休日の町工場前、夕日に照らされて。
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朝日新聞の連載『ますます勝手に関西遺産』に“森下仁丹の町名表示板”が載ってました。取り上げられていたのは、京都の街中によくあるヒゲのおっさんが描かれたあのバージョン。そらそうですね“遺産”とまで思われるんですから。で、「そうか…この戦後版のにはあのおっさんがおらんのや」と改めて思った次第。おっさん不在では、なかなか愛される存在になれないかもしれませんね。それなりにええ感じで町に馴染んではいるんですけども。
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ふたつ並んだ防火水槽。陰と陽と言うか表と裏と言うか月とスッポンと言うか、せっかく縁あって隣り合わせでの余生を送っているのにその差歴然。
…とか思いましたが逆さ向きの第31号は白セメントで補修してもらっており、対する正座の第32号は左奥が割れたまま。それでもまぁ何か植物も生えていて植木鉢として第二の…かと思いましたがただの雑草が芽吹いているだけでした。
ここは水量豊富な平野川の端。これからも防火水槽としての再登板は絶無。ずっとこのまま何となくここにあって、そのうち「これ何なんかなぁ?」と思われる様になるのでしょう。いや、そんな疑問も持たれないほどもっと当たり前の、存在感なき存在になっていくのかな。ま、それもええかもです。
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歴史にもひとつ興味のない私、この手の石造物にもやはり全然興味がなかったのですがナムダーさんのブログ万華鏡 〜無音の爆走〜を見る様になってから歴史も身近なモンと感じる様になりまして、少しは興味もわいてきた次第です。
そんな心づもりで探索しておりましたら地蔵さんと燈籠発見。これ、ナムダーさんとこで知ったお蔭参りにちなんだ“おかげ燈籠”でした。確かに“けかお”(=おかけ)と記されています。石造物に記された文字って、そのほとんどが漢字ばっかりな印象があるので、ひらかなで記した“おかけ”、何とも可愛らしく感じられて親しみがわきます。濁音レス表記の間抜けさも…いい感じです。
燈籠の横には祠があり“もちの木地蔵尊”と記された石碑が建っていました。これについては詳しい説明がなかったのですが、ま、後ろの大木が“もちの木”で、これにあやかってできた地蔵さんやないかと見ておりますと、
…その木が生長しすぎて土壁を壊していました。立派な大木、それだけ生命力にあふれているということですね。
ちょっと不思議なのは祠は外でもちの木は民家の敷地内というこの関係。「もちの木のあまりの立派さに村民が勝手に地蔵さんを建てた」そうです。いや、ウソです。そういう空想をついついしてしまうもんでしてスンマセン。
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東大阪の町工場と言えば、人工衛星“まいど1号”のこともあって「ハイテクを支える技術に長けた凄いとこ」みたいなイメージが強いですね。でも、(きっと)そういうのとは違う町工場が、昔は中河内に多くあった様に思います。
農家が副業的に手掛けているといった風情で、“村工場”とでも言った感じのそれは概ね木造で、ガッチャンガッチャンとかキーンとかの機械音にまじってAMラジオが鳴っていました。
気がつけば最近そんな工場もあんまり見かけん様になったなぁと思っていましたところ、先日右の写真の工場を見かけました。何が懐かしいってその、この金属を削ったあとに出たであろうスチールウールっぽい削りカス、これです。これを山と積んだ三輪トラックを40年くらい前にはよく見かけた気がするんですが。幼少の頃の話、極めて狭い範囲で生活の日々、ただただよく遊びに行ってた森くんのとなりがその手の村工場での光景だけだったのかもしれません。
こういう孫請け的仕事の多くは中国などに移ったのか、それとも私が知らんだけでまだまだあちこちでやってはるのか…ハイテクを支える原点はこういう村工場だったのかもなぁと思いつつ、懐かしい気分に浸りました。
