某パーティ会場で、写真の撮影について気づいたことふたつ。
某所で卒業記念パーティの撮影。「ええなぁ若いのって」とか思いつつ、途中から「ん?」と思った事象がありました、ふたつほど。
ひとつはみんな揃って写真撮る場合のこと。学友同士集まって写真撮って「あぁ青春ですなぁ」と見ていると、そこに写る人々みんながデジカメを撮ってくれる人に差し出し、各々のカメラで撮ってもらって…「あぁ、そうなんや」。“自分の写真は自分のカメラで残す”か。なるほどねー。撮った写真を分け合ったりするなんてのはすっかり昔のことなんや。てなわけで5人なら5回、10人なら10回写真撮るわけで、時間かかりまっせ。「撮って!」と頼まれた人は大変なことですなぁ。
…てなこと思いながら私は仕事で写真を撮ってたわけですがもうひとつ「ん?」と思ったのが、そこでみんなが自分のカメラで撮っているそのカメラが光っていない…即ち「誰もストロボを光らせていない」のです。これは…というか、これもビックリ。カメラのデジタル化で感度も上がったから、光らす必要ないんですね。スマートフォンの普及というのもその理由として考えられるかもしれません。(追記:“手ぶれ防止機能”の充実もそのピッカリレス化の要因のひとつでしょう)
てなわけで、パーティ会場でストロボピカピカ光らしてるのは、我々仕事で撮ってるおっさん二人だけ。ひと昔前は「素人は何時もストロボ光らせて、プロは適度に光らせて」な感じやったのが、すっかり逆転してますやん。去年も同じ現場にいましたが…こんなんやったんかなぁ?、気づかなんだだけなんかなぁ。ちょっと驚きの、でもそれなりに新鮮な現場での発見でした。
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コメント
焼き増しなんて言葉も死語になるのでしょうかねぇ。
なんか「やきまわし」っていうてはる人もいてたように思います。
前はなんかもっちゃりした言い方やとおもってましたが、今考えてみると、写真を焼いて皆に回すなんて、ちょっとほわっと来るなと感じました。
投稿: 雀のお宿 | 2012年2月23日 (木) 01時20分
私も光らす方ですが。
今のコンデジは、そんなに高感度性能が良くなかってるんですか。
たいがい一眼レフ使ってます。
最初のカメラが一眼だったせいか、コンデジだと逆に使いにくいです。
kiss DN と 50D を愛用しています。
世界初のブラッシュ内蔵カメラがピッカリコニカでしたね、
自動焦点がジャスピンコニカ。
投稿: わい | 2012年2月23日 (木) 03時54分
最近まで学生時代に夏・冬バイトして買ったニコマートとグリップタイプでGN32のストロボを愛用していましたが、体力的に持ち歩くのが辛くなり、ついにコンデジ愛用派の仲間入りをしました。
持ち運びは便利になりましたが、AFのタイムラグと軽すぎてブレそうな不安が付きまといます。
小生は基本、発光禁止で使用しています。
盗み撮り・隠し撮りの為ではなくストロボの射程距離がわかるからです。
でっ、よくスタジアムやコンサートホールでピカピカやってるミーハーにイラッツときてしまうのです。
特に競技中の選手たちの視野に入る位置でのストロボ撮影は、即刻排除して貰いたいと思っているくらいです。
投稿: 戦後派 | 2012年2月23日 (木) 10時43分
●雀のお宿さま
私も幼少の頃は“やきまわし”やと思てました。“焼き増し”という字を書くと知った時は、ちょっとびっくりした覚えがあります。その頃、サービス判の白黒が1枚12円、E判のカラーが1枚50円で…白黒はさておき、カラーはいまの方が全然安いと言うのもびっくりなはなしです。
で、よろしいですか?「やきまわし」、もっちゃりしてて…確かに今の時代には、逆にええ感じかもです。
●わいさま
文章内に追記として書きましたが、やはり“手ブレ防止機能”搭載が普通になったというのもピッカリさせん様になった要素のひとつでしょうかね。
私は…今や仕事離れたらすっかりコンパクトデジカメですね。全然と言ってええほどストロボも使いません…ということは、きょうびのにいちゃんねぇちゃんと同じ使い方をしていたわけで…書きながらいま、気づきました。
“ピッカリ”も“ジャスピン”も…懐かしすぎです。
●戦後派さま
ニコマートですか、あれはええコンビニでしたね。いやチコマートと違て…ってボケはよろしいですか。あ、すんません。
フイルム時代のカメラは、修理さえちゃんとできたら問題なく長く使えて良かったでうね。デジカメは…家電の一部って感じで、古いと性能が…といっても、もうこれ以上の画素数競争は意味ないでしょう。
で、お嘆きの競技場でのピカピカですが…あれもそのうちなくなって「昔はトラックを走るランナーの前だけ客席がピカついてたなぁ」となることでしょう。案外もうすぐ…いや、もういまでもなくなってるかもですね。スポーツ観戦しませんのでわからないのですが。
皆さんコメントを有り難うございました。
投稿: 山本龍造 | 2012年2月23日 (木) 15時06分