一見小ビル、屋根だけ神社仏閣風…
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「まだやってはるねんなぁ」と前を通るたびに思っていた八尾乳業さん、今日前を通ると…なくなっていました。瓦礫の中に転がる1リットルの牛乳瓶…何とも言えんさみしい光景です。
幼少の頃“牧場から家庭へー八尾牛乳”と書かれた配送車を時々見かけた程度で、飲んだ事もなく、店頭で見かけた事もなく、「マイナーながらやってはるねんなぁ」とひそかに(気分だけ)応援してたけど…やっぱりこのグローバリゼーションの流れの中では厳しかったんかなぁ。数年前に牛乳の生産をやめ、喫茶店向けのコーヒーフレッシュなどを手掛けているという記述をネットのどっかのサイトで読んだのですが、それを探し出すことができませんでした。
ま、ひょっとしたらどこかに移転して頑張ってはるのかもしれませんね。冷蔵庫の写真は、布施のある喫茶店前で2003年に撮ったものですが、今もその中に八尾乳業の製品が入っていたら、まだやってはるということですかね。ついでがあったらちょっと覗いてみることにしましょう。まぁ、それでも、この転がる牛乳瓶の姿を見る限り…どうかなぁ。
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な〜んか変わってるなぁ、この木。何となく“フラダンス”やってるみたいに見えるねんなぁ。頭部は葉っぱをかぶり、下半身もちゃんと衣装を身につけてる感じ。いや、腕と手の感じはチアガールの方がイメージ近いかなぁ。
…って、まぁ、フラに見立てるまでもなく、やっぱり変わった木。何でかと考えてみたら、この枝である部分が幹ほど太いってのが最大の変さなんかもしれませんな。幹の上部を切られて、枝が「がんばらなアカン!」と太なってきたんかなぁ。ま、おもろいから、これでええんやけどもね。
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“トラック”というコトバから受ける印象とは随分違い ひっそりと佇むといった風情のこの会館、大阪府トラック協会・浪速南支部の事務所やということです。ま、それだけ。これが“ドラッグ会館”やと、もうちと色々空想も広がるんやけどな。
(於:中央区) 10月9日はトラックの日(過去記事)やった。
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デフレ経済の波に呑み込まれて苦戦してた吉野家やけど、ようやく“牛鍋丼”で盛り返しつつあるみたいで嬉しい限り。すき家の(低価格の上の)バリエーション三昧のトッピング戦線に巻き込まれて「吉野家よ、お前もか」な気分やったけど、この牛鍋丼以降、トッピング戦略、止めはったみたいに思うんですが…やってる店舗もあるんか否か知りませんが、どうなんでしょ。
やっぱり青春の思い出のひとつは、“吉野家の牛丼”なんです。それは…私だけじゃないはず。「吉野家の牛丼は旨いけど、飽きるな」な連れの(無責任?)発言に「ホンマに飽きるんか!」と、吉牛朝昼晩朝昼と、5食続けたり、2週間で17回食したりしましたけど、「飽きませんでしたで」と。「空想でモノを言うな」って気分で食して、いま思えば「吉野家の牛丼は飽きん」という“結論ありき”で人体実験した様にも考えられえるなぁ。
アカン、サラッと流すつもりのネタやったけど、ついつい熱なりますわ「我が青春の吉野家」ネタは。
あれこれ吉野家の牛丼に対して熱く語ったものの、やっぱり「待ってました!」って感じですよ、並盛280円の“牛鍋丼”は。なか卯の和風牛丼より70円安くて、増量剤的役割の糸こんにゃくがなか卯より少なくて良心的…とは言え、結局、吉野家もデフレの流れに逆らえんってことですな。
“デフレの象徴”として、よく“牛丼”が取り上げられますけど、皆さんの職種は…どうですか?。どう考えても“牛丼の比やないで”ってくらい、価格叩かれている業種も多いと思うんですが。私もそんな業種のひとつに生きるひとりやないかなぁ…って、いやホンマ。キツイですなぁ。
