生駒山麓散歩withラジオで十代の日々を想う
土日休日専用の近鉄回数カードが期限内に使い切れんことを思い出し、散歩にでもと奈良線内290円区間再遠の駅“額田”へ行き、下車しました。山沿いを南へラジオ聴きながらの散歩。滅多に聴かないFMでもこれだけはついつい聴く山下達郎の番組(山下達郎サンデーソングブック)の恒例、大滝詠一との新春放談の内容(=趣味のええご隠居の爺さん同士の会話って感じ)が、こののどかな山麓の散歩にぴったりで…って、ある程度解っていただけますかね。正月気分も相まって、ほんまにゆったりとした気分になりました。番組も終わり、AMにしたところ、何故か“真夏の歌特集”。で、その中で早見優の“夏色のナンシー”が流れ「…う〜ん、青春っ」とちょっと甘酸い気分に。「そやそや、コカコーラのCMにもなってたなぁ」とか、山麓にある高校へ行ってたというのもあって、空気感までその当時と同じような気分に浸ってますと、何曲かあと、榊原郁恵の“夏のお嬢さん”がかかりました。で、何ともさむ〜く気恥ずかしい感覚が…。何なんでしょうかね、この差。この2曲、ヒットしたのが1983年と1978年ということですから5年の差があるわけで、その頃の時代の空気が違うというのもあろうかと思いますが、きっと、聴く側である私の問題が大きい要素やないかと思いました。早見“夏色のー”は、大学生の頃、榊原“夏のー”は中学生の頃…この年齢の差が大きいと。何かね、あの多感な中学生時分の自分って、受け入れがたいんです。自意識過剰でションベンくさくて…あぁ寒って感じ。中年になっては、青春?はひとつの時期を指すと思っていましたけど、10代の前半と後半では大変な差があったことを改めて実感させられました。
…ラジオを聴きながらさわやかになったり♪寒ぅなったり歩いてますと夕日に照らされたアルミのコンテナがありました。ちょっと斜めになっててアンバランス。「そうそう、こういう別にどぉってことないモンを写真撮っては焼いてさも何かありそげに仕上げて…甘かったなぁ」と、これまた“青春”な気分に。これ は比較的受け入れることができました。やはり10代後半の思い出やからでしょう。当時の気分に近い画像処理を施してみました。こんな写真をつくることにめっちゃ時間を費やしていたのに今や数分でちょいちょい…いろいろ、変わりました。
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