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2010年8月 7日 (土)

とことん船旅3:柳川・川下り

 とことん船旅の3日目は、定番の“柳川 川下り”。確か…中学2年の時に連れ5人とこれを楽しんだはずなんですけど、その時の記憶が全然甦らなくて。けど、何ですねぇ、中学生で川下りをしたいと思った私…渋いガキというかジジくさいというか…。あ、水車のある風景にも憧れてましたな。
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 松月乗船場から柳川観光開発の舟に乗り込み1時間強の船旅の始まりです。乗船場で「川があって柳があるから“柳川”か」と思っていましたら、本当にそうだとのことでした。
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 城水門を抜け、元・柳川城の内堀へ。左の写真の様に細い門と橋が架かる箇所が何ヶ所かあり、そこを通る時こそが何とも手漕ぎの船頭さんに運んでもらってるなぁって感じ。妙に民芸調のしゃべり口調の説明を聞きながらのんびり川を下って行きます。真ん中の写真は、生活に川の水を使っていた名残、右のは醤油蔵。水に恵まれた土地なんでしょう…と思いますが、水は緑色で透明感はありません。ま、地下水が豊富なんでしょう。
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 暑い1日でしたが、適度に風が吹き、木陰が多いので、思ったより快適に舟で巡る柳川を堪能でできました…と言いたいところですが、沖の端というところで下船後は、あまりの暑さとへとへとさでぐったり。地場のスーパーマーケットに駆け込みしばし店内の冷気に癒されました。しかし何です。やっぱり物価が安いですなぁ。魚介類も見なれんのもいっぱいあって色々買ってみたいのはやまやまですけど、この暑さではそうも行かず…で、近くのかんぽの宿・柳川へ食事と、温泉浸かりに行きました。
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 食した料理色々。いちばん左のはイソギンチャク。歯ごたえコリコリですが馴染みないお味で…クセのある味わい。で、うなぎ。こちらも何と申しましょうか、ちょっと野性味のある味わい。「山椒でもないんかなぁ?」と思いましたがそういう薬味もなく、かかってもいませんでした。そこで思ったのは、「そのもののもつ個性を尊重する地域性なんかな」ということ。そんな感覚は、対人間にも感じられたのですが…如何でしょうか? サンプル少なすぎますね。
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 見晴らしの良いレストランでの食事中、この様に少年らがどこからか出てきて、水路で泳ぎ始めました。時折こっちを見ては手を振って…何ともかわいい。中学生くらいでしょう。お店の人が言うに「あぁあの子らは毎日ああやって遊んどりますわ。親も何も言わんしね。この辺にはまだ野生児がいます」とのこと。何かちょっとこっちまでうれしくなりました…というか、妙に“安心”しました。
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 長々とウダウダとすいませんでした。こういう観光資源を持つ自治体は、きっと豊かでしょうし、こころも豊かになるんではないかいなぁとか思いつつ、バスに乗って柳川を後にしました。

(於:福岡県柳川市)人気ブログランキングへ 柳川を ひっくり返すと 川柳や

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コメント

柳川いいですね。九州もあちこち行ったつもりなんですが、ここはマダ行ったことないんですよ。近江八幡より野生味ふんだんで趣きありますね。機会があれば是非・・・。

投稿: ファジー | 2010年8月 9日 (月) 23時13分

こんばんは。

このシリーズ、いつもと違う記事ですね。
写真の雰囲気まで違いますし。
また違った山本龍造さんが見られて良いと思います。

イソギンチャクは食べたことがありません。
クセがあるんですか。出てきても食べんやろなあ。
ホヤぐらい想像できんと逆に食べられるんですが。

投稿: びんみん | 2010年8月10日 (火) 01時22分

●ファジーさま
野生児たち出現のお陰(?)で、野性味ある観光地に見えたりしましたかね?
でもまぁ、確かに近江八幡よりそうかもです。
狭い日本でもやっぱり地域性があって…やっぱり旅はたまにするもんやと思いました。