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長年お世話になっているある画廊の30周年展が始まっている。30年続けてきはったという事を色々考えてみたら、30年前にここのオーナーがこの画廊を開きはったお陰で、今の自分があるという事実に気づいた。詳しく書いたらキリがないくらいにあれもこれも、この画廊と、画廊主が私にもたらしてくれた良き出会いが元になっている…有り難いなぁ。まぁ、本当のところは、この“画廊30周年”という節目のお陰で「あれもこれも自分の実力やと勘違いしてたなぁ」ということにようやく気づいただけとも言えるけども。「色んなひとに生かせてもろてるナ…」、最近になってちょっとずつそのことに気づきながらも、まだまだエラソーな自分もおるわけで…修行が足りませんわ。
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以前の記事“ユータン、可哀想…かなぁ?”以来、どんなヤツやねんと探し続けた“ユータン”、ついに見〜つけた。
かなりなんぎなヤツなんやろと想像してたんやけど、ちょっとがっくりかも…こんなゆるゆるキャラやったんか。こんなもんが和歌山あたりまで進出してるとは…不況なんやなぁ、キャラ業界も。
湯桶、湯たんぽ持参の温泉タマゴでゆうたんか。進入禁止にされて…ゆるキャラに見えて悪モンやとは知らなんだ。
皆さんもあんまり近寄らんほうがよろしいで…って、キャラ薄すぎて気づきもせんでしょうけどな。
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何かと“復刻版”の多い昨今ですが、この夏、100円自販機でこんなん見つけました。パレード/ミルクセーキ 。
“あの頃、誰もが飲んだ”のコピー通り、私もね、よー飲みましたわ瓶入りのミルクセーキ。さ、どんな味やったかなぁとコップに注いで…あ〜透明瓶に入ったあのミルクセーキと同じ色合い。さっそくひとくち…「うっ、甘〜ぃ」。
ミルキーをシャブシャブにしたかの様なと言うか、“駄菓子の液体版”的この味わい…そういやこんなんやった。けど、何でこの味をとっても好んでいたんかは…今となっては解らんなぁ。考えてみたら牛乳嫌いの私が何で好んで飲んでいたのかもちょっと謎ですな。
どこか昔の“ファンタ”を彷彿とさせる“パレード”の商標、最近見かけなくなりました。子供心に「同じ名前やのにあっちこっちの会社が作ってて変わってるなぁ」と思ていましたら、その説明も缶の裏面に記されていました。要約すると「外資飲料メーカーに対抗するため昭和40年、中小の飲料会社約80社が統一ブランドとして“パレード”を立ち上げた」とのこと。やっぱりそういうことやったんですね。余談ですが、お子様向けのシャンペン風飲料“シャンメリー”も、同じ様な共通ブランドみたいです。
じつは、瓶入りのパレード/ミルクセーキも持ってはいるんですが、もう随分前にもらったもの故、飲む気になれなくて。港区は大川食品工業製のこれは、缶入りの広島産のそれよりちょっと茶色い色をしています。よく見れば、原材料も違っておりますので、多分製造元によって味が多少違うんやないかと思われます。
…てなこと思いつつ見ていましたら「…そや、子供の頃飲んだんは、“パレード”ではなかったわ」と言うことを思い出しました。確か『ハロータック』というブランドだった気がしますが…今となっては定かではありません。
あれこれ思いつつネットで調べていましたら、“Drink! Drink! Drink!”というブログを見つけました。「日本各地のジュース瓶について紹介していきます。」と記されている通り、かなり詳しく調べておられます。地ジュースや当時の統一ブランドのことなど色々解ってかなり面白いサイト。「あ〜そんな瓶も見たことあるわ」って感じで、うん、おすすめですわ。
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うちの冷蔵庫にこんな配布物が貼ってあって、何げに見てたんですけど、ん?、ここにもアヒルらしきもんいるやん!。
