月組公演“ジプシー男爵/Rhapsodic Moon”
オープニングからしてかっこええわぁ、体型も含めて(?)何とも堂々と心地よい深みを軽やかに演じてはって…霧矢大夢さんは3番手時代からですが風格があってスカッとしますわ。歌もうまいしね。
やっぱり最近の月組は“霧矢大夢さんのためにある”という感じでしょうか。正直申しまして魅力ある登場人物がひとりというこの演目、今の月組ならではやなと思いました(=宙組では考えられない)。こういう言い方をするのもなんですが、やっぱりここの2番手3番手はなんか(私には)ちょっとまだ全然魅力なくて。“若くで抜擢”もええんですが、まだ、もひとつかも…な感じ。ま、その道の専門家がこの龍真咲さん、明日海りおさんを押してはるんでしょうから、きっとええもんもってはるのでしょう。ですから私の目が節穴ってことやとは思うんですが。こういう大抜擢も100周年の時の布石なんかもしれませんね。その流れの中でちょっと“はじき飛ばされた感”のある青樹泉さんが気になるところ。顔小さくて抜群のスタイルやのに、その扱いが5番手か…ま、前半のミュージカルでは、それなりの役をもらってはったから良しとしましょうか。もうちょっと表情にゆとりを感じることができたら、もっと気になるひとのひとりになるでしょうなぁ。あの“大坂侍”で見せたコミカルさ…懐かしいですわ。
2部のレビューは…そつなく上品にまとまった感じでしょうか。ま、こちらもやはり“今の月組”な感じでした。
ちょっとこの夏、ヅカ観劇しすぎました。で、あれもこれもと見た中で、誰がいちばん心に残ったか? これが不思議と、酷評してしまった出し物“銀ちゃんの恋”のヤス役、北翔海莉さんやったなぁと思ったり。(私にとって)もひとつな出し物の中でもその存在感と演技が光る…やっぱり、この人ええなぁ。あ、今回は月組の話でしたね。ま、氏も“元・月組”ってことでひとつお許しを。
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コメント
きりやん、よろしいでっしゃろ。
泉州は岸和田出身ってのもお気に入りの理由のひとつです。
きりやんの初舞台のラインダンスから見てますんで。
若手抜擢もいいですけど、やはりそれなりの学年の人がトップになったら安定感がありますよね。
ちょっとご無沙汰してますんで、そろそろまた見に行こうかと、読ませてもらってたら行きたくなってしまうじゃありませんか。
投稿: ぽんぽこやま | 2010年9月15日 (水) 18時43分
ぽんぽこやまさま
そうでっせ、行かなあきませんで。やっぱりこの府境は大劇場の入りにも現れているみたいに思いますので。ぜひ観劇して周りの人に「きりやんはなぁ、わしと同郷でんねん、はは」と自慢して…はダメですね。
コメント毎度おおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2010年9月16日 (木) 10時34分
こんにちは!!
すごくステキなブログですね!
私は霧矢さんファンですが、貫禄ある実力派が
好きです☆
またちょくちょく読ませて頂きます。
よろしくお願いします~
投稿: つん | 2011年4月17日 (日) 19時00分
つんさま
はじめましてようこそアホげなブログにお越しくださいました。
雑多なこと記しています拙ブログですが、タカラヅカ関係の記事にコメントを付けてくれはるお方はホンマ絶無で、なんと粋狂な…とか何とかウソです。
霧矢さんはホンマええですよね、貫禄あって実力あってオモロくて小柄でも存在感があって。それに釣り合う2番手3番手が現れたらもっと霧矢さんの魅力も増すことでしょうね。
ホンマ役に立たんブログですが、今後もお付き合い頂ければさいわいです。コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2011年4月17日 (日) 23時38分