防火水槽 44 ■ 城東区今福南2-8−19
今までは四角いスタイルのものばかりでしたが、今回紹介するのは丸形です。
じつはこの物件、半年前に見つけたものなんですが、「これは…井戸やったんかも」という思いもあってそのリストから外していたのですが、先日、ネット上で現:明治大学生田キャンパスの“陸軍登戸研究所”を紹介してはるサイト(kanレポートさん)にこれとほぼ同じの防火水槽を見つけましたので、この物件、第44号と認定することにしました。
この物件があるのは寺か神社かという風情の旧家のそばで、ちょろこい防火水槽では役にたたんということでこういう大振りの物を設置したのではないかと思います。その大きさは…google mapの航空写真でも確認できるほどです…と言っても直径180cmほどでしたが。
ホントは防火水槽に認定したものの、やっぱりこころのどっかで「…井戸かも」な思いは消えませんが、ま、良しとしてください。
ついでに「これは…どやろ?」と思っている物件がもうひとつありまして。
生野区勝山4で見つけた左の写真のヤツ、これ、ひょっとしたら防火水槽ではないかと思ったのでした。最初は「餅臼か?」と思いましたが、持ち運びできる大きさではない上に、取っ手となる凹みがないので違うということに。
次に「手水鉢や」と思ったのですが、写真を良く見てもらえばわかるのですが、下部に穴が開いているみたいで、木片で閉じられています。排水溝付の手水鉢というのもあまり聞かん話ですので、これは…洗面器みたいな使われ方をしてたもんなんでしょうかね。用途不明のこの物件は…たぶん防火水槽ではないでしょう。なにかこの物件についてご存知の方おられましたらお教え頂けませんか。よろしくお願い致します。
(於:城東区、生野区) 発見順の認定番号がズレてしもた…ややなぁ。
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コメント
荒川さんの前にコメントするのは非常に恐縮なんですが、以前私も今福と似た様なものを珍しく私の住む地域で見つけました。これよりは小ぶりですが。
私は「もしかしたら土管の輪切りかなぁ?」と思ったんですが、防火水槽なんでしょうかね?
一度、見て頂きたいです。
投稿: ナムダー | 2010年12月15日 (水) 21時29分
おはようございます~♪
確かに、言われてみれば ・・・・
しかしなぁ~?? という思いも・・・・
もし防火水槽ならば、まさに目から鱗って感じですなぁ。
投稿: 啼兎 | 2010年12月16日 (木) 04時17分
わたしも京都で見たことあります。何かを作るための石臼だと思うですが、検索しても分かりません。いったい何なんでしょうか。
投稿: つきのたぬき | 2010年12月16日 (木) 07時26分
玉搾り機というものではないか? よく分かりませんが。
投稿: つきのたぬき | 2010年12月16日 (木) 09時00分
●ナムダーさま
この今福スタイルのは中河内にもありましたか。でも小振りやったら…土管(ヒューム管)かもと思ったり。私も以前、豊中で「丸い防火水槽見つけ」と思って中覗いたら、底がないヒューム管の輪っかだったということがありました。中河内のそれは…どうなんでしょうかね。
●啼兎さま
…いやいや、ウソですけど半分本気?、いや、ウソですよ。
ですよね〜やっぱり“防火水槽に認定”は早まったんでしょうか…って、そんなん思うの嫌やから「これは防火水槽ですね!」の書き込みをお願いしときます
●つきのたぬきさま
下の“勝山スタイル”の、京都にもありましたか。ということは、それなりにあちこちで使われていたものなんでしょうね。
で、“玉搾り機”ですか?
初めて耳にするコトバ、ネットで調べてみただけですが、この物件、それかもしれませんね、確かに。この臼を使って油を搾っていた様に思えてきました。場所的には…綿実油ってところでしょうか。さすがつきのたぬきさんですね。
別の話ですが、御サイトの“寝屋川”シリーズ、面白く読ませてもらってます。とても興味をそそられる場所ですね。
皆様早々にコメント付けてくださいましたのに、レスが遅くなってすいませんでした。
投稿: 山本龍造 | 2010年12月16日 (木) 21時49分
こんばんは~♪
(o゚◇゚)ノあぃ これは防火水槽ですっ!!
・・・って?
投稿: 啼兎 | 2010年12月17日 (金) 01時17分
啼兎さま
。
。
でしょ!。すっきり
ってムリからに言ってもらってもなぁ
アホなウダにお付き合い御礼です
。
投稿: 山本龍造 | 2010年12月17日 (金) 15時37分
丸いのもあるのですね。
みなさんが盛り上がっている輪の中にすっかり乗り遅れてしまいましたが、私も「参加している感」をちょっと感じたかったので、遅ればせながら。
投稿: 荒川防火水槽研究会 | 2010年12月18日 (土) 00時12分
荒川さま
>>丸いのもあるのですね。
ですか…。
われわれは待ってるんですよ、本家本元荒川さんのひとこと「丸いのもあるんです」のひと言を。
じゃないと…やっぱり「ホンマはちゃうんとちゃうか…」と悶々な気分が続き、ええ年を迎えられんのですが…
やっぱり“丸”は×かもですか…
コメントおおきにです。
ナムダーさんが書き込んでくれてはる様に、防火水槽に関しては特に“まずは荒川さんにひとこと”なんですよ、世間は。
いやホンマ。
投稿: 山本龍造 | 2010年12月19日 (日) 01時56分
今福の円筒形の物件は土が詰まっているようですが、底はあるのでしょうか。
先日、大津市内で初めて発見したコンクリート製の円筒形防火水槽は、直径93cm(内法79cm)、深さ53cmで、底部付近の側面に排水穴がありました。住んでおられる方から戦時中、防火水槽として使っていたという証言も得ています。
今福の物件に底部があれば、大型の防火水槽の可能性は高いと思います。
投稿: kinsan | 2010年12月20日 (月) 08時11分
防火「壺」水槽もあるくらいですから、丸い防火水槽がないはずがありません。色んな防火水槽が発見されて、防火水槽的世界が広がっていけばうれしいです。
それから、防火ネタのときはもう少し早うにコメントするようにします!
投稿: 荒川防火水槽研究会 | 2010年12月21日 (火) 00時19分
●kinsanさま
そうなんですよねー、“底があるか否か”そこが判ればすっきりするんですがね。で、何です?排水口の有無も防火水槽か否かの判別要因になると。なるほど。
またついでがあったら、チェックすることにします。
●荒川防火水槽研究会さま
本家本元荒川さんのお墨付きを頂いた?と解釈しました!。スッキリ!!。
ま、書き込みはお気楽にお願いしときます。普通な防火水槽がほとんどですので…書き込み頂くのはとっても嬉しいのですがお忙しいでしょうしね。
お二人ともこれからも“判定”、よろしくお願い致します。
投稿: 山本龍造 | 2010年12月21日 (火) 20時48分