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2010年4月16日 (金)

『EF15 120』の銘板、木製や

Ef15120a Ef15120b 新幹線公園には例の0系車輌のほか、電気機関車“EF15”も保存されていました。電気機関車には幼少の頃、さほど興味を示さなかったんですが、「あ、こんな機関車、竜華の操車場で見たことあんなぁ」と思って説明の看板を見ますとこの“EF15 120”、竜華で昭和58年に引退したと記されていました。昔見たかもしれない車輌がこんなきれいな状態で残っていて嬉しい限り…と思って細部も見ておりますと「あれ?」。

Ef15120c Ef15120d Ef15120e Ef15120f
 遠目には解らなかったのですがナンバープレートなどの銘板が木製です。物資不足で当時は木で作ったのかとも思いましたが昭和29年製造ということでしたら、そういう理由ではないでしょう。ホンマもんの銘板が盗難にあったか、盗まれる前に木製のレプリカに変更されたのかと思われます。
 木目が出てしまっているものはちとバレバレですが、下の写真の様に上手く加工されてます。見るからにレプリカっぽい中身空洞のものやアクリル製のよりずっとなじんでいい感じでした。
 あちこちに蒸気機関車が雨ざらしで保存…というか置き去りにされていますが、銘板も部品も取られて朽ちて結局解体されるということがわりとあるみたいです。それを思うとたとえレプリカもんが取り付けられていてもこの機関車はかなり幸せモンですね。新幹線公園に行ったらこっちも見てみてください。

(於:摂津市)人気ブログランキングへ D51 1054の後ろプレートは、木に黒ペンキで書いてあったなぁ…

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コメント

山本龍造さん、はじめまして、Seraです。
先日はコメントを頂きありがとうございました。

こんなところあるとは知りませんでした。
孫がもう少し大きくなったら連れて行きたいですね。

さて、玉川の里の水路について教えていただきました。
下記に貼っておきます。

『あの河川は神安水利組合が運営しています。
交互に流すために川を2つに分離させているのですね。
神安とは、神崎川と安威川の 利用地域で作る組合です。
大昔は檜尾川、芥川、安威川、相川はすべて神崎川に合流しており、
淀川とは繋がっていませんでした。
淀川には右岸に自然の土手があり、それが邪魔をして合流できな かったのです。
ですから今の状態は人工的に作ったものです。
摂津市の鳥飼地域で番田の排水路と安威川の用水とがぶつかっており
西面、唐崎地域で用水が必要なとき、神崎川
に放流せず、逆流させているのですね。
その工事はそんなに古いものではないと思います。』

又詳しいことがわかり次第伺いますε=ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ テクテク

投稿: Sera | 2010年4月17日 (土) 08時00分

SLって廃止の時に、鉄道マニアがこういう銘板を取り外したり、当時の国鉄が取り外して売りに出したりしたような記憶があります。なくなったのはそういう理由ですかね。

仰るとおり、下手なものより、きちんと木で出来ているほうが見た目にもいいですね。

投稿: ぽんぽこやま | 2010年4月17日 (土) 09時00分

あ、Seraさんだ
この木製のナンバープレートはびっくりしますよね
私も以前来たんですが新幹線も良いけど、
こっちの電気機関車にも興奮しちゃいました
そしてこの横は例の井路がありますが
そちらも見てきはったんですか

関係ないですが、昨日偶然びんみんさんにお会いしました
山本さんのエイプリルフールのネタで盛り上がっちゃいました
男性か女性かはお会いしてからのお楽しみ^^;

投稿: miz0001 | 2010年4月17日 (土) 12時04分

●Seraさま
こんにちは。ようこそ拙アホげブログにもお越しくださいました。
この新幹線公園、高槻のお方でも知らない人がいるくらいマイナーな存在なんですね。ま、確かに何とも日常から隔離されたような場所ですもんね。そこがええんかもしれませんが。
それで、井路情報を色々お教え下さいまして有り難うございました。
地図を片手に今後もじっくりと読ませて頂くことにします。
私の馴染みの中河内地区では、築留土地改良区という組織が河川の管理をしていますが、神安水利組合というのも同様の組織なんでしょうね。
私も以前“朧ヶ橋と朧ヶ小橋で渡るのは…井路やったんか。”の回で色々ネット上で調べてみたんですが、摂津市のサイトにあるPDFファイルがとても参考に勉強させてもらいました。
そこにもその“川の逆流”のことは記されていませんのでとても興味湧きました。
貴重な情報を有り難うございました。
今後ともよろしくです。

●ぽんぽこやまさま
公園の銘板盗るだけでなく、現役の汽車のまで盗られたりしてましたもんね。当時の客車って、機関車のすぐ後ろまで行けましたから、客車運行の時に盗む輩がおったんでしょうかね。
ま、ここの銘板、盗られる前に木製にしたということやったらいいですね。

●miz0001さま
銘板が木製というの、知ってはりましたか。その筋では有名な事実なんでしょうかね…って、どの筋?
で、井路ですが、もちろん見てきましたよ。でも、ここのことを調べ上げて記すのは、ちょっとよそモンで歴史に疎い私には…ちょっとムリかもって思いました。写真もたくさん使って何回にも分けんと…。これでは“アホげ”ではないしなぁ。と。
ま、農繁期、もういっぺん行ってみてからですわ。
それで、何ですか?びんみんさんに会った…と。
偶然を装って「山龍仲間外され」か…
と、ついついブラッキーなコメントを…すんません。
何か、ネット上、広くて深いですけど、その“生息範囲”ってごっつ狭いのかもと最近思ったりしています。
さ、びんみんさんは…男性女性どっちかな?楽しみ楽しみ。

皆様コメント有り難うございました。今後ともよろしくお願いします。

投稿: 山本龍造 | 2010年4月18日 (日) 10時35分

山本龍造さん、こんばんは。
記事に関係ないので傍観していたのですが、コメントした方が良さそうなので、コメントします。
偶然といいながらあまり偶然でもなくて、ナカノシマ大学での中沢新一さんの対談「大阪アースダイバーへの道」に参加していたんです。
そこは嗜好の近い、ネット上やリアルの知り合いの方々がおおぜい来られていて初対面となったというわけなんです。リアルの知り合いがいなければ分からないままでした。

男性か女性かって別に紛らわしくするつもりはないんですけどね。なぜそうなるのだろう・・・

投稿: びんみん | 2010年4月18日 (日) 22時03分

びんみんさま こんにちは。
>>記事に関係ないので傍観していたのですが
お気遣い有り難うございます。
で、なるほどー、そういうことやったんですね。類友的になっていたと。そこには新之介さんなどもおられたんでしょうね。
これからも性別不詳のびんみんさんとして…って、ほんま、何でこうなってるんでしょうね。
いずれにせよ、楽しみにしときますどっかでお会いできる時を。
コメント有り難うございました。

投稿: 山本龍造 | 2010年4月19日 (月) 22時24分

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