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渋い木造建造物を東大阪市で見つけました。どことなく古い校舎を想わせるモンがあります…って、私が通った小学校の中校舎の雰囲気に似ているからそう思うのかもしれませんが。
窓ガラスもサッシに変えられておらず、逆に屋根瓦はちゃんと葺き替えられていてかなり状態がいい物件ですが、使われていない様子。看板の通り工場用途での借り主を探してはります。
「これが工場用か…」と思いましたが、この界隈には小さい町工場向けの工業団地みたいなもんがありましたので、ま、そのさきがけ的建物なのかもしれません。でも…貸工場になる前は何に使われていたのか気になりますね。
「借り手がおらんことにはなぁ…」と気になるところ。どなたか借りません? 本当は工場以外の用途で有効活用されたらええのになぁと思うのですが。
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“大人の駅弁”といった風情の水了軒『八角弁当』。何が“大人な”なんかって、色々あるけどやっぱり「酒・ビールが飲みたくなる」点がイチバンかな。決してその「味つけが濃いから飲みとなる」んやなくて、「うまいものを見ると、キクマサが吞みたくなり…」の世界というか、上品なおいしさが、いろいろちょっとづつ入っていて…その辺のアテっぽさがちょっとあってええんですな。
パッケージの持つ感じと、素材の持ち味を生かした味つけ…「大阪の粋(すい)」ですな。『吉本たこ焼きタイガース』にない粋な大阪がありますわ。こういう類のモンは、子供の頃にはさっぱり解らんかったけど、ええんですな、こういうのがおっさんになってからはね。かしわの煮たヤツとか小さいなすびのたいたんとか…もう写真見ただけで味が思い出されて…もうじき来るうちのひと生誕の日は「八角弁当食べよか」って…高い弁当とは言え、ちょっとさみしいですか?否々!。
…てなこと本気で先日話していたのに…“「水了軒」破産申請へ”の記事。キツイなぁ。さみしいなぁ。これでまた大阪の“粋”がひとつ消える…。
“コンビニ弁当との競争”“高速1,000円の件で鉄道客の減少”などが理由に挙げられているけど、もうひとつ、JRの対応がこの会社に対してキツかったというのもあるのではないでしょうかね?。というのは、国鉄の分割民営化以降、どうもJR系列の会社の駅弁をエキナカで売ろうとしてた気がするんですが。水了軒の売場は何か端っことかにしかなくて…って、そんなに詳しい訳ではありませんのでテキトーに読み流してくださいこの辺。ま、民営化したら「何でよそ者に弁当売らさなあかんねん」ってことになるかとは思いますが…ね。
天王寺駅の駅弁も知らん間に『水了軒』のになってるなぁと思っていたら、『芦の家』さんが2002年に破産してたんですね。
1888年創業…一世紀とちょっと。時代が変わったとは言え、この味が、この粋が終わってしまうのはとても残念。もっと食すことで応援すべきやったんかなぁ。200〜300円の牛丼食てる様じゃ、文化も伝承できんということか。ない袖も振らなアカンと…しんどいな。とりあえずは京都に行ったら『萩乃家』探して買うことにしよ。
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高架化進む近鉄奈良線、八戸ノ里~瓢箪山間。これで難波〜瓢箪山間の踏み切りがゼロになり交通渋滞が緩和されて…ええことですね。ま、でも、これで駅前の風情とかもコロッと変わってしまう訳でちょっと悲しい部分もあったりします。写真は花園駅前北口。ご覧の様にどこにでもあるロータリー付きの駅前になっていました。勿論駅近くにある踏切もなくなる訳でバスも渋滞に巻き込まれることなく運行されることでしょう。
で、“花園駅前の近鉄バス”と言えば、駅南側にあるバスの転車台。狭い駅前故、バスをでかいターンテーブル上で180度回転させるという設備、これがなくなるということでもあります。「せっかくやし…撮っとこ」と思いつつ、あちこち新駅前を撮っているうちにバスの気配が。で、慌てて駆け寄りましたら…もう、少し回り始めてました。