写真で見る限り、これもあのアヒルちゃん同様空気で膨らましてある巨大なモンみたいで…アヒルちゃん人気に便乗したパチもんか?。その割には…別モンすぎ。あんまり悪く書きたくないけど…これ、可愛いないですわ。これを見るとあのアヒルちゃんがいかに完成度高い可愛さかがわかるなぁ。でも、よ〜く見たら、ちょんまげ結うてる様にも見えるから、お相撲さんかも。中に入れる穴も見られますな。
“第22回中央区民まつり”、今月17日の日曜か、見に行こ…と思いましたけど、残念ながら終日仕事。どなたか当日、検証しに行ってみてくれません?。
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長堀鶴見緑地線・心斎橋駅のホーム、何かちゃうなぁと思ったら…あれっ!安全になってますわ。今里筋線に導入されているあの、ホームにも壁があって扉があるヤツが設置されているではありませんか。調べてみますれば、“可動式ホーム柵”というこれ、先月24日より供用されているとか。
「財政難の大阪市、こんなことしててええの?」とか一瞬思いましたけど、考えてみたら、目の前を何十キロという速度で走っているのに、壁もないというのは…何とも前近代的で危ない話ですわな。やっぱりこの“柵”付けた方がええですわ。
大正駅から順次設置で、松屋町駅ではまだ壁の部分だけしか設置されてませんでした。そんなホームには、警備員が2名…まぁ、置いておかなマズいんでしょうけども…ね。
谷町六丁目はまだ何も設置されていませんでした。この駅は今月21日から供用開始。“柵”のない状態、今が見納めでっせ。
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高松へ渡るために訪れた宇野港前に“お城”がありました。あれは…宇野城?。ワッフル状に築かれた石垣(正式には“法枠モルタル吹き付け工”)上にあるそれは…って、民家やん。
街を、港を、瀬戸内を一望できるのはええけど…ちょっと大丈夫なんかなぁ。モヒカン山にも通じる痛々しさというか違和感を覚えるし。ま、他所モンがあれこれ言わん方がええか。
(於:岡山県玉野市) 上も怖いけど、下も怖いやろな。
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“ウキウキ船さんぽ”を終え、大正から地下鉄で移動した天満橋、八軒家浜はすっかり日暮れていました。人影もまばらなその一角に、ヘルメットをかぶった一見土建屋風な人もいる妙な一団が集結しているのが確認されました。何なんでしょうかこの集団。ちょっと遠目から観察することにしました。
土建屋っぽいヘルメットは…アヒルちゃんになりきるアイテムなのか戦闘に備えてなのか、中にはアヒル印のTシャツの人も。看板には小さな文字で「大阪の街をARとアヒルで幸せ満杯にするよ!」の文字…アヒルちゃん人気にあやかった怪しい誘い文句…アヒルを教祖に見立てた新興宗教のにおいが感じられます。先のコトバ、アヒルは理解できても“AR”が…何かこの集団独自の秘密手段なのでしょうか?。
ここで語られているコトバの中にほかに“GPS”や“iPhone”“Layar”など私にとって縁遠い存在の響きの数々。てなこと思いつつ怖々見ておりますと、中のヘルメット姿の男性に声をかけられてしまいました。「山本龍造さんですよね…」。えっ…これはこれは…マイッタ!。
説明を聞き、看板をちゃんと見ると「AR=拡張現実」と記されています。帰宅後も何となくですが調べてもわからんまま。私には見えないアヒルちゃんが何や知りませんがスマートフォンではその画面を通して見えるという…はて?。私がドコモのmovaユーザーとバレ、冷笑されつつ勧誘もここで 終わり…ホッとひと安心。最後は小さい液晶上のアヒルちゃんの集合写真を撮ってはりました。
…てな話に仕立てましたが、これ、ゴリモンさん達が仕掛けたはる“勝手にアヒル応援隊” の勝手イベントのひとつ。この前に梅田や道頓堀でもゲリラ的に実験されたそうです。デジタル使いつつもアナログな私にはその仕掛けがやっぱり解らんかったんです(=解ろうとしていないな、実際は)が、何かオモロいことやって自分たちで大阪をオモロくしていこうという姿勢に感心しました。新しモン好きで、しかも勝手にやってるという点においてじつに大阪人っぽくていいですね。それに、新技術を使ってどんどん人間関係を増やしていきはるというのも、なるほどねーって感じで…リアルやとかバーチャルやとかの人間関係の垣根をあれこれ思う自分は何なんやろとか思いました。老いては…若い衆に習えってことですかね。
