桂春團治落語会・三日目へ
“通”ではないんですけど、ちょっとだけ落語好きで、特に桂春團治さんと笑福亭松喬さん(昔は桂吉朝さんも)が“ええなぁ”と思っているのもあって、襲名50周年記念『桂春團治落語会』の三日目を聴きに、ワッハ上方へ言ってきました。
全部で六席ありましたが…後半三席が面白かった。中トリざこばさんは「子は鎹」、勢いのある芸風で客席の心をつかんだかと思えばそのテンションで人情味たっぷりに登場人物を生き生きと演じ「さすが売れているひとはちゃうなぁ」な印象でした。
中入りの後松喬さん「お文さん」で登場、まくらで沸かす事もなく、けどどんどんどんどん引き込む芸風というか「じっくり聴こう」という気分にさせたあと臨場感ある話の展開に。登場人物の持つ風情が見事に色分けされていて立体的というか「さすがは松喬さん!」って感じ。ここ何回か行ってなかったけれど「やっぱりこの人の独演会は絶対行こ」と思いました。今まさに旬の噺家さんではないでしょうか。
そして大トリ春團治さん登場。「三代目っ!」のかけ声もかかってひときは大きな拍手。そして挨拶へ。「ちょっと声量が…」という感じだったのですが、いざ「代書屋」が始まるといつもの、あの代書屋に。アホはアホのまま。かしこは平静を保ちつつ徐々にいらつく…たった二人の登場人物の時間の経過がうまく演じてはりました…って当たり前ですかね。心身共に“ええ男”って風情の春團治さん、これからももっともっとその艶やかさに磨きをかけて我々を楽しませてくれはることでしょう。またの機会を楽しみにしとこ。
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