ソース 24 ▲ 三ッ矢ソース ウスター
大阪最古のブランドとか言われる『三ッ矢ソース』のウスターを定番の焼きそばにして食してみました。
まずそのままで。深い色合い、適度に粘度があり本格派という感じがします。味わいは、スパイスの効いた甘味を感じない大人のソースと言った感じでしょうか。その特徴、以前記した『羽車ウスター』と同じですね。同じ会社が出す商品ですが三ッ矢と羽車では味を変えてると思われるのですが、私にはもひとつその違いが解りません。「木樽で90日以上寝かせた」とその製法として醸造元のサイトに記されていますので、こっちの方がちょっとマイルドなのかもですが…私には解りませんでした。
次に焼きそばにして味わいました。その印象「わっ、ぴり辛〜」な感じ。辛いもん好きにはたまらんパンチ力ですが、オタフク慣れした方には、かなりキビシい味わいかも知れません。これぞ「男のソース」。ええぞ浪速男!って、三ッ矢、今は和歌山で造られているのですが。
越後屋産業が造っていた往時は国内はおろか、朝鮮、中国大陸にまで販路を持っていたという三ッ矢ソース。その頃を空想しつつ味わえばもっとその深みに味わいが増すことでしょう。JIS特級の逸品、地ソースとは一線を画するソースと言えるでしょう。
名称:ウスターソース 原材料名:野菜・果実(りんご、トマト、たまねぎ、その他)、醸造酢、砂糖、食塩、香辛料、たんぱく加水分解物、カラメル色素、調味料(アミノ酸) 製造者:ハグルマ株式会社 和歌山県紀の川市西三谷717 “越後屋”…印象悪いなぁ、時代劇のせいで。
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コメント
三ツ矢ソース、見たことあるんですが、
気になっていたんです・・・
昭和の味するんかな~? って!!
↑ 青のりのかかった焼きそば、目の毒なんですけど、・・・
すっごくうまそうなので~!!
投稿: ミティーク | 2011年4月 6日 (水) 07時34分
ミティークさま
はじめまして、ようこそお越しくださいました。
“三ッ矢”を知っていて、気になっている…結構マニアックな趣味をお持ちと見ました!。
で“三ッ矢ソース”。昭和の味か否か…うむぅ。たぶん違うんやないかと思いますね。「本格派な味わい」って昭和とは思えんもんがありましてね。
以上あくまで私見。
“青のり”と“紅ショウガ”…やっぱり視覚的にそそるもんがありますね。あと、ソースと油が奏でる“テリ”も…見た目大事ですわ。
で、もちろんすっごくうまいですよ。また食べに来たってください。
コメントおおきにです。今後ともよろしゅうです。
投稿: 山本龍造 | 2011年4月 6日 (水) 23時28分