大阪市公館の一般公開へ。
先月の29日は、大阪市公館の一般公開へ行ってきました。
平松市長のツイートではじめて知ったこの一般公開、調べてみますと2006年から定期的に行われているということで…知らんかったなぁ。私の情報収集力が弱いんでしょうが充分に広報活動がなされてない気もしたりします。
ま、ともあれ公館の存在は何とはなく知ってはおりましたが実際に入ってみて「こんな心地よいええとこが大阪市の施設としてあったんか」とちょっと驚きました。その驚き「まるで太閤園みたいな立派な庭園やな」と思いますればやはり藤田男爵の邸宅の西邸跡とか。1959年にできた現建物とも見事に調和しています。
最後にアンケートがあって、中の“この施設をどうするべきか”という設問に“グレードアップすべき”から“売却すべき”まであって…「え?、売却せぃという意見もあるのか」とちょっと危機感が湧いてきました。ひょっとして市長が変わってしもたら一気に売却へという方向へ行かんかなぁと。そんな心配な気持ちもあって、ちょっと今回は「こんなええとこ市の施設でありまっせ」的な、アホげではない記事を記しております。「こんなええとこ」ついでにもうひとつ、この施設「結婚披露宴等の会場として利用していただけます!」とのことで、これも知らんかったなぁ。もっと早うに知ってたかったなぁ…とか。
とまぁいつもと毛色の違うアホげとなりましたがちょっとした「!」を見つけたのでここに載せておきます。
写真ではわかりにくいかと思いますが、この庭の地面を覆う緑が芝生からコケへと徐々に変わっています。あんまり珍しい光景ではないのかもしれませんが、むかし何かの本で「庭の土を覆う植物は、西洋では芝生、日本ではコケ」と読んだことを思い出し「ここが西洋と東洋の境界線か」とか思ったもんでして。芝生とコケ、それなりに共存しているその姿に「ちょっとええ感じや」と思ったのでした。
(於:都島区) 大阪市はどうなるんやろかいなぁ…
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コメント
もし橋下氏が市長になったらこの秀麗な公邸は売り飛ばすかもしれませんね。大正年間の知事公舎も処分しようと思ってましたから・・・ほんま大阪市はどうなるんやろ・・・
投稿: ファジー | 2011年11月 1日 (火) 23時43分
ファジーさま
あんまりね、ネット上では政治的なことは書かんとこ思てるんですけれど…気がかりで気がかりで大阪市の近未来が。小泉や石原系の政治家は…ねぇ。
ま、これくらいにしときますわ。早々にコメント頂きまして有り難うございます。嬉しかったです。
投稿: 山本龍造 | 2011年11月 2日 (水) 17時36分
私も訪問しましたよ~。
鯉に麩をやったり、庭の奥が桜ノ宮公園と隣接してるのに驚いたり、ソファのスプリングの効きの良さに尻が落ち着かなかったり、意外と電波時計を使っていたり、講堂(ホール)のこじんまり具合と舞台の低さになぜかほっとしたり、色々と楽しいひと時を過ごしました。
投稿: 雀のお宿 | 2011年11月 2日 (水) 21時58分
雀のお宿さま
おっ、ニアミスやったんかもですね。
私らが行った時は11時前で公開してる雰囲気もなく「あれ…日時まちごうたんかなぁ」とちょっと気まずい空気になったんですが、奥を覗いてましたら門を開けてもらえて、最初のうちは貸切状態でした。
鯉に麩やり放題のエサも「ええかげんにせぇ」くらい楽しみましたし、茶室での裏千家さんのお茶席もええ意味で庶民でもOKな雰囲気でとても心地よくて…ええひとときでした。が、ソファのスプリングの効きも電波時計のことも全く気づきませんでした。やっぱり同じときに同じ時間を過ごしても、感じる点は違うもんですね。
コメントいつも有り難うございます。
投稿: 山本龍造 | 2011年11月 2日 (水) 22時16分