こんな感じに時計回りで半回転。今は転車台のモーターで回っていますが、昔はバスの後輪を空転させることを動力として回転していました…って、説明解りますかね?。後輪の確か左側の下に位置するところにロールバーみたいなもんがあって、それをバスのタイヤで回転させて…やっぱり解りにくいですね。当時不思議だったのは「なぜ、右側のタイヤは回らんでも平気なんか?」でしたが、今では…何となく解ります。
バスの転車台だけではなく、ごちゃごちゃっとした商店街の小さい踏切も目の前を走る電車が発する風ともお別れ。奈良行き方面のホームは来月下旬より供用開始とか。まだ当分は難波方面の電車が下を走ることになりますが、すべてが上を走る様になり、しばらくしたら思うんでしょうね「…あの、踏切のカンカン音もなくなってんなぁ」って。うるさい警告音も、なくなればそれなりに「風情あったんかも」と。勝手なもんですね…って、私だけかなぁ。
※バスの転車シーンは、どう考えても動画の方が面白いです。てなわけでyoutubeのここ→■をご覧ください。
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マイ・フェイバリットなブログ『万華鏡 〜無音の爆走〜』が、何か訳あってしばらく“更新中止”ということになってしまいました。ブログ主は、このブログにも多くコメント付けてくれはるナムダーさん。東大阪市を中心に中河内を地道に歩いて、また自転車乗って自分なりの実地調査を大事にしてはるこのブログ、私が「ブログでこんなこと発信してはる人いてんねんなぁ」と嬉しくなりついついコメントし始めたブログです。当時は“おばはん”のHNで書き込みしていたなぁ。お陰で「これには及ばんけど、ちょっとわしもやってみたろ」と拙アホげブログは始まったわけで…って、全然テイストも深さも違いますが。
「これは…ちょっとお会いしてビールでも飲んで…はやくにブログ再開してもらわな」ということで、氏がよく探索に出向くという場所へ、ナムダーさんに出会わないかと行くことにしました。
千間川跡、楠根川緑地、菱江川跡…ナムダーさんが特に長年探索しては検証してはった旧大和川を中心に彷徨ってみましたが、ナムダーさんらしき人物と出会うことができませんでした。ブログにアップされていた自転車の部分などを思い描きながら探した訳ですが…ま、リアルナムダーさんを知らん訳ですから、残念ながら、この結果で仕方なかったでしょう…うん。
それ以外にもあちこち氏が探索してそうな場所へ行ってみましたが…氏と遭遇することはできませんでした。
最後に、やはりブログで何度か読ませてもらった花園駅前北側の商店街に来てみました。ここは、ナムダーさんが言うに「旧大和川の土手」だったところ。「この商店街のどこかで一杯ビール飲んでから帰宅したという旨の記事を書いておられたなぁ」と思い出しながら、色々お店を見てみましたが、それらしい立ち呑み屋もなく…日曜だからなのか、それとも駅前再開発のせいなのか…。その後もそれらしき場所を経由して帰路につきました。
帰宅後しばらくして、ナムダーさんの万華鏡 〜無音の爆走〜を見ると、最新の記事としてブログ終了のお知らせが…。
ヤメちゃうんか…。ホントは「ナムダーさん休止の間、東大阪市ネタ、こっちで書いて茶濁そ!」って思っていたのに。勿論シャレですが、そのつもりで今日一日いたのになぁ。何とも言えん。お会いしたことがないお方ですが、「ナムダーさんやったら、潔くブログやめてしまいはるんちゃうか…」と薄々思っていたことが現実になりつつある…。今月一杯で終了か…
ヤメることでおとしまえつけはるのはええとしても、客観的に見ると大事な郷土の資料でもあるわけですから…閉鎖しても記事と写真は残しておいてほしいものです。何年か先、再開したいなという気分になったら、そのまま復活してもらえないかなぁ。地元を大事に思ういち市民の記録…とてもいい資料だと思うのですが。
とりあえずナムダーさんが思いとどまるのを待つだけです。そうそう、もし、まだ氏のブログをご覧になったことがない方で中河内、特に旧大和川のことを知りたいお方がおられましたら、ぜひ目を通してみてください。今月いっぱいは見ることができるそうです。難しいことは解りませんが、気分新たにして、今後とも…すぐにとは言いませんのでナムダーさん、ブログ続けてくださいます様、宜しくお願いします。
