京のカメレオン町名看板…
京の町名看板と言えば、“仁丹”が定番ですけど、どうも違うバージョンがご覧の通りさっぱり読めん状態になっています。ま、サビ錆になってる町名看板も時折見かけますが、ここまでサビ錆になってしもてるのは…はじめてですなぁ。
…とか思いながらよく現場を見ますれば、この焼き杉板っぽい外壁、木目を印刷したブリキ板でではないですか。
ってことは、昔からこんな風情やった訳ではないということですが…ここに改めて設置してからこんな風に劣化したのか、すでに劣化してたのをここに掲げたのか…‥・。何となく後者の理由を想うのですが、それってよそモンの京都人に対するイメージですかね。しかしながら、何とも溶け込みすぎてますなぁ。
(於:京都市上京区下柳原南半町) 看板には“上ル・入ル”表記の住所が書かれている様。
| 固定リンク | 0
「京都ネタ」カテゴリの記事
- 吹雪くきぬかけの路、午後4時18分。(2025.02.05)
- 物集女町、午後4時21分。(2024.10.16)
- 昭和なプラ看板 314 ● KSL 京都シヨップリーグ(2024.08.14)
- 自転車4台後ろ姿の図(2024.07.17)
- マメツゲ、藤棚のフジの幹の隙間から生長する図。(2024.06.29)
「町名看板」カテゴリの記事
- 無町名無丁目無番地な横沼町二丁目4(2025.03.16)
- むかし布施市横沼二丁目11、いま東大阪市横沼町二丁目7-10。(2025.03.05)
- むかし大瀬町◯○○、いま小路東三丁目16-3。(2025.03.04)
- むかし恩智町◯丁目5**番地、いま恩智北町二丁目135。(2025.03.03)
- むかし中川町二丁目35番地、いま中川五丁目2-1。(2025.02.09)
コメント
こういうのをワビサビって言うのか?
投稿: 仁 | 2010年11月 7日 (日) 11時56分
この町名板は、ずっと以前からここに貼られていたのでしょうが、外壁の改装時に除去せずに再び掲げられたのでしょうね。京都人の生真面目さや行政(お上)に対する気配りを感じさせる逸品です。
投稿: ファジー | 2010年11月 8日 (月) 09時58分
● 仁さま
そう言えば表千家裏千家の庵あたりやったのでワビサビかも…って、いやいやただのサビサビでしょう。
●ファジーさま
お上に対する気配りと…なるほどです。京都人の真面目さは、いわゆる“真面目”とは、違う気もしますが、どうでしょうか?
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2010年11月 8日 (月) 22時43分