但馬牛まつり内“酒まつり”へ
但馬牧場公園で毎年開かれている“但馬牛まつり”、そこで行われている“但馬杜氏・酒まつり”へ今年も行ってきました。
現在活躍する但馬杜氏46名が47蔵で醸したお酒すべて(各蔵1銘柄)が味わえるという…って、毎回同じ様なこと書いてますんで、その辺のことは過去の記事を読んでもらいまして、年々本数が減って行くのが寂しい限り。とは言え、このイベント、普通の人にも日本酒マニアにとってもやっぱり凄い面白いと思うんですけど、何故かあんまり県外から来る人が少ないみたいで、とても残念。蔵元や社長からお酒を注いでもらって…という試飲会は数あれど、この造り手である“杜氏さん”から話を聞き、人柄を感じてそのお酒を呑むというのは、滅多にない機会やと思うんですがね。勿論皆さんイチ押しのお酒を並べてはるわけですから、どれも美味しい!それぞれに。ただ、あれもこれもと呑むうちに酔いよいになってくるのが、ちとシンドイというのは、ありますな。
今回「おもろいなぁ」と思ったのは、全国新酒艦評会、金賞受賞酒コーナーでの試飲。全部で7銘柄あったのですが、すべて味が違う…毎年こんなに味が違ったかなぁ。「正解はひとつ」なモンを金賞酒には感じていたのですが、違ってきてるんでしょうか。ちなみに金賞受賞酒を以下に記しておきます。
- 月桂冠 内蔵 “月桂冠” 京都市伏見区 杜氏:小林壽明
- 斉藤酒造 “英勲” 京都市伏見区 杜氏:森口隆夫
- 田中酒造場 “白鷺の城” 兵庫県姫路市 杜氏:岸 進
- 宝酒造 白壁蔵 “松竹梅” 神戸市東灘区 杜氏:三谷藤夫
- 山陽盃酒造 “播州一献” 兵庫県宍粟市 杜氏:中井増時
- 田治米 “竹泉” 兵庫県朝来市 杜氏:中西 亨
- 亀齢酒造 “亀齢” 広島県東広島市 杜氏:西垣昌弘 (敬称略)
この会では、銘柄、醸造元、杜氏さんの名が記されたリストが用意されていますので、「あ、あの杜氏さんは今、○○酒造にいてはるんか…」とか、マニアにはたまらん情報源になったりすると思います(=私だけ?)。
我が大阪の酒ですが、高槻は摂津富田の『清鶴』と『國乃長』の2銘柄が並んでました。大阪と言えば、その昔ほとんどが但馬杜氏による酒づくりだったことを思うと少なくなったもんやとも思いますが…って、蔵元自体が10数蔵しかない現状を思うと、こんなもんなんかもしれません。
先にも触れましたとおりこのイベント、10年後、20年後にあるかと言えば…どうでしょうかね。今のうちに体験しておかなければ勿体ないですよ、来年も9月下旬にあるはず。ぜひ、行って見て感じてください。湯村温泉も近くでええですよ。
※参考記事
2007年の訪問記は「おやっさんの、但馬へ」
2008年の訪問記は「但馬杜氏“酒まつり”へ」
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