※業務連絡:ナムダーさん、空メールください。
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旭区大宮で三つ目となるこれはご近所さんの第29号とは違い、いまだ第一線で活躍…というか、植物に囲まれたりすることなくイザと言う時のために待機しているといった風情です。とは言えとても長い歳月、出番がないまま平成の世になったという感じでしょうかね。まぁ、たいていの防火水槽が、その役目を果たすことがないんでしょうけれども。いまではすっかり木造モルタル家屋の一部となった感のある第30号、これからも“イザ”に備えて佇み続けることでしょう、きっと。ちょっと“気の緩み”がないか気になるところですが…とか何とか。
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新幹線公園には例の0系車輌のほか、電気機関車“EF15”も保存されていました。電気機関車には幼少の頃、さほど興味を示さなかったんですが、「あ、こんな機関車、竜華の操車場で見たことあんなぁ」と思って説明の看板を見ますとこの“EF15 120”、竜華で昭和58年に引退したと記されていました。昔見たかもしれない車輌がこんなきれいな状態で残っていて嬉しい限り…と思って細部も見ておりますと「あれ?」。
遠目には解らなかったのですがナンバープレートなどの銘板が木製です。物資不足で当時は木で作ったのかとも思いましたが昭和29年製造ということでしたら、そういう理由ではないでしょう。ホンマもんの銘板が盗難にあったか、盗まれる前に木製のレプリカに変更されたのかと思われます。
木目が出てしまっているものはちとバレバレですが、下の写真の様に上手く加工されてます。見るからにレプリカっぽい中身空洞のものやアクリル製のよりずっとなじんでいい感じでした。
あちこちに蒸気機関車が雨ざらしで保存…というか置き去りにされていますが、銘板も部品も取られて朽ちて結局解体されるということがわりとあるみたいです。それを思うとたとえレプリカもんが取り付けられていてもこの機関車はかなり幸せモンですね。新幹線公園に行ったらこっちも見てみてください。
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桜の名所でもあるということで訪れた鳥飼の新幹線公園。これまた何とも『ニッポンの春』満開…と感動しつつも気になる動きが。ネコが街路樹で“ツメ研ぎ”をしています。写真のとおり、どこかコミカル。いい感じ。自転車を止めて公園で桜と新幹線と、そしてネコを愛でることにしました。
しばらくして新幹線にカメラを向けますと写真のとおり、ネコがズンズン寄ってきました。これはコンパクトデジカメで撮った分ですがこのネコ、同時にとっかえひっかえ構えていた一眼レフカメラのレンズフードの中に顔をつっこんで…カメラを除けるとじゃれてくるでもなく逃げるでもなく、目の前に佇みました。
せっかくですのでポートレートを撮らせてもらいました。その表情、何とも微妙で…たまらんなぁ。見るからに“かわいい”って感じではないところがとってもいい感じです。
しばらくしてベンチに座ってくつろいでいましたら、また徐々にネコは近づいてきました。春の陽射しで何とも眠たそう…この表情に癒されるなぁと思って見ていると、もっと寄ってきて私の足元で寝入ってしまいました。
写真では判りにくいのですが、このネコ、首に鈴を付けているもののどうも今は飼われていない風貌でした。よれよれになったキツメの首輪…その留め金をそっと外してその場を離れました。ええ午後のひと時やったなぁ。おおきに眠りネコ。
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結論から記します。「電車の向こうに見える建物に記されたこれはダイエーの旧マークではなかった」。
阪急京都線、相川ー正雀間で見える建物にダイエーの旧マークをビルドインしたデザインのものがあります。「あれはダイエーの施設か社宅か…景気よかった頃の遺産なんやろなぁ」と思って見ていました。一時期、吹田は江坂に本社を構えていたダイエーですから、その様な建物がここにあってもおかしくありません。現経営陣にすると、このマークを消したいところでしょうが「大掛かりな改修工事をしてまでも…」ってことで残っているのだろうと考えていました。
