三条京阪、篠田屋。

小振りの昔ながらなどんぶり鉢で出てくる中華そばは、油脂のギトツキゼロ、和風な味わいのそれには最初からコショーがかかっています。右のカツカレーっぽいのは、見た通り片栗粉でトロミを付けた感じでネギも入っており…カレーうどんのルーがご飯の上にかかっているという感じでしょうか。名を『皿盛』と言います。前者450円、後者600円也。その素直な味わい、何と言うか、肩凝らんというかあれこれ考えることなく胃に収まる感じが…いいなぁ。
足元を見ますれば、もう当然の様にかわいい色付タイルの模様があって、店の一部がちょっと沈んでいて天井からの光は素っ気ない40wの蛍光灯。テレビもラジオも鳴ってません。大繁盛なのに、話声は店員さんの声だけ。でもその雰囲気はクールでなくて落ち着いた普通な感じ。外へ出るとこのコカコーラの看板が目を引く妙さが…たまりません。コーラなんて全然似あわないし、おしながきにも載ってないのに店舗と看板、見事に共存しているこの外観…ニッポンって感じがするなぁ。
三条京阪、京阪電車が出町柳まで伸びて地下を走り、浜大津へ行く路面電車も地下鉄に変わってあの何とも風情ある趣きはすっかり失われてしまったけれど、ここだけは…ずっと一緒のままなんでしょう。久々に訪れた篠田屋、やっぱりええ感じで美味しかったぁ。価格も今日的…もっと自分の中での好き度上げるべき名店やったんやな。また行こ。
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コメント
自分も昔の終着駅だった三条駅が好きでした。
っていうか、鴨川の川べりを走るのどかな景色も。
三条駅近辺にこんなお店があったんですね。
京都へ行って困るのは、他ならぬ「食事」。
いいとこ教えてもらいました。
投稿: ぽんぽこやま | 2010年11月19日 (金) 02時44分
ぽんぽこやまさま
でしょ!。あの“川べりを走るのどかな景色”を見て「あぁ、京都に来たなぁ」って思ったもんです。
まぁ“川端通り”が交通渋滞の緩和に貢献してそうなんで、仕方なかったのでしょうけれども、残念な気もしますね。
で、京都で困るのは「食事」ですか。私は京都行ったらほとんど“ラーメン”ですね。和歌山行ったらラーメン食べるみたいな感じで。ちなみにここ篠田屋の中華そばは、他店の目指す世界とはまったく別路線ですね。また行かれたら報告よろしゅうです。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2010年11月20日 (土) 08時44分