出町柳のヤナギがヤバい。
今までから何げに見ていた京都は出町にある1本のヤナギ。鯖街道口にあるそれはキレイな新緑で鴨川沿いの桜並木の中で緑一点、そのしなやかさでさりげなく存在をアピールしています。「出町にヤナギ…ほほぅ、そういうわけで“出町柳”なんか」とか思いましたが…どうなんでしょ。
そんな出町柳のヤナギ、近寄って見てみますと、ちょっとヤバいことになっています。
ご覧の通り、幹の一部が抜け落ち、向こうの景色が見える状態になっています。ヤナギの幹越しに見る出町橋の風情も…まぁ悪くはありませんがちょっと痛々しくて。裏に回って確認しますとかなり腐食が進んでいます。改めて見ると枝に2本のつっかえ棒…強風が吹けば倒れてしまわんかとも思いましたが、ある意味この穴のお陰で風通しは良くなってるわけで、付加がかかりにくいとも言えますが、どうでしょう。
“出町柳”…よそモンの私はあの辺のことを漠然と「出町柳」と呼んでいましたが、これは“喜連瓜破”や“太子橋今市”、“若江岩田”同様、“出町”と“柳”の地名を足したものだったんですね。恥ずかしながら今まで知りませんでした。
出町柳のヤナギ、倒れることなくずっとずっとこれからもこの地のシンボルとして生き続けてほしいと強く思いました。
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