昔ながらの光景が大阪市内にあった。
ちょっと日々の都市生活に疲れまして郊外に出てみますればホッとする光景が…ええわぁこんな感じ。めっちゃ好きな風情。これぞ昔ながらの国鉄沿いの光景…ってウソ。そこは城東区、楠根川跡沿いにありました。
大きな木、木造家屋、琺瑯看板…青シートが少し痛々しく今日的ではありますが、本当にこういう感じ、見かけなくなったもんです。そんな景色が大阪市内に現存していたとは。まだまだ知らん大阪、いっぱいありますわ。
追記:ナムダーさん、たのけのあむらさんのお二人から異口同音「この建物、片町線の車窓から見えるのでは?」とのコメントを頂き、ちょっと気になりまして、今日、再度この地にて検証しましたところ、お二人の言われる通り、片町線の電車から見える位置にこの建物があることが解りました(写真は片町線のガード下から撮ったもの)。再度この地を訪れまして「…やっぱり、ええわぁ」を再認識。ずっとこのままであってほしいですね。
(2009年12月2日 記)
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コメント
私も都合上、ここへ定期的に行きます。この並びはなかなかいい感じで。
でも私、本当に子供の頃、電車からこの辺りを見ていたのだと思います。
当時は普通に眺めていた「国鉄沿いの風景」です。
投稿: ナムダー | 2009年11月30日 (月) 22時39分
私もね、この建物の琺瑯看板見た時に「これは…電車の乗客に向けてのもんやろ」と思ったんですが、どうなんでしょ、片町線の車窓から見えるかなぁ、見えへんかなぁの境くらいの微妙なところに位置してますよね。いや、昔は見えたのかもって感じもしますね。
“楠根川跡”も同日、例によって「たまたま」見つけたのですが、時間切れで探索できず…。やっぱり“元・河川”は、独特な風情が今も残っているもんですね。
コメントおおきにですナムダーさん。
投稿: 山本龍造 | 2009年11月30日 (月) 23時01分
はじめまして「たのけのあむら」と申します。
以前から楽しくまた懐かしく読ませて頂いていて、今回初めてコメントさせていただきます。
この建物は確か片町線から見えている(見えていた?)んじゃないかと思うのですが、今度電車に乗ったらしっかり見ておきます。
この建物のあたりと片町線線路との間は、以前は畑になっていたと思います。畑の真ん中には井戸と「はねつるべ」があって、その水をまいている光景をよく電車から見ました。
今はマンションが建ったりして、この辺りの光景もすっかり変わってしまいましたね。片町線の旧型の国電が時々車輪を軋ませてこのカーブを曲がっていたことを思い出しました。
またコメントさせてくださいね。
投稿: たのけのあむら | 2009年12月 2日 (水) 11時11分
たのけのあむら さま ようこそお越しくださいました&コメント有り難うございます。
書き込み頂いた内容を元に本日検証に行ってみましたところ「おっしゃるとおり」でした(詳細は“追記”に目を通して頂ければ幸いです)。
畑やつるべがあったなんて…ちょっとびっくりです。まぁ、あっても不思議ではない気もしましたが。
私は片町線には縁がなくて、10回未満しか乗ったことがないのですが、ま、一度車窓からあの物件を見てみたいなぁと今、思っています。きっとえぇ感じなんでしょうね。
こんな“アホげな”ブログですが、これからもお付き合い頂ければ幸いです。今後とも色々思い、感じることなどありましたら、次々書き込み頂きます様、よろしくお願い致します。
たのけのあむらさまのブログにも遊びに行かせてもらいますね。
おおきにでした。今後ともよろしゅうです。
投稿: 山本龍造 | 2009年12月 2日 (水) 22時08分
昔はマンションがなかったので多分、見えてたんでしょうね。
徳庵から電車に乗って、城東運河を渡り、楠根川橋梁の手前で見えてたんでしょう。
そのあとは例の「タカラ」の看板です。
投稿: ナムダー | 2009年12月 2日 (水) 23時07分
今日検証した感じでは「今でも一瞬見えるな」って感じに思いました。ま、例の“タカラ”の目立ち度を100としたら、0.05くらいでしょうかね。
てなわけで、やっぱり“国鉄沿線の光景”やったんですね。
いつもコメントおおきにですナムダーさん。
投稿: 山本龍造 | 2009年12月 2日 (水) 23時30分
昨日娘と一緒に、こちらの木造家屋と看板を見て参りました!
初めて訪れた場所なので迷ったりもしましたが、
なんとか辿り着いた時はホッとしました。
懐かしい風景を見ることが出来て、とても嬉しかったです。
投稿: サルナ | 2009年12月 7日 (月) 16時07分
サルナさまこんにちは。
何てなんて?え?行きはった?あの家屋見に…なんと粋狂な…すいません。
いや、嬉しいですわ。「わずかな情報をたよりにその場所を探す」…大変かと思いますがある種の「宝探し」的楽しさがありそう。そういう楽しみを奪うのもなんですから、これからも地図載せたりせんと適度に不親切な内容にしておきますね…とか何とか。
で、おいくつの方か知りませんが、巻き込まれた“娘さん”の反応も気になるところです。ああいう風景って、世代を超えて“ほっこりする”と思うんですが…違いますかねぇ。
いつもコメント有り難うございます。おおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2009年12月 7日 (月) 18時32分
今回の探索は私の様な“川跡”好きには堪りません(笑)。
深江橋から『千間川』緑陰道を西へ、澱んだ平野川沿いで“二次元化した観音竹”を拝み、第二寝屋川を越えると何やら北東に河川跡の様に蛇行した道がありました。
此れが天王田楠根公園に繋がってるんです。
で、JRガード手前に“昔ながらの光景”が健在(?)、なんだかホッとする自分(汗)。
『楠根川』跡緑道を北上すると寝屋川の新喜多大橋、渉ると『鯰江川』跡、西へ歩くと京橋駅です。
緑道にはモクレン、コブシが咲いていて桜ももう間もなくです…
投稿: 難波のやっちゃん | 2013年3月20日 (水) 20時05分
●難波のやっちゃんさま
「これはきっと二次元観音竹を見に行ってはるで」と思てましたら、やっぱり行ってはりましたね。速歩でのリハビリの必要性も解りますが、花粉と中国発あやしい粉塵がやっちゃんさんに悪させんかと心配になります。
しかしうまいこと河川跡をはしごしはりましたね。運河跡も行きはりましたか?
河川跡ってなんか独特で何十年経ってもやっぱりそこだけ雰囲気が違っていておもしろいですよね。私も好きです。
「桜で花見」としたいところですが、今年は花粉症キツすぎで…ひっそりとしとこかなと思てます。
小旅のご報告、有り難うございました。
投稿: 山本龍造 | 2013年3月21日 (木) 10時47分