業界団体の会館 32 ◆ 大阪料理会館
“くいだおれの街”…ってコトバで大阪を表現することがええのかどうかはよくわかりませんが、ま、そう言われているわけで、そんな街に必須な(?)会館がありました。その名も“大阪料理会館”。「飲食業界の会館なんやろな」と色々調べましたら、まぁどうもその通りみたいで、“大阪府料理業 生活衛生同業組合”という日本料理を生業とする業界団体がここに事務所を構えているということが確認できました。花外楼や吉兆などが構成員ですから、権威ある(?)老舗料亭中心の団体の会館ということの様です。何となく写真にある文字の雰囲気にも、その歴史と品格が感じられますね…って、ただ、ちょっと古い雰囲気が漂っているだけかもしれませんが。いらん主張がないこの会館の佇まい…まさしくほんまもんの日本料理に通じる美学を感じたのですが…って、ほんまは、“ほんまもん”なんて、知らんのですけどね。
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コメント
こんにちは 権威ある老舗料亭ですか。
私が「料亭」で思い出すのは、ミナミにあった「恵川」の女将 尾上縫さんです。一介の女将にトップ銀行との取引を背景に、他銀行も競って述べ2兆7000億も貸し込んだ信用創造詐欺事件です。
船場吉兆の様なチンケな事件でなく、小説「女帝」のモデルともなったスケールのデカい女将でした。
その後一気にバブルの崩壊が起こり、日本経済は未だに立ち直っていません。
投稿: 難波のやっちゃん | 2010年12月14日 (火) 16時02分
難波のやっちゃんさま
あーありましたねぇそんな事件。
“尾上縫”さん…ちょっとwikiで調べてみてたら、
『職業:実業家、霊媒師、詐欺師』
となっていて…何とも言えませんね。
しかしながら『2兆7000億』って…もうわけわからんくらいのお金が絡んだ事件やったとは、ちょっと忘れてました。
確かにこの事件を思うと、何か船場吉兆さんがやらはったことって“チンケな事”に思えますね。しょぼ。
ま、いずれにせよ、私にはちょっと“料亭”は…縁がなくて語れませんでスンマセン。
あの頃から金融機関が潰れはじめたんでしたよね。
コメント有り難うございました。
投稿: 山本龍造 | 2010年12月15日 (水) 10時12分