防火水槽 73 ■ 平野区流町1-11-19
今回の第73号は、第72号のあった昔ながらな家屋の右側の土地にありました。その土地、元々坪庭だったのか自家消費用の畑やったのか…今日的な考え方ではこういう空間は「ムダな土地」とされてしまうのか、すぐアスファルトで覆われて駐車場になってしまうもんですが、ここは、ご覧の通り、ええ感じで何かわからん土地として残っています。こういう空間は、ホッとしますね。
そんなところにある防火水槽、これは…設置されているというより“放置”されているといった感じでしょうかねぇ。それでもすっかり馴染んでて…こういう“ほったかされた土地”ならではの懐の広さでしょうなぁ。なごむなぁ。
(於:平野区) 朽ちるのを待つかの様な家屋やが…屋根がプラ瓦に葺き変えられてるわ。
※2012年頃、建物ごと消失した様子。
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コメント
空き地は大概「パーク○○」になってしまうので、空き地らしい空き地は特に街中には無いものですね。うちの近所には、たぶん今住んでいる家の大家さんの土地だと思うのですが、奇跡的に残っている空き地があって、庭石や灯篭みたいなものがごろごろ置いてあります。癒しの空間になっています。
この防火水槽、無断駐車しないように見張り番として置いてあるように見えます。
投稿: 荒川防火水槽研究会 | 2011年12月10日 (土) 09時27分
バラ線がいい味出してますなあ。
適度に錆びて。
そういや、近年あまり見かけなくなったような気がします。
子どもが怪我して訴えるのがいるんでしょうかね。
防火水槽も、いい寂れ具合。
しかし、ほんと、こういうのは実用価値はゼロになってます。
植木鉢の代わりになってることはありましたが。
昭和の生きた遺跡として、末永く残って欲しいものです。
駐車禁止の標識が妖怪ポストみたく見えます。
投稿: わい | 2011年12月10日 (土) 17時09分
●荒川防火水槽研究会さま
そうそう、クルマ乗る立場からしますとコインパーキングが増えるのは有り難い話ではあるんですが「ただの空地」とか「ただの草はら」がないのも、何とも味気ない気がしています。
で、荒川さんの近くのその“庭石や灯篭みたいなものがごろごろ”の空地…想像できますわぁ。そのつもりで造成されたもんでも何でもない方が“癒しの空間”になりえるんですよね。
それから何ですか、この防火水槽は不法駐車防止のための用心棒やと…確かに、その様に見えますね。
●わいさま
バラ線…確かに錆びたそれは何か味わいありますよね。何か耳にした話では動物愛護の観点からアカンという意見があるとかないとか。けったいな話の様に思いますがねぇ。
で、防火水槽。消火器と消防車の時代にほんまこれは不要物ですよね。残ってることの方が不思議な気もします。その多くがただただ処分するのが面倒くさいから残ってるといった感じなんでしょうね。まだまだありそうですが、やっぱり今が見納めかもしれんと思っています。
お二人ともコメント有り難うございました。いつも通り、レスが激遅になりまして申し訳ありません。
投稿: 山本龍造 | 2011年12月12日 (月) 11時27分