« 左から寝屋川、右から第二寝屋川、OBPに夕陽 | トップページ | 面格子風、店舗のテントの枠。 »

2011年2月17日 (木)

東大阪市若江南町五に残る錆びた昭和

578c 578d 578a 578b 絵に描いた様なサビ具合の長屋の壁面のナミイタに、その物件は溶け込んでいました。「わぁ〜、懐かしいわぁ」。この町名看板、その昔は中河内一帯どこにでもあったのに、気がつけば全然見かけなくなってしまったヤツです。ご覧の通りのブリキ製ですので、どこのもすっかり劣化して処分されているか、朽ち果ててしまったんでしょう。しかし味あるなぁ。サビ具合もええのですが、この、ほとんど見えない広告部分の『なるほどよい酒 長龍』の文字が髭ヒゲで地酒な風情を醸し出していて…う〜ん、たまらん。
 しかし何です、この青い瓦屋根の長屋も数が少なくなってきてますね。モルタル長屋、錆びたナミイタ、劣化した町名看板…中河内の60〜70年代が見事に残っていました。

(於:東大阪市)人気ブログランキングへ 久々の中河内ネタ…ホッとするわ。

| |

« 左から寝屋川、右から第二寝屋川、OBPに夕陽 | トップページ | 面格子風、店舗のテントの枠。 »

懐かし…」カテゴリの記事

町名看板」カテゴリの記事

河内」カテゴリの記事

コメント

わあ、この錆び具合には、感動すら覚えますね。ふつうここまで放っておきませんよ。今川地域でもここまでのものは・・・正にワビサビの世界です♪

投稿: ファジー | 2011年2月18日 (金) 06時47分

ファジーさま
まさにサビサビの世界で…って、何と予定調和な返し、あぁ情けない。
で、今川あたりもサビサビエリアなんですかね?

早々のコメントおおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2011年2月18日 (金) 10時52分

人の感覚って不思議です。
私も本来ならば「懐かし」って思うはずですが、何故かそう思わないのは日常的にこんな長屋を今も頻繁に見るからなんでしょうか?
私、実際にこんな炊事場の所が出っ張ってて、玄関がガラガラ扉の長屋に中学まで住んでましたが、今は取り壊されマンションが建ってます。
今も良く見る長屋も空き家が多く、人が住んでないのが淋しいです。
郵便番号578は河内局ですね。うちは577、布施局でした。因みに。

投稿: ナムダー | 2011年2月19日 (土) 22時33分

ナムダーさま
そうですね。
じつは、私もこの手の長屋はさして懐かしくないんです。客観的に見ると…懐かしいんですが。
でも、この町名看板は…やっぱり懐かしくて。
この町名看板、じつは実家の外に面した柱に掲げてあったんです。いつの頃か…たぶん、木の塀からコンクリブロックの塀に変わった時になくなってしもたんやと思いますが、それからすっかり見かけんで。“長龍”のロゴがまた昔バージョンなのもやっぱり心にしみるんですわ。

コメントいつもおおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2011年2月19日 (土) 23時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東大阪市若江南町五に残る錆びた昭和:

« 左から寝屋川、右から第二寝屋川、OBPに夕陽 | トップページ | 面格子風、店舗のテントの枠。 »