あれこれ思いつつも「壊れてへんのに、買い替えるのもナンダカ ナー」って感じでtwitterもできんに等しいドコモのmovaを使い続ける私ですが、デジタル機器って、そんなこと言ってては、ますます時代に取り残されていく訳で…「どっかで心持ち切り替えなアカンなぁ」とは思いつつも、ま、movaの電波が停止されるまでは、こんな日々を過ごすことでしょう。あ、 テレビも然りでアナログのまま。てなわけで「老いぼれは…ほって行かれて 当たり前」ってことで、さいなら。
(於:中央区) すれ違い。現場に“日常旅行日記”のびんみんさんもおられたとは…
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今年の“水都大阪”はどないなってんのかなと思ってましたら10月1日〜3日まで“River!リバー!りばー!”という催しがあって、でも、何やよくわからんまま、ベイ&リバーサイドパーティOSAKA2010のウキウキ船さんぽ で出される船に乗って大阪あちこち、水の上から楽しんできました。
前日の“日本酒ゴーアラウンド”のお酒が残ってて出だし遅れまくりで天満橋の八軒家浜に着いたのが11時半。「次の船は満席」と言われて12:50発の船に。「これでアヒルちゃんのいる名村造船所跡まで行けるんか」と思ってたら何のなんの、めちゃ船を乗り継がなあかんのでして、でも、そんな説明もチラシも渡されず…船着き場あたりでアンケート頼んではったおねぇちゃんに「これどうやったら行けますのん?」と訊いて冊子もらってようやく理解できて…下準備ゼロでは、あきませんなぁ。
国際会議場前港までの船の中、行き交う船に手を振るお子が大声で「お菓子持ってきたでー」と数回叫びました。「変わったこと言いやるなぁ」と思ってましたらそのお子のおかあさん「あの船担当してるのがこの子のおとうさんですねん」とちと恥ずかしそうに言いはりました。納得。向こうの船の乗組員も満面の笑みで「あとで乗ってやー」と。お父さんの働く現場も見れて…ええなぁ。
下船後、中央卸売市場まで歩き、次の船を探す…便数が思いのほか少なく、予定の大正経由をヤメ、天保山経由でアヒルちゃんを目指すことに。港ごとに次乗る船の指定券をもらわな乗れんとあって…結構不自由なもんです。
各港でも楽しめる様にイベントなどが行われていましたが、次々と船で移動…遅出故、仕方ありません。
川を下っていたつもりの船も、気がつけば海か川か解らん様なところを進んでます。そんな“水”の上から都心部を眺めますと「大阪…水都ですなぁ」って感じです。まぁ、よく考えたらたいていの都市には“湾”があるわけで、大阪だけの景色でもないわけですけども…ええわ。
天保山から港大橋を眺め、IKEAのある鶴浜で船を乗り換え、名村造船所跡地へ向かいます。航行中見える中山製鋼所が醸し出す雰囲気は…うん、陸から見る方がすごいな。
などと思ってましたら船は速度を下げました。その先に…見えますねぇ、黄色いアイツが。
久々に見るアヒルちゃんは堂々としてる様に見えました。やっぱりなんか面白くてこころほっこりするなぁ。こいつ“ラバー・ダック”って言うらしいですけど、そんな呼び名じゃ全然感じが出ないなぁ。まだ間違って呼ばれる“ひよこ”の方がその感じが伝わりますなぁ。缶ビール飲みながら、ようやくのんびりした時間を過ごせました。
最終便に乗って大阪ドーム前千代崎港へ。「えらいはやいこと運航ヤメんねんなぁ」って思ってましたけど…もうすっかり日の入りがはやくなってるんですね。仕方ないか。エンジンの排気ガスのにおい漂う船から見える大正区の夕陽は…淋し気であり、かつドラマチック。「あぁ、これもあんまり知らん大阪の光景かもなぁ」とか思いながら、“ウキウキ船さんぽ”を終えました。
の、つもりでしたが、ホントはもう一度八軒家浜に行きたかったことを思い出し、地下鉄に乗って、天満橋へ向かいました。続きは明日。
