平野橋の親柱がビルの片隅に
今まで全く気づかなんだんですが、東横堀川べりの建物わきに「?」なもんがありました。
それはどうみても橋の親柱。民間のビルの入口に設置されております。そこには“平野橋”と刻まれています。
この場所のすぐそばには東横堀川に架かる“平野橋”があるので何らかの関係があるものとは思われます。
写真が平野橋。調べてみますればこの現在の橋が架かったのが1935年と言いますからかなりの年代モンです。ということは先の親柱はそれより古い物件ということでしょうか? 親柱だけが変更されたのかもしれませんね。そんな歴史的石造物がなぜ民間のビルの隅に置かれているのか…払い下げでもあったのかもしれませんが、やっぱり不思議な感じもします。こういう形での保存というのは、割とあるもんなんでしょうかね、私が知らんだけで。
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コメント
そう言えば、つい最近取り壊された「小鯛雀鮨すし萬」さんの軒先に筋違橋の親柱が置いてました。
http://osakarchit.exblog.jp/5700999/
http://blogs.yahoo.co.jp/doorman119/38389541.html
投稿: 雀のお宿 | 2011年9月 8日 (木) 00時45分
こういうのは、よくあるようです。横堀の「すし萬」の店頭には、筋違(すじかひ)橋の親柱がありました。菅原町の川沿いにも何橋かのものがあったと記憶してます。昔は容易に取得できたのでしょうね。
投稿: ファジー | 2011年9月 8日 (木) 06時44分
こんばんは 龍造さん
滅失や私蔵される事を思えば、誰でも観れる場所にあれば例え多少場所が離れていようとイイんじゃないですか…但し傍に由緒書きが欲しい。
此の辺りは先達の「大阪を歩こうさん」が<彷徨う石造物>として多数例示されてます。
投稿: 難波のやっちゃん | 2011年9月 8日 (木) 19時27分
●雀のお宿さま
あぁあ、そう言えばあの店先にもそんなんありましたねぇ。何か真っ黒な感じに見えてて、それが何やか検証してませんでした。
それより…すし萬本店って、取り壊されたんですか! 何か、ちょっと力が抜けますわ。
●ファジーさま
え? 割とあちこちで古い親柱が見られると…あきませんなぁ何にも見てませんなぁ山本龍造。こういう石造物ももうちょっと興味持つことにします。しかし何ですね、ファジーさんおっしゃる様に、容易に取得できた時代があったとしたら、それもまた大らかでええ時代やなぁとか思いました。
●難波のやっちゃん さま
はは、どうやらこういう風に残っているのを今まで知らんなんだは私だけやったみたいですね。山龍の守備範囲外ってことかなぁ。
確かにどこかの博物館とか建設局の敷地内とかに移築されるより全然この方がいいですね。今後もこういう物件が出た場合、地元に譲渡してほしいもんです。
皆さんお教え頂きまして誠に有り難うございました。
投稿: 山本龍造 | 2011年9月 9日 (金) 17時11分
山本龍造さん、こんばんは。
平野橋の親柱は以前、「こんなところに!」と思いながら、どこにあったか思い出せないままでした。
橋の親柱は「残しとかな」と思われやすいのか、小学校とか、公園とか、神社とか、橋の下とか、いろんなところで見かけます。
できたら元の場所近くに置いてほしいものですね。
投稿: びんみん | 2011年9月10日 (土) 01時14分
こんにちは 龍造さん
すし萬本店前にあった筋違橋親柱が移動したと聞いて、探しに行ったらナント南西900㍍の場所に移ってました(吃驚)。
靱交番近くのすし萬靱本町店ビル裏駐車場の奥に、納屋や段ボールに囲まれヒッソリと(怒り)。
これでは私蔵・死蔵や、坂田三吉やないけど『親柱が泣いている』。
これがホンマの筋違いや(笑)。
投稿: 難波のやっちゃん | 2011年9月10日 (土) 13時28分
●びんみんさま
あっ、やっぱりあちこちにあるんですね。全然街を見渡してないなぁ。もうちょっと観察力を身につけなければです。
私有地にあり、しかも最近のビルらしきものの一角にあると言う点においては…やっぱり“珍”かも? とか思ったりです。
●難波のやっちゃん さま
早速調査出動されましたかっ! すごいフットワークの軽さ…まずそこに驚かされました。で、何ですか?ないがしろ状態で置かれていると…何ともさみしい話ですね。
ま、本格的に移築するまでの暫定措置であることを祈りましょうか。でもできたら…元の場所からあんまり離してほしくないですねぇ。
で、最後に、いつもうまいこと文章まとめはって…これも驚きですね、はい。
お二人ともコメントいつも有り難うございます。
投稿: 山本龍造 | 2011年9月11日 (日) 17時42分
山本龍造さん、こんばんは。
やはり、私有地のビルの一角にあるのは珍だと思いますよ。
私からも珍なのを一つご紹介しておきます。
http://binmin.tea-nifty.com/blog/2007/02/post_bc34.html
投稿: びんみん | 2011年9月12日 (月) 00時10分
びんみんさま
見せて頂きましたょ蕎麦粉屋さんの記事!
これはもう横綱級のビックリです。元々の場所から遠く離れているし門柱として再生しているし…これは幸せな第二の人生でしょうね。
この様に払い下げられた親柱の今…他のも気になりますね。またどっかで会えることを楽しみにしておきますわ。
お教え頂きまして有り難うございました。
投稿: 山本龍造 | 2011年9月13日 (火) 18時43分
龍造さん 珍なのをもう一つ(笑)。
「神宗淀屋橋店」内『雑喉場橋』親柱です。
インテリジェントビル一階アトリウムの瓦ぶき屋根店舗の前にオブジェとして鎮座。
『ざこばばし』橋柱は元の場所に一基、大阪中央卸売市場北に一基保存されてます。
行方不明や放置など橋柱の人生もイロイロです(汗)。
投稿: 難波のやっちゃん | 2011年9月13日 (火) 21時41分
難波のやっちゃん さま
へぇ、あこにもありますか! 言われてみれば神宗のあの今風な昔風な空間にごっつマッチしそうですね。
あんなところやこんなところに橋柱に親柱…何か軽く払い下げられている様に感じられますが、それでええのかもですね。あちこちにそんなんがある方が楽しい!。
またどっかでそんな物件と出会うことがあるんかもなと、楽しみになってきました。
コメントいつもおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2011年9月13日 (火) 22時14分