琺瑯看板だらけ、老舗宿の壁…
湯村の温泉街を歩いていたら、こんな壁があった。見ての通り全面琺瑯看板だらけ。ごっつ好きではあるんやけど、こうやってコレクションされると、これまたごっつ抵抗があるなぁ。高級宿の通用門一角やというのも…なんか違う様な気もするなぁ。
←てなこと思ってますとこんなのがありました。何とわかりやすくてかわいいネーミングなんでしょうか。“ネヅミ”の“ヅ”にも引き込まれますなぁ…って、結局この壁を楽しんどんねんがなわしは。
どうやって集めはったんかなぁ。オークションにはこの手の看板いっぱい売り出されてる一方で、田畑の小屋や街の片隅から琺瑯看板、どんどん姿を消している現実。非合法に流通してるのも多いのとちゃうかと勘ぐってしまうなぁ。そっとしておいてほしいな、昔からの密かな楽しみやったのに…
| 固定リンク
「看板」カテゴリの記事
- 文字かマークか暗号か…(2019.12.09)
- お品書き、大きな挿絵にパステル画…否々(2019.11.18)
- 土地所有者の名前に住所が明示された児童公園(2019.11.16)
- “シンナー、ボンド遊びはやめましょう”(2019.11.06)
- トタン板やない“トタン板”(2019.10.26)
「社会」カテゴリの記事
- 超過保護ちゃん横目に…(2019.12.10)
- 上町筋の街路樹皆殺しになってますけど…何なん。(2019.12.08)
- 昭和なプラ看板 191 ● 週刊現代 / with(2019.11.24)
- 土地所有者の名前に住所が明示された児童公園(2019.11.16)
- “シンナー、ボンド遊びはやめましょう”(2019.11.06)
「思ったこと」カテゴリの記事
- 超過保護ちゃん横目に…(2019.12.10)
- 上町筋の街路樹皆殺しになってますけど…何なん。(2019.12.08)
- 開かん門に秋冬感じて(2019.11.28)
- 東横堀川は大手橋にて午後3時46分、で雑感。(2019.11.27)
- 南の島の夕焼け、午後5時34分那覇空港で機内から。(2019.11.12)
「大阪、京都以外」カテゴリの記事
- 生垣、真一文字。(2019.08.10)
- 添え木、生長した木に羽交い締めされる図。(2019.08.09)
- 双子の雪だるま風マンション(2019.06.24)
- 伊根湾のカモメにウミネコ2、その後網野町へ。(2019.04.27)
- 四軒文化(2018.04.25)
コメント
たしかにあざといですなあ。
やはりこういう看板は、路地の隅とかに
ひっそり息づいていて欲しいものです。
「くすりねこ」は物語とかできそうです。
薬箱を背負った猫が旅して歩くような。
投稿: Bassman | 2010年7月27日 (火) 09時19分
ひっそりとしたところにあるのがいいですよね。
とか言いながらやっぱりそこに行ったら引き込まれてしまいそうですね。
琺瑯看板に限らず、今思えば捨てずにとっておいたらよかったな、と思うものがたくさんありますね。ブリキのおもちゃとか。
投稿: ぽんぽこやま | 2010年7月27日 (火) 20時02分
●Bassmanさま
そう、あざといというか…ね。
で、あ!かわいいなぁそのネコ。讃岐三本松から薬箱背負ったクスリネコの上京物語。東京タワーに感動し人混みで踏みつけられそうになりつつ左へ右へ…続かん。
●ぽんぽこやまさま
そうなんですよ。「けっ、あざといわ」と思いつつ見てまう自分が嫌でね。
私、割と色々残してまして、古いビール瓶とか配置薬とか酒のレッテルとか…それから琺瑯看板も。あ、決して盗んだものではありません。捨てられていたり、人からもらったりで。
おふたりともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2010年7月28日 (水) 07時31分
私も本来は物持ちがいいほうなんです。
ところがそういう「古いもの」を置いといても、家族には理解されず「要らんもんやったら捨ててまえ!」という家族の声に抗えず捨てたものが山ほど。
あと家の改築などでいったん離れなどに移してそのあと新しい部屋に持ってくるのが邪魔臭くてそのまま放置してるとか。あきませんねん、整理が下手で。
投稿: ぽんぽこやま | 2010年7月28日 (水) 13時23分
ぽんぽこやまさま
ホンマその通りでしょう。とくに日本の住宅事情では、しょちゅう要らんもんはほかさなどうにもならんわけですな。
レッテルとかならまだええんですけど、立体ものは…
そう思うと、オークションで売買されてでも、残る方がええ様に思えてきました。
コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2010年7月29日 (木) 09時04分
暑いですね~お久しぶりです。
私も元気でやっています。月曜日に最後の抗がん剤投与となりました。よく頑張ったと思います。
今までの記事をまとめてみていました。
琺瑯の看板大好きです。
特に関東とは柄とが違い関西は看板は派手なのは、昔から??
琺瑯の看板以外にも廃屋のサラ金看板の着眼がすごい。
時代は流れていますね。
大阪はまだまだレトロです。
神奈川から大阪に行くと異国にきたみたいでなりません。同じ日本なのにどこか違う国みたいで。
私の住んでいる湘南では琺瑯看板は人気ラーメン店によく飾ってあったりしてます。なんでかわかりません。キンチョーとかボンカレーとか。
早く元気になり、大阪の琺瑯看板を見つける旅もいいかなって思っています。
投稿: ke.kani0619 | 2010年7月31日 (土) 13時16分
ke.kani0619さま お久しぶりでございます。
キツイであろう治療に負けずに日々頑張ってはるみたいで…完治されること、心より願っております。
さて、
>>特に関東とは柄とが違い関西は看板は派手なのは、昔から??
これはねぇ…きっと先入観ですよ。ヒョウ柄のド派手おばはんとかのイメージからのものと思いますが、どうでしょう?
大阪にも琺瑯看板はめっきり少なくなりました。
でね、この手の看板を飾っているお店って、ラーメン屋とか居酒屋などB級の店が「嘘くさい昭和感」を醸し出すアイテムとして店内外にディスプレーしてはるのが普通多いですよね。でもここは老舗旅館でして…かえって高級なイメージを崩しているなと思いました。
あ、
私の家にもじつは琺瑯看板が…B級おっさんということですわ、私。
コメントこれからもよろしくです。
投稿: 山本龍造 | 2010年8月 2日 (月) 23時20分