防火水槽 26 ■ 東成区中本3−15
クルマの交通量多い中央大通と今里筋が交差する緑橋。そんな騒々しい表通りからほんの少し中に入った街角に第26号は佇んでいました。
東成区で8つ目になるこの物件。典型的な余生の過ごし方とでも言いましょうか、自ら植物を受け入れ、花や緑にも囲まれています。何とも「よっ、ご隠居」って声をかけたくなる感じがするのは、やはり木造の風情ある民家の前にあるからでしょうか。鉄パイプでガードされるほど愛されている木々、そして防火水槽。この場を静かに和ませていました。
◆おまけ◆ 第26号を見つける前にじつはこれに遭遇していました。「また見〜つけた」と思いましたが、ちょっと小振り。よく見ると四方の一辺が低くつくられています。どうもこれは洗面台というか雑巾やモップを洗う流し台みたいなもんやと思いましたので、防火水槽に認定しませんでした。ま、風情は似ていますが別モンということで。でもかわいいので載せておきます。愛でてやってください。
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コメント
防火水槽も古い物は「石」で出来ている様な味わいが感じられます。ええ感じで。
しかし、ほんまによう処分されずに残っているものです。
投稿: | 2010年3月13日 (土) 20時50分
どこのどちらさんか解りませんがコメント頂きましてありがとうございます。
コンクリも年月を経て“石”っぽくなると。なるほど、そうかもしれんですね。確か、コンクリの強度って、ある一定の年月を経てこそ増すって聞いたことがあるんですが…どやったかなぁ。
結構残っている…この調子じゃ大丈夫かもですね。ま、町ごと整地されてマンションになるという危険もありますけれど、うん。
投稿: 山本龍造 | 2010年3月14日 (日) 00時12分
すんません、コメント私です。失礼しました。
「おまけ」も一度どんな感じか見てみたいですね。
投稿: ナムダー | 2010年3月14日 (日) 21時55分
ナムダーさんでしたか…やっぱり。
何で“やっぱり”かって、
>>古い物は「石」で出来ている様な味わい
の感じ方ですよ、うん。
で、「おまけ」の件。
昨日やはり同じ形状のヤツを見つけまして。
で、それには植物を植えたりしてありませんでしたので、中を見ると、ちゃんと中央奥部に排水口がありましたので、やっぱり流し台みたいなものかと。
で、よく見るとその物件、ちゃんとその上部に蛇口があったので流し台みたいなものと断定することにしました。
いつもコメント色々とおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2010年3月15日 (月) 22時19分