●びんみんさま
ですよね。取り上げ方も口調も違いますしね。“アホげ”を愛でてくれてはる方たちには「ちょっとスンマヘンなぁ」な気もあるんですが、びんみんさんの様に思ってくれはるひともおられてひと安心です。
で、イソギンチャク。
やっぱりね、ある種の“勇気”がいりましたわ。で、最後まで「これイソギンチャクやしなぁ」って思うとどっかに“呑み込む”って感覚があって。ま、郷に行けば…で、完食しましたよ。
こういう経験も、旅の醍醐味…ですかね。

おふたりともいつもコメント有り難うございます。

投稿: 山本龍造 | 2010年8月12日 (木) 10時47分

柳川って日常的に「くらげ」を食しているそうですが、くらげは出てきませんでしたでしょうか。

投稿: ぽんぽこやま | 2010年8月12日 (木) 15時26分

ぽんぽこやまさま
“くらげ”ですか。いや、出てきませんでした。ある意味、くらげじゃ話題性に乏しいということで、出してはらへんのかもですね。
地域による違いを楽しめるか苦痛に思うかで、旅の楽しさは違ってくるでしょうね。
コメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2010年8月12日 (木) 23時12分

こんにちは。しばらくです。
私も船旅大好きです~

釜山行きの船は18年前くらいに(爆)乗りましたねぇ~
神戸発で現地1泊船中2泊のツアーで1万5千円という破格でした。

阪九フェリーでこんなツアーがあるんですよね。
http://www.han9f.co.jp/plan/pdf/0911economy.pdf
http://www.han9f.co.jp/plan/pdf/0910yokatoko.pdf
何とかして使おうと狙ってます(笑)

投稿: ぷにょ | 2010年8月14日 (土) 02時52分

ぷにょさま久々にお越しくださったんですね。
こんにちは。
いいですよねー船旅。
で、何ですか?
>>神戸発で現地1泊船中2泊のツアーで1万5千円
ですかっ!安っ。
18年前って言うと、まだ今ほどデフレな世の中やなかったんちゃいますか?びっくりです。

で、お書き頂いた阪九フェリーの安いヤツですが…これで行ってきましてん。
今回は『北九州エコノミーきっぷ』の方。これを等級変更で1等にしてですわ。
昨年は『よかとこ博多』で、等級変更。

で、電車代を安く上げるには、この『よかとこ博多』についている“ワイワイカード”でJR九州の“2枚きっぷ”を買うとなおお得…

以上、うちのひとからの受け売りでした。
フェリー、乗って書いて応援しましょ。

コメント有り難うございました。

投稿: 山本龍造 | 2010年8月14日 (土) 10時29分

おお、さすが!
“ワイワイカード”でJR九州の“2枚きっぷ”を買う・・・
はは~ん、そんな風に使えるわけですか。頂き!

投稿: ぷにょ | 2010年8月14日 (土) 20時56分

ぷにょさま
最近は「アホが損する」世の中ですね。
私はどっちかというと、損してるかもです。

かしこくやって、ええ旅を。

コメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2010年8月16日 (月) 14時14分

10年ぐらい前のこと、水郷好き(笑)の僕は、スタジオ・ジブリ初の実写モノという「柳川物語」だったと思うんですが、ビデオをレンタルしてきまして、

それを、当時同居していた彼女と徹夜で見ました。


で、新婚旅行は柳川だとかいう話になりましたが、

その後、その彼女に逃げられてしまい。


なんとか、柳川のことを忘れるように努力した結果、

所在地を佐賀県と間違えるほど、忘れてしまいました。(爆)


投稿: Anthony | 2010年8月17日 (火) 01時40分

Anthonyさま
“ええ思い出”としてこの記事見て頂いたことと存じます
とか何とか。

どないです?柳川ひとり旅

有り難うございました。

投稿: 山本龍造 | 2010年8月17日 (火) 22時43分

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