雪組公演“ロミオとジュリエット”
う〜ん。あんまり書く気にならんぁ。先に星組で観た同じ演目、今回は大劇場、雪組での公演でしたけど、組が違うと…というのか、演じ手が違うと…というのか、こうも違うもんなんかと。私には、もひとつに感じられて。トップふたりはそないに気にならないんですけど、他の演じ手がなぁ、あんまり上手に思えなくて…歌が、特に。スンマセン、あくまで私見です。
基本2幕目が見せ場のこの出し物、それはそれはグッとくる感動のエンディングのはずなんですが「…もう、筋書きわかってるし…ええわ」って思ってしまって。それを思うと古典落語にも同じことが言える訳で、大半の筋書きはわかってるのに、その話術に引き込まれるというのか、その世界にどっぷり入り込んで、笑い転げる場を作り上げはる噺家さんもいれば、もう話わかってるだけに…痛々しいなぁと思ってしまう方もいて…そんな事を今回の公演を観て感じました。
で、演奏はどうだったか? ちょっとA席からはちゃんと確認できませんでしたが、かなりの部分が生演奏ではなかったみたいに思われました。肝心な部分が生ではない様でしたが、定かではありません。で、今回も「指揮:佐々田愛一郎」さん。最近どないしてはるんでしょうか、御崎恵さんは。
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コメント
「ロミオとジュリエット」、宝塚にはうってつけの演目・・・のはずですし、過去に何度も上演されてるんですが、難しいみたいですね。
それも大地真央やら天海祐希といった新人の頃から注目されていた人気スターを使って上演したというのに評判は芳しくなかったです(って、どちらも実際には見てないんですが)。
シェイクスピアの作品って常に世界中でいろんな形で上演されているだけに、単にスターに頼っただけの上演だとアカンのでしょうね。
雪組は以前は芝居のうまい人が多くて、歌もそれなりのレベルだったんですが、最近はアカンのですかね。
よく見ていた頃は歌の弱い組は星組でした。
組の特徴を出したいのは分かりますが、どこの組も一定のレベルは保ってほしいですね。
初めて見た人が「なんや、宝塚って歌うまくないやん」と思われたら(実際星組がそうだったんですが)なんか悔しいんですわ。
投稿: ぽんぽこやま | 2011年1月10日 (月) 01時18分
昨日祖母と娘がB席で楽しんできたようです。
二人ともビギナーなので十分に楽しめたとか・・・。
筋書きすら知らなかった娘は最後には泣けたらしいです。幸せな彼女たちでしょ♪
投稿: ファジー | 2011年1月11日 (火) 07時04分
ファジー様、
「ビギナーなので十分に楽しめた」とのこと、あとは宝塚中毒へまっしぐらだと思われます。
投稿: ぽんぽこやま | 2011年1月12日 (水) 08時58分
●ぽんぽこやまさま
さすがはぽんさん、深い所から分析してはりますね。ま、私は感じたままを書いているだけで的外しな内容になってることも多々あるかと思いますが、そんな時はまた突っ込んでくださいます様、よろしくです。
歌の件…今回思ったのは当然ミュージカル然としたミュージカルですから、セリフを歌う箇所も多い訳で、そんな部分で感情表現しすぎて歌アカン様になってるんちゃうん?と感じることが星組のそれに比べて多く感じましてね。ま、それ以外にもなんですが。
で、そうそう、やぱり入れ込んでるジェンヌの退団とともにヅカファンを卒業するというのも手ですね。私はひそかに北翔さん引退時で卒業しよとおもってるんですが…どうかなぁ。
●ファジーさま
いや、その祖母さまと娘さまの楽しみ方こそ純粋でええなぁと思いますよ。その感覚は、どんなことにでもあることではありますが…
ヅカで言えば、ロケット(ラインダンス)なんかは、最近何となく気恥ずかしいだけで…
いつまでも新鮮な気持ちで接する…難しいことですわ。こんな記事にも…コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2011年1月12日 (水) 15時56分