6月1日に思う。 2009
昨年の今日も思った事やけど、やっぱりデジタル技術を軸としたカメラの進化は素晴らしいもんがある。何でも撮れる、ほぼ。しかも三脚も使わずに高品質なものがサッと撮れる。のに…何を撮ったら、何をテーマに撮ってどうまとめたらええんかというそこの根本の部分が…見えてこん様になってしもた。
技術的な可能性が広がれば広がるほど表現者である自分は制作の方向性を見失うってのはどういうことや。「自由に生きろ」と言われたら困惑してしまう様なもんで、表現者としていかがなものでしょうかねぇ。ま、そんな時はとにかく撮ることしかない様に思いますが今までの経験則では。けどね、もっと思考思想に裏付けされた作品を作っていかんとね。ここ半年ほど「あ、もう全然時代とシンクロしてへんなぁ」と思う事多くて。6月1日、今日は“写真の日”。
(於:福井県敦賀市)
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