京のカメレオン町名看板…
京の町名看板と言えば、“仁丹”が定番ですけど、どうも違うバージョンがご覧の通りさっぱり読めん状態になっています。ま、サビ錆になってる町名看板も時折見かけますが、ここまでサビ錆になってしもてるのは…はじめてですなぁ。
…とか思いながらよく現場を見ますれば、この焼き杉板っぽい外壁、木目を印刷したブリキ板でではないですか。
ってことは、昔からこんな風情やった訳ではないということですが…ここに改めて設置してからこんな風に劣化したのか、すでに劣化してたのをここに掲げたのか…‥・。何となく後者の理由を想うのですが、それってよそモンの京都人に対するイメージですかね。しかしながら、何とも溶け込みすぎてますなぁ。
(於:京都市上京区下柳原南半町) 看板には“上ル・入ル”表記の住所が書かれている様。
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コメント
こういうのをワビサビって言うのか?
投稿: 仁 | 2010年11月 7日 (日) 11時56分
この町名板は、ずっと以前からここに貼られていたのでしょうが、外壁の改装時に除去せずに再び掲げられたのでしょうね。京都人の生真面目さや行政(お上)に対する気配りを感じさせる逸品です。
投稿: ファジー | 2010年11月 8日 (月) 09時58分
● 仁さま
そう言えば表千家裏千家の庵あたりやったのでワビサビかも…って、いやいやただのサビサビでしょう。
●ファジーさま
お上に対する気配りと…なるほどです。京都人の真面目さは、いわゆる“真面目”とは、違う気もしますが、どうでしょうか?
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2010年11月 8日 (月) 22時43分