先日、ネットで調べてみましたら、そこはいま、済生会吹田病院の建物とか。当初は「医療にもダイエーは参入していたんか」と思ったのですが、この病院が元はダイエー系だったという記述もないので「ま、やっぱりダイエーの社宅をこの病院が買ったということか」と解釈していました。
長年その様に思っていたこの建物ですが、所用のついでに見に行ってみました。近くからでは歪んでわかりにくいということで、少し離れたところから見ると…いつも電車から見える通りのダイエーのマークらしく見え「そうそう、これこれ」。
…とは言えどこにもダイエー時代の面影がないなぁと思っていましたら、近くに左の写真の様な建物を発見。「ダイエーと言えば“サカエ”っていう屋号でも商売やってはったし…きっと関係あるわ!」と思ったものの、色合いも雰囲気も違うしと思って行ってみますと、だだのマンション。それでも「ま、昔の広告塔が残ってるんやろ」と、思い「やっぱりな」と検証を終えることにしました。
で、ですわ。これ記そうと思ってよくマーク見たら、これ、鏡文字というか、左右逆ですやん。これでは“D”にはならんわけで…あぁ、ただの思い込みか。
しかしどう見てもダイエーのマークそっくり。何でこんなデザインを建物に施したんでしょうかね。「そや、建物の内部から見たらやっぱりダイエーのマークやん」とも思いましたが…どうかなぁ。やっぱり釈然とせん気分も残るなぁ。北摂に強い吹田のあのお方、知らんかなぁ…
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「確かに以前この辺で見たんやけど、何処やったかな?」と探していましたら、ありました。吹田市は高濱神社の御旅所の木。ま、いつものよくある光景では あるんですが、なかなかダイナミックで…って感じが出てませんが。石柱が呑み込まれている以外でも、太い幹の様な根っこが石と石の間に張っていて…などと鑑賞しておりましたら、この木のすぐ右にある笹の間から何かが顔を出しています。
わかる様なわからん様な…かなり朽ち果てています。これも酸性雨のせいでしょうか。その雰囲気から察するに、まぁ神社ですから狛犬ではないかとは思いますが、「これは狛犬です」と言い切れないほど顔と思われる部分がボコボコで…痛々しい感じではありますが、このいかにも「笹やぶから出てきました」なシチュエーションに心やわらぎます。「これが狛犬だとすれば…もう一体あるはずや」と一応周辺を探してみましたが発見できず…どうやら孤独な狛犬の様です。
改めて境内を見ますと、そこに新しい狛犬が鎮座していました。しかし土台はそのままで、その風合いがこの「笹に狛犬」と同じ様な雰囲気をもっていましたので、朽ちた狛犬は間違いなく先代のということの様です。しかしながら、この笹しげるこの場所で余生をと考えた方、なかなかええセンスしてはりますね。もう少し顔が残っていたらなお良かったのですが、ま、それは仕方ないことですね。『かすが遊園』としての一面も持つ“高濱神社御旅所”、見どころも2つもあって…ほっこりできるいい空間。吹田にもこういうところがあるんやなぁと改めて思いました。
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暑い四月初旬の日曜、大阪城で“アイスクリン売り”を見かけました。
「あ、まだ売ってる」という驚きよりも、“麦わら帽子に白衣”というおじさんのいでたちがね、何と言うかその「…そうなんや」って感じ。ずっと変わらんスタイルでやってはるのか、それとも「味で勝負」より「風情で勝負!」って感じなんか…ま、自転車がそう言う意味ではもひとつなんですがね。
あるお子と一緒でしたんで、これはええわと「買おか?」に対してうちのひと「やめとき!」と。何で買わんかったんかは…まぁ、ね、その…よそ様のお子のお腹痛くなったら困るし…って、決してアイスクリンはアカンわけではないですよ、念のため。
