ソース 20 ▲ 大黒フルーツソース
私にとって“大黒ソース”と言えば、これ、“大黒フルーツソース”。地ソースに目覚めた30年ほど前に愛用していたソースのうちのひとつがこれでした。と言っても当時は900mlの瓶詰めで、そのレッテルの雰囲気が別にどぉってことないんですが気に入っていたというのもあったんですが…このPET入りのレッテルは何かもひとつ好きになれませんで。特に“フルーツ”の書体が…。ま、ビジュアルはともかく、いつもの定番、焼きそばにして食してみました。
うん、やっぱりねおいしい。本格的な深みを感じさせる甘さにチープさがなくて…って、まぁ、“フルーツソース”というネーミングに惑わされている気もしますが、甘さが私の好みに近い感じです。幼少の頃は、もっと甘口のモノの方が好きだったのですがね。“フルーツソース”…製造元である大黒屋のサイトを見ると、「市販されているソースはトマトベースのが大半である中、このソースはリンゴベース」という様なことが書かれていました。果実由来の甘さが、その深さということでしょうかね。
その“フルーツソース”、ですが、こんなのを見かけました。何となく同じ様な雰囲気ですが、レッテルと名前がちょっと違う、でも大黒屋の製品。これは、ご近所さんが呼んでくれたたこ焼きパーティで目にしたもの。味は…うむ、一緒って感じです。『お好みフルーツソース』か。何が違うのかと悶々とした月日が流れましたが「えい、製造元に訊いてみよ」ってことで、大黒屋さんにMailで問い合わせてみましたところ、「『お好みフルーツ』と言う商品は、
名称:濃厚ソース 原材料名:野菜・果実(りんご、トマト、たまねぎ、その他)、糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、醸造酢、食塩、香辛料、増粘剤(加工澱粉)、酒精、酸味料、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草)、(原材料の一部に大豆を含む) 製造者:株式会社 大黒屋 大阪市福島区玉川2-9-26 港工場:大阪市港区福崎
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コメント
こんばんは。先日に続き拝見いたしました。山本様の多岐に渡る造形の深さに感服しています。さて大黒ソースですが、子供の頃近くに工場が有り、友達のお父さんが勤めておりまして縁が有ります。家に遊びに行った時、一升瓶でソースをいただいた事も有りました。盆踊りの時は大黒さんの水で薄めるタイプのオレンジジュースが有りまして、飲み放題でした。近年改めて味わうと、大手メーカーとは違う風味とおいしさが有りますね。
投稿: びっくりマーク | 2011年9月10日 (土) 21時30分
びっくりマークさま
大東町の防火水槽のほかにも拙ブログを見てくれてはるんですね、有り難うございます。
しかし何ですね、幼少期に友達の家に行ったらソースを一升瓶で持たされるって…何か想像すると可愛い図ですねぇ。そのかわいさはPETボトルでは全然出ませんわ。
書き込み頂いたコメントを読ませてもらって、大黒屋さんって、地元密着の企業なんやなぁと何だかホッコリしました。濃縮を薄めるジュース…その存在も懐かしいですね。私はあんまり飲んだ記憶がないのですが…トリスコンク!、あれは飲みましたわ。
HPを見ますと今は酎ハイ用のシロップに変身してるみたいですね。
懐かしいええお話しを…有り難うございました。
投稿: 山本龍造 | 2011年9月11日 (日) 18時22分