東横堀川、船の上から。
陽が当たらん、ドブくさい、水面も見えん…何かパッとせんけど、どっかええ意味でも悪い意味でも大阪くさいかもなぁと思いつついつ橋の上から眺めていた東横堀川ですが、いっぺん川から見てみたろということで、大阪城から湊町まで、水都号『アクアmini』に乗ってみましたら…何か、カッコええですなぁよろしいなぁ。高速道路の橋脚の重厚さを街の喧噪の中で愛でつつ進むこの感じ、ちょっと観光地の“水郷めぐり”とはかなり違って、これはこれでグッときますわ。
金属で耐震補強した橋脚でしょうか、何か渋い輝きを放っていて…かっこよろしいなぁ。料金所も下から見上げると「なんやこれ?」な感じですが、街から浮遊した様に見えるその感じが…これまたたまりませんな。
…てなどっか近未来的な光景ばかりではありませんで「ここ、いつの時代の何処なん?」な景色もちらほら。裏に追いやられた感ある川だけに、見えない部分はどうでもええわと古いままでほったらかされているんでしょうかね。もちろん私はこの状態もとても好きで…ええなぁ。
とまぁ、こんな近場に、ちょっと街に隠れつつもええ川があったんやなぁと再認識。遊歩道もほとんどない上、観光化されてないからこそオモロいのでしょう、きっと。「川にフタして道走らせて」という意味において悪く語られがちな東横堀川ですが、「これも、高度経済成長期の遺産」というか何と言うか、これでええのやと思いました。
(於:中央区) “改悪”もまた歴史なり…や。これが改悪かどうかは知らんけど。
※続きの記事:『道頓堀川、船の上から。』
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