業界団体の会館 41 ◆ 大阪広告美術会館
そう言えば鶴橋あたり、近鉄の車窓から見えるなぁと言う感じで、“広告”を生業にしてはる業界の会館の割に、あまり目立たない存在なのがこの物件。大阪広告美術協会が事務所を構える会館ということです。知り合いにまま、印刷物中心の広告関係の人がいますが、こんな組織は聞いたことないなぁと調べますと、“広告美術”というのは、どうやら“屋外広告”のことを指す様で、要するに『看板業界』の組合なり会館の様です。
カッティングシートやインクジェット、液晶パネルやLEDなど、屋外広告も昔の様に“絵心ある職人のいぶし銀的仕事”というニュアンスとは違う職種になってるのではないかと思うのですが、どうでしょう? “風呂屋の富士山”の様にペンキで描かれた絵の看板を見ると、ほっこりするんですけど…最近はすっかり見かけませんね。そういう昔ながらな看板、そして職人の技…残り続けてほしいものです。
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コメント
おっしゃる通り、入っている業界団体の割に、とても飾り気のないビルですね。
このクリーム色の壁は実はキャンバスで、折々にペンキ絵が壁面を飾っていた・・・と考えると楽しいかな。少しは。
投稿: びんみん | 2011年7月27日 (水) 00時19分
びんみんさま
でしょ!何とも素っ気ない感じがしましてね。そこで“空想”ね!。上手なんから落書き系まで様々な“絵”が、この赤目のクリーム色ペンキに下に描かれていると…よろしいなぁ。どんな絵がええかなぁ…ま、それはお互い、心の中にしまっておきますか。
コメントいつもありがとうございますホンマ。
投稿: 山本龍造 | 2011年7月27日 (水) 22時44分