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かむなび・蔵朱・よしむら(敬称略)の日本酒卍固めの3店が中心となって開催される『日本酒ゴーアラウンド』へ今年も参加してきました。
2010年の今年から略して『NG☆A2010卍』と表記(?)されているこのイベント、500円で売っているこのバッジを前もって参加店にて購入し、衣服に付けて「10月1日は日本酒の日」を世間にアピールしつつ、このイベントに参加してはる大阪市内の料飲店を巡ると、1店舗につきそのお店おすすめの1杯お酒が頂ける(+300~500円の突き出しをもらう)というスタイルのこの催し、年々参加店が増え、今年は24店舗に。さすがにこれを全部回るという訳にはいかん訳で、今年は「あの店行こか、ここにしよか」と決めつつ回りました。その数6軒。もっと回ったかなぁと思うくらいこれでも酔いよい。しかし…楽しかったなぁ。
何が楽しいって、その、まぁ色々あるんですが、やっぱり各店舗で待機してはる蔵元さんや杜氏さんという造り手の皆さんとお話しさせてもらいながら、その考え方、お人柄を肴にそのお酒を味わうことができるという、この点ですね。会ってお話を聞くと、やはりついつい「この蔵、応援しよ」って気分になるもんです。
そうそう、「参加した」というのは、ちょっとウソで、本当はにゃあ&ワンさんに連れて行ってもらった様なもんで18時から始めて行ったお店は、以下の通りでございます。
先にも触れました通り、やはり蔵元関係者とお話しできるくらいの混み具合のところが、何とも楽しく時を過ごせました。「かむなび」では、社員杜氏として頑張る“開春”、山口竜馬氏の純朴な人柄に隠された努力を惜しまない態度に「ええぞ!今の20代30代」と思ったり、「あじあん」では“十旭日”のお方の「今期より蔵元家族だけで酒づくりを始めます」というコトバに思わず気持ち入って応援したくなったり、「いっせい」では“川鶴”蔵元の「7つしか残っていない香川のお酒を何とか広めたい」という熱い思いに、めちゃ頑張ってほしいという気持ちがわいたり…“尊尊我無”と“蔵朱”では蔵元関係者とお話しできず残念な思いをしましたが、最後に伺った「介」で、“花巴”次期蔵元であり杜氏の橋本晃明氏と色々お話させて頂いて大変気分が盛り上がったのでした。
あれこれ“花巴”の各銘柄を味わって最後、「一杯2,000円也」の18年モノの純米大吟醸生酒古酒を皆で分けて呑んで…感動しましたぁ。色に例えるとわたし的には“紫”なそのお酒は、「味わい深いのにスルッと喉をとおって…でも主張もやんわりある」って感じでしょうか。美味しかったなぁ。訊けばそのお酒こそ、先々代の杜氏、我らの但馬杜氏“藪上長一”さんが醸したお酒やと言うではありませんか。こういうかたちであのお方が造ったお酒が再び呑めるなんて。うれしかったです。あ、そうそう、いま醸されているお酒も昔のも、やはり同じ酒質を目指してはる様で、酸味が乗った太く甘めの味わいで、私好みでした。
「ぶいはち」で“金鼓”も呑みたかったのですが、ちょっと体力的にも時間的にもダメ…ってことでここで終わりに。たぶん一人当たり四合ほど呑んだでしょうか。弱なったなぁと思いつつも、よく呑んだもんです。今回呑んだ銘柄ででは、“川鶴”と“花巴”以外は、私にはちょっと苦味や渋味を強く感じたのですが、これは最近の日本酒の流行の傾向なんでしょうか?。まぁ、たぶん同行させてくれたにゃぁ&ワンの嗜好がそういう味で、そんなお酒を提供するお店をチョイスした結果かとは思うんですが。どうも私の舌が平均以上に苦味、渋味に強く反応するみたいやということを付け加えておきます。
なかなかパッとせん日本酒、そして大阪。そんなこの地で「ひと様に頼らんと、自分たちで楽しく盛り上げようや」という心意気をこのイベントにとても感じました。“日本酒卍固め”の皆さんに習って、自分も嘆く前に自らの手で世間と楽しくやっていかなあかんなぁ…そんなことをも思わせてくれるNGA2010。企画された方も参加された方も同行してくれたみんなも、ほんまおおきにでした。アテも…当然美味しかったです。ごちそうさん。
(於:大阪市中央区、都島区、北区、福島区、西区) ゴメンね金鼓さん。
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