですが。
投稿: びんみん | 2012年4月28日 (土) 20時25分
横レス失礼します。
私は昨日〇邊邸の現況を視て来ました。
彼方此方と歩いてますと「がんこ」の“お屋敷プロジェクト”に出遭います。
京都二条苑、、和歌山六三園、岸和田五風荘や奈良西ノ京一徹長屋(門)など日本文化の継承に力を入れてます。
でも私企業である限り例え行政の援助(?)があったとしても、風光明媚・観光地、駅近や道路付けを重要視します。
十三創業の寿司店舗からの変遷を知ってるだけに此の物件にも期待しますが、立地や建物老朽度から難しいものと推察します。
投稿: 難波のやっちゃん | 2012年4月29日 (日) 15時07分
●びんみんさま
●難波のやっちゃん さま
びんみんさんに教えられ「そや、そら地元のがんこ寿司がええわ」と呑気に思たりしてましたが、“十三のいま昔を歩こう”のコメント欄をひと通り読んでみて「…これは、そう簡単に語れる話やないな」と思いました。記事もさることながら、皆さん考えさせられるコメント記されてますね。「更地にして売却」という方法は、ここのお方にとってベストな選択なのでしょうから、勝手に他者が「○○がなんとかしてんかなぁ」と思うのも筋違いな絵空事やったなぁとか…
瞼に焼き付けておく…それしかない様にも思うし、それでええのかもしれんとか…ま、やっぱり当事者やないので、
>>まあ部外者ですので、そうなったらなあ程度のことですが。
しかないですね。
しかしながら、がんこ寿司さんって、そんなにたくさん“お屋敷プロジェクト”をやってはるとはしりませんでした。
それから、飛田の物件をがんこと一瞬勘違いしてました。あれは百番でしたね。失礼致しました。
投稿: 山本龍造 | 2012年4月30日 (月) 13時39分