朽ちゆく軽トラ見て、雑感。
時折見かける光景ですが、ついついこういうものを見ると写したくなる…ま、写真の持つ伝達手段の特性を考えると、その「ついつい…」もあながち間違ってないかなとも思いますが、心のどこかで「相変わらず1980年代みたいな写真撮ってるなぁ、わし」とか思ってちょっとイヤになったりします。…そんなことはどうでもよろしいか。
素直に「懐かしいなぁ」と思います。三角窓もそうですが、この、ドアの開閉が逆、即ち前開きというのが何とも懐かしいです。前開き…この方が乗り降りしやすい様にも思います。ただ、走行中にうっかりドアが開いたら…三角窓の比ではありませんね。
この軽トラ、ダイハツのハイゼット・キャブ。1960年代のモノみたいです。
で、昨日記しました“主張しつつ、まわりに溶け込む擁壁。”に、bi-naさまが
“自然は異質なものも歳月を経て受け入れていく懐の深さを持つ、というのはどうでしょう。”
というコメントを付けてくださいました。つきのたぬきさまも同様に思われたそうです。なるほど…そうかもしれんなぁと納得した次第。私はこういう朽ち果てていくのが許された状態の物体が土に帰るということに関してのみ、bi-naさま、つきのたぬきさまが思われた感覚で見ていたんですが、恒久的構造物に対してもあてはまるのかもしれませんね。皆様に色々教えてもらって…有り難うございます。
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コメント
これが「城東区」にあるのが不思議ですね。「鶴見区」じゃないですよね(笑)
それで、ここで「主張しつつ、まわりに溶け込む擁壁」についてコメントするのはどうかと思いましたが、私は皆さんとは全く逆の感覚でした。
それは今まで体験した事を基にそう感じていたのすが、普通はそう言う風に感じるものなのかと?少し考えてしまいました…
投稿: ナムダー | 2010年1月30日 (土) 21時33分
ナムダーさん毎度です。
で、
>>私は皆さんとは全く逆の感覚でした。
と、なるほど。
ナムダーさんがここで言う“全く逆”というのは、どういう感じを指すのかなぁとか思いました。
“溶け込む”か“取り込まれる”か…
私、正直言いまして自分が“取り込まれる”って感覚を良しとするには、まだ至っておりませんです。
我がの心が変化して“溶け込む”でありたいなぁと。
うまく説明できませんが…また、ちゃんと言語化できそうになりましたら、改めて記させて頂きます。
いつもコメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2010年1月31日 (日) 22時07分