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2011年12月20日 (火)

防火水槽 74 ■ 淀川区野中北1-8-18

Suiso74a Suiso74b 最初見つけたとき「おっ、丸型の発見!」と思いましたが、しばらくして「あぁ、これ、(下水道とかに使う)ヒューム管やん…」と一気に盛り下がったのですが、写真をよく見ると、下部に排水口と思われる穴がふたつ確認されまして…ちょっと悩みつつも第74号と認定した次第。とは言え、こころのどっかで「いやぁ、違うのちゃうやろか」な思いは消えずにおります。
 この物件、淀川区を走る国道176号線の高架部分の下にある家屋や倉庫の前にありました。その姿、劣化して表面のコンクリがボロボロ剥がれ落ちて…同じく年代物の高架のコンクリと違和感無く溶け込んでいます(違和感あるコカコーラの自販機も…妙に調和してるか…)。上部にはフタともゴミとも思える木板やヘロヘロになったダンボールが突っ込まれており、ちょっと痛々しげ…とも取れますが、共に朽ちていく者同士として一体化しているところがええ感じとも取れます。
 道のネキ、そして高架下…ホコリっぽい場所の片隅で取り残された様に佇む第74号…形状も境遇も今までに見たことない物件だけに、やっぱり「ホンマは何なんやろコイツは?」な気持ちが悶々と残ったままです。

(於:淀川区)人気ブログランキングへ 中津もここも…国道176号線の高架下って、妙な味わいがええなぁ

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コメント

  調べてみましたら、「全国ヒューム管協会」なる団体があるようです。この協会の人たちなら分かるかも知れません。
 もし今回の物件が、わざわざヒューム管を短く切って、穴を二つあけるような手間をかけて作ったものなら、それはそれで貴重なものですね。そんな奇特な方は全国ヒューム管協会の入ったほうがいいです。

投稿: 荒川防火水槽研究会 | 2011年12月24日 (土) 11時17分

荒川防火水槽研究会さま
いろんな協会があるもんですね。「全国ヒューム管協会」、ヒューム管マニアの団体なんですよね…とか何とか。
本文にも記してある通り、ま、、ホンマんところはわからんのですが、もう、丸型を認定してからと言うもの「気楽に認定したれ!」とやってます。荒川さんは…非認定かもですね。
いつも気の効いた寸評、おおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2011年12月27日 (火) 20時27分

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