ノボリには“大阪冷菓商業組合指定”の文字。おじさんの前掛けには“タカハシ冷菓”。帰宅後ネットで検索してみましたがどちらもヒットせず。「いつの時代のどこから来てはるんやろう…」な感じは夜鳴きそばのそれと同じで、やっぱりこういう謎めいたモノというか、商いと言うか、そんな感じのって…惹かれますわぁ。
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今までから何げに見ていた京都は出町にある1本のヤナギ。鯖街道口にあるそれはキレイな新緑で鴨川沿いの桜並木の中で緑一点、そのしなやかさでさりげなく存在をアピールしています。「出町にヤナギ…ほほぅ、そういうわけで“出町柳”なんか」とか思いましたが…どうなんでしょ。
そんな出町柳のヤナギ、近寄って見てみますと、ちょっとヤバいことになっています。
ご覧の通り、幹の一部が抜け落ち、向こうの景色が見える状態になっています。ヤナギの幹越しに見る出町橋の風情も…まぁ悪くはありませんがちょっと痛々しくて。裏に回って確認しますとかなり腐食が進んでいます。改めて見ると枝に2本のつっかえ棒…強風が吹けば倒れてしまわんかとも思いましたが、ある意味この穴のお陰で風通しは良くなってるわけで、付加がかかりにくいとも言えますが、どうでしょう。
“出町柳”…よそモンの私はあの辺のことを漠然と「出町柳」と呼んでいましたが、これは“喜連瓜破”や“太子橋今市”、“若江岩田”同様、“出町”と“柳”の地名を足したものだったんですね。恥ずかしながら今まで知りませんでした。
出町柳のヤナギ、倒れることなくずっとずっとこれからもこの地のシンボルとして生き続けてほしいと強く思いました。
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人集まるところにはあんまり興味示さん人生を歩いてきたんですが、ちょっと例のアヒルちゃん以来、宗旨替え。天気もエエし何や船もいっぱい浮かんでるみたいやしと『大川さくらクルーズ』に乗船してみました。
船の上から25分間さくらと大阪の街並を見て…「うわぁええわぁーこんなええとこやったんか〜水都の春、気持ちええなぁ」と。でもね、この感じ、全然写真では写らなくて…残念。
たくさんの船が5〜10分おきに八軒家浜の船着場から出ていて「大阪にこんなに船あんの?」な感じ。大人1,000円の乗船代で4,700本のさくらが水上から見えるこのクルーズ、後で知ったんですが4社合同で運行しているとかで、私らが乗船したのはいちばん下の写真に写る『浪切天神Ⅱ』という定員20名の船。所有する伴ピーアールのサイトには“かつて淀川で活躍した三十石船の現代バージョンです♪”の説明。幌付き窓なしのほど良い大きさで当たりだったんでしょう、きっと。4月20日までの限定運行。ええと思いますよ。
「いま話題の場所や催しに出かけるのもええモンやな」と思えるまで随分の歳月がかかったもんです。とは言え、またすぐにこの気持ち忘れてマイナーな磁場に吸い寄せられて行くことでしょうがね。てなわけで“notアホげネタ”、お付き合い有り難うございました。
(於:中央区) ごっつ「ええなぁ〜」って思った割に、気持ち入ってへんな、文に。
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もう9年前のことで山梨のどこか忘れてしまいましたが、桜の名所で見た光景がこれ。春限定でたくさん自販機並べてるって感じに「何かめっちゃ日本っぽいかも」と撮った記憶があります。今見ても、やっぱりそんな感じ。晴天と相まって何とも脳天気な景色で…ええ感じ。
(於:山梨県 2001年) ひと昔前の割に、自販機の感じとか変わってないなぁ。
※追記:場所判明。『清春芸術村』でした。
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木に木が取り込まれているのを見つけました。苗木の頃の添え木だと考えられますからもうかなりの年月取り込まれているはず…いったいどういう経緯でこんな様に幹に刺さった様になったのかちょっと不思議。しかも腐らずに…もう今では“枝”と勘違いしてここに刺さってるのかも…とか。
「珍しい光景や」と木にカメラを向けると「一緒に撮って」と、お子様にっこり。うまいこと収まってるなぁ。木の大きさがよくわかってこのお子大手柄。「ちょっと気色悪いかも」な光景が明るくなったし。おおきに。
(於:中央区) 完璧に一体化した看板と街路樹!より、弱いな。
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ようやく春が来ました。
例年“つぼみを愛でる会”だったり“お葉見会”だったりとついつい時期外してしまうお花見会、今年は昨日、満開の桜の木の下で行うことができました。「やっぱり満開がええなぁ」…ではありましたが日陰は寒くて寒くて。高層マンションがなかったらもっとほっこり暖かな宴になったことでしょうが、ま、仕方ないですね。
しかし何です、こうやって花見風景を写真に撮ると、桜の淡いピンク色がかすんで、ビニールシートの青さが目立つもんですね。ちょっと台無し。その辺を配慮した色合いのシートももっと普及したらええのにです。「ホンマはやっぱりゴザがいちばん」ってことでゴザも一応いち部分使ってるんやけどなぁ。
で、例年欠かせない奈良は香芝の“金鼓・濁酒”。今年はワン氏持参の冷蔵庫内1年貯蔵モン。活性濁酒ゆえビン内でまだ発酵し続けていた様で開栓にひと苦労。10分ほどかけて開けてこの状態。ま、これは“飲み物”というより“食べ物”でしょう。
で、味ですが、出来立てのものより米が融けていて味もやわらかくなっていて美味しい!。乳酸菌飲料っぽい味も濃厚になってるし…活性にごり酒も熟成させたらええ様に変化するもんやなぁと知りました。その金鼓・濁酒、今月12日より“春濁酒”の仕込みが始まる様です。夏まで寝かせてキンキンに冷やして食べる…美味いやろなぁ。「日本酒はダメ」って方、一度食べてみはりはりませんか。
(於:中央区)
◆おまけ:S氏持参のたこ焼き。丸ないやん。フネにツメツメに入れてあるからこんな形状になったんか。ちょっと不思議な感じ。これを見た書道家KF、「こういう大きくてやわいたこ焼きもおいしいけど、あの、小さめで外がカリッとした丸いのもええな」と。あぁ、そやなぁ、たこ焼きも昔と大きくそのスタイルを変えてるなぁ。生地にダシなんか入ってなかったと思うんやけど。ま、どっちのおいしいけども、やっぱり丸かったらうれしいかも、たこ焼きは。
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新製品「奈良うるはし」というお酒の発表レセプションが奈良ロイヤルホテルであって、昨夜行ってきました。
この新銘柄、「正暦寺で採取された酵母を使った純米系清酒」というもの。その条件のもと奈良県下26の蔵が“参戦”…違うな。共同で同一銘柄を用いて奈良県産酒を売り出して行こうということの様です。
胴ラベルには…いますねぇ“せんとくん”。結局その気色悪さが功を奏して(?)知名度バツグンですが…やっぱり気色悪いかも。飲料、食品に描かれていると、ちょっとあまり美味しそうに見えないなというのが正直な感想。
で、お味。「醸造元が違っても酵母が同じなら、割とよく似た感じのお酒が出来上がるんやなぁ」という印象。共通印象として香味と酸味にちょっと特長があって…うまく言語化できませんが。ほぼ全蔵元のお酒を楽しみました。どれも美味しかったぁ。でも正直、2つの蔵のヤツだけは…口に合わんかったぁ、ホンマに(ゴメンね)。
純米酒で出す蔵と純米吟醸のところがあって720mlで1300円くらいとか。本日発売。いっぺん試してみたらええと思いますよ。先に触れた2銘柄のお酒に当たるか否か…ま、ババ抜きっぽい楽しみもあるということで…うそうそ。しかしながら立食形式やったものの、でたらふく食べてしこたま呑んでお酒のお土産までもらって参加費2000円は、お得やなぁ…って、そういう趣旨の会やないか。すんません。
詳しくは奈良県酒造組合の公式ブログをご覧ください。
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顔色も変わる緊急事態!『日常のアホゲな小発見。とか』なるサイト発生。よって“大阪 アホげな小発見。とか”、本日より『アホゲミンA25』に変更させて頂きました。今後とも変わらぬ御贔屓宜しくお